ドイツのメーカーが作っている「フリップボックス」なるこのクーラーボックス。「発泡スチロールじゃすぐ壊れちゃうじゃん!」──と思うでしょ!? たしかに見た目は発砲スチロールと酷似しているが、じつはコレ、発泡ポリプロピレンなんです。では、どう違うのか!?
原材料が違うのは、名前からもわかるだろう。問題は機能的な違い。ともに断熱材や断熱容器として使われるが、発砲ポリプロピレンのほうが耐熱性に優れている。コンビニ弁当など、電子レンジで温められる食品容器は発砲ポリプロピレン製。さらに、フリップボックスの発砲ポリプロピレンは、十分な厚みもあるので圧倒的に割れにくいのだ。
というわけで、このフリップボックスはタダモノではない発泡素材クーラーボックスといえるのです。