初めはキッチンまわりのお掃除用に使える、と思っていましたが、これがなんとキャンプギアのお手入れに最適だったのです!
今回は、キャンプ好きの方にぜひ知っていただきたい「和歌山生まれの手袋たわし」の魅力をご紹介します。
職人のこだわりがつまった「和歌山生まれの手袋たわし」
和歌山生まれの手袋たわしは、キッチンやお掃除グッズなどを開発する家庭用品メーカー「サンベルム」から登場したお掃除アイテムです。商品名の通り、サンベルムは和歌山県にある企業です。
手袋たわしは一見、普通の軍手のようにも見えますが、よく見ると親指と人差し指以外はまとめて指が入るミトン型になっています。個性的なシルエットです。
この手袋たわしは手袋職人が考えたアイテムで、「異形断面繊維」という素材が使用されており、繊維の断面が三角形になっています。そのため、水だけでしっかり汚れが落ちる仕組みとなっているのです。
左右どちらの手でも使えるので、利き手を気にせず使用可能。
手のひらでシンクなどの広い面を洗うことができ、指先は細かい角や狭い部分をきれいにすることができます。
価格は公式サイトで、税込440円。低価格で入手しやすいのも魅力です。
手袋たわしの使い心地
実際に手袋たわしをはめてみると、一般的な軍手よりも薄くて柔らかい感触です。
ミトン型になっているものの、指をしっかり動かすことはできます。
力加減がしやすく汚れも落としやすいです。素手でお掃除をしている感覚に近いものがあります。
また、水に濡らしても着脱しやすいので、ノンストレスでお掃除ができるのもポイント。
ただし素手で装着すると手も濡れてしまったり、洗剤がつくことになったりするので、手荒れなどが気になる方はゴム手袋の上からはめると手が保護できていいでしょう。
手袋たわしはアウトドアでも大活躍
そんな手袋たわしですが、アウトドアで大活躍するシーンをご紹介します。
焚き火台のお手入れ
焚き火台を洗うことは滅多にありませんが、せっかくなのでキャンプついでに洗ってみることに。
焚き火台を水に濡らして手袋たわしで軽くこするだけで、どす黒い汚れがどんどん落ちていきます。
たわしのようにガシガシ音はしないものの、焦げ部分以外はしっかり落とせました。
汚してなんぼの焚き火台をピカピカにするには時間はかかりそうですが、ある程度の汚れを落とす程度であればこの手袋たわしで十分です。
ペグ掃除
撤収時に抜いたペグをきれいにするのには、乾いた状態の手袋たわしが大活躍です。
筆者は普段、ウェットティッシュでペグの土を拭き取っていましたが、手袋たわしでも簡単にサッと拭き取れます!
手袋たわしを使うことでゴミも出ないので、エコにも繋がるのではないでしょうか。
手袋たわしでペグの掃除をしてからというもの、撤収時にすぐ使えるようペグケースに手袋たわしを入れるようになりました。
チェアやテーブルの土汚れ取り
ペグ掃除と同じく、アウトドアチェアやテーブルの脚についた土も手袋たわしでサッと落とせます。
手袋たわしをはめながら片付けをすると、流れ作業で土も落とせるので作業効率もアップします。
手袋たわしを使ったあとは干しておける
手袋たわしを使ったあとは、洗って干しておきます。
手袋たわしにはフックにかける紐もついているので、キャンプ中もかけて干しておけます。
気になる耐久性ですが、焚き火台をガシガシこすってお掃除をしてもほつれることはなく、今のところ特に問題はないため長く使えそうです。
手袋たわしはエコで効率的なお掃除アイテムだった!
手袋たわしはお家でのお掃除はもちろん、キャンプでもあらゆるものを素早くきれいにしてくれます。
ご紹介した使用方法の他だと、炭で黒くなった鍋の底面も、重曹をつけたあと水と手袋たわしでこすって汚れを落としたりもできます。
便利なだけでなく、繰り返し使えてエコにもつながる手袋たわし。大切なもののお手入れに活用してみてはいかがでしょうか。
サンベルム株式会社|和歌山生まれの手袋たわし
サイズ:約12×1.5×21cm
材質:ポリエステル、ポリウレタン(ゴム)