牛革ならではの上質感。ナイロンなみの薄さと軽さ
2つ折りにして、わずか8mm
財布といえば、大きなヒップポケットにしまうものと考えていないだろうか。この財布は、2つ折りにしたときの最薄部が8mmと極薄にできていて、名刺入れ感覚で胸ポケットにしまうことができる。決済のキャッシュレス化、カードレス化が進んでいる今、カードや小銭、紙幣をしまう量は昔より減ってきているのでは? この春、さっそく買い替えてみてはいかがだろうか。
牛革製なのになぜこんなに薄いかというと、極限まで薄く漉(す)いているから。オイルレザーなので表面はしっとりとなめらかで、上質感がただよう。アースカラーがどのように深みを増していくか、経年変化も楽しみだ。
隠しポケットのおかげで、カードを出さずにタッチできる
しばらく使ってみた感想はというと、まずは札入れにあるカードポケットが役に立った。ここにSUICAを入れたのだが、SUICAを取り出すことなく、財布ごと自動改札やレジの端末にタッチすれば、しっかり反応してくれる。財布が薄くて小さいからタッチもしやすい。
浅い札入れに領収書をしまいやすい
次に役立ったのが2層の札入れ。奥の深いほうに紙幣を入れて紙幣を隠し、手前の浅いほうに領収書を入れていく(インボイス制度や軽減税率のおかげで領収書の重要性は失われていない)。紙幣はしまうより出すほうが多いが、領収書はしまうほうが多い。手前の層は浅くてしまいやすいから領収書にうってつけだ。
カードポケットについては、長方形の窓によって親指で押し出すことができて使いやすい。片側に5枚で、合計10枚のカードが収まるように設計されているが、前述のとおりこれからカードは減っていく。この財布はますます薄くなり、使い心地はよくなっていくだろう。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。
胸ポケットに入るミニマムな財布BE-PAL バージョン/BE-PAL×スィンリー 11,300円(税込み)