今回、コンビニエンスストア「ファミマ!!麻布台ヒルズ店」にウォーターステーションが設置されたことについて、取材しました。
RE-CONVENIENCEというSDGsを意識した新たなコンビニエンスストアファミリーマートが2023年11月24日(金)にオープンした麻布台ヒルズの森JPタワー内タワープラザ4階に出店した新たなコンビニエンスストア「ファミマ!!麻布台ヒルズ店」は、SDGsを軸としています。
こちらの店舗では、REGENERATION(リジェネレーション:再生)、RETHINK(リシンク:再考)、REUSE(リユース:再利用)をメッセージとした「RE-CONVENIENCE(リ・コンビニエンス)」目指してオープン。様々な仕掛けが用意されているなかに、「ボナクア(R)ウォーターバー」があります。
今回設置されたウォーターバーでは、冷水に加えて、炭酸水の給水が可能。ただし、炭酸水は店内で販売しているタイガー魔法瓶製の炭酸対応ボトルを購入した人が対象。
こちらで販売されているボトルは、タイガー魔法瓶の真空断熱炭酸ボトルMKB-T型の480mlサイズ。2022年に同社初の真空断熱炭酸ボトルMTA-T型はヒット商品となり、複数の賞を受賞。本製品はそれに続くモデルで、サイズをオフィスや学校などの日常に使いやすいサイズで展開しています。炭酸飲料を冷たいまま持ち歩け、食器洗い機での洗浄/乾燥にも対応。
無料で冷水や炭酸水が補給できることが口コミで広がり、同ビル内のオフィスワーカーによく利用されています。実際に、取材時にも利用者がいました。
今回の導入についてファミリーマートの オペレーション本部 張 レイ吟さんは、導入のきっかけは来店客の健康のニーズに対応した取り組みを実施していきたいという考えからだった。環境に良い活動につながること、そして水を給水することが来店のきっかけになればと考えているそうです。
タイガー魔法瓶では福岡ソフトバンクホークスや北海道日本ハムファイターズなどのスポーツチームと組んで、ゴミを減らすことを目的に、マイボトル持参のスポーツ観戦を推奨するイベントを実施するなど、真空断熱炭酸ボトルを活用したコラボレーションを実施しています。ほかにも音楽フェス「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」での販売など、真空断熱炭酸ボトルを通してゴミ削減に貢献しようと考えています。
「今回はオフィスワーカーの方が主なターゲットですが、ボトルを使っていただくことは環境にやさしく、誰でも簡単にできる環境配慮活動だと思います。そういった利用促進はしていきたいと考えています」(タイガー魔法瓶 ソリューショングループ 広報宣伝チーム 林優紀さん)
ファミリーマートへのウォーターサーバーの設置は、現在こちらの店舗のみですが、今後多くの店舗への導入が進めばうれしいですね。
ファミマ!!麻布台ヒルズ店 住所:東京都港区麻布台1丁目3番1号麻布台ヒルズタワープラザ4階 営業時間 :7:00~23:00
取材・文/北本祐子