捨てるのはもったいないし、持ち帰ると悪くなるかも…と困ってしまったことはありませんか?
そんな時は、フライパンで焼いておせんべいにしちゃいましょう。帰り道の小腹が空いた時にも気軽に食べられますし、美味しすぎてもっとご飯が炊きたくなってしまうかも。
今回は、冷やご飯でできるおせんべいレシピを、子どもと一緒に作ってみた体験談とともに紹介します。
材料と道具
材料と道具は以下です。
<材料>
- 冷やご飯1カップ
- 醤油大さじ1
- 砂糖大さじ1
- ゴマ 適量
- 油(今回は米油使用)適量
<道具>
- ガスコンロ
- フライパン
- ラップ、またはクッキングシート
- フライ返し
油はごま油などにすることにより、風味が出て一段と香ばしくなります。アレンジを楽しんでみましょう。
醤油・砂糖の量は、甘めが好きな子供達にはぴったりの分量だと思います。
しょっぱい系のおつまみとして作る場合は、醤油大さじ1砂糖小さじ1くらいがおすすめです。
作り方の手順
作り方はシンプル。冷やご飯に味付けをし、フライパンで焼いていくだけです。
今回は、醤油ごませんべいのレシピを紹介します。
冷やご飯に味をつける
まずは、シェラカップ1杯分の冷やご飯に醤油大さじ1と砂糖大さじ1、そして白ゴマを加えてよく混ぜます。
残ったご飯が入っている飯盒などの中で行えば、洗い物も減るのでおすすめです。
おせんべいの形作り
サランラップ、またはクッキングシートを敷きます。
自分の作りたいおせんべいの大きさを決めたら、ご飯をのせます。ラップを被せ、手でギュッと押し潰していきます。
ここでしっかり押し潰して、お米とお米をくっつけておくことがポイントです。隙間が空いていると、フライパンでひっくり返す際に、バラバラと崩れてしまいます。
優しくふんわり潰すのではなく、思いっきり押し潰しましょう!
お米を乾かす
形を作ったおせんべいを、乾かします。筆者は冬場は、1時間程度そのまま広げておいてます。
こうすることで水分が蒸発し、おせんべいが作りやすくなります。
フライパンを温める
フライパンを中火で熱し、少量の油をひいて温めます。
ご飯を焼く
中火〜中弱火でご飯(形を作ったおせんべい)を焼いていきます。
約5分間、片面がカリッとするまで焼いていきます。焼きすぎに注意し、焦げないようにします。
厚いおせんべいは火が通りにくいので、作ったおせんべいのサイズによって、焼き時間を調整してくださいね。
両面を焼いたら、風味豊かなごま味の醤油せんべいの完成です!
おせんべいを何度もひっくり返して確認すると、崩れてしまいます。そのため、じっくり焼いて「若干焼きすぎかな?」くらいでひっくり返すのがおすすめです。
ちなみに、焼き時間が短いとソフトなおせんべいになり、ぬれおかき風になります。
焼き時間が短くても、長くても食感の違いで楽しめます。いろいろ試してみてくださいね!
おいしく楽しく作るコツ
おせんべいは、できるだけ薄く作るのがおすすめです。火を入れる時間も少なく済み、短時間で焼き上がります。
小さいサイズをいくつも作るのが面倒な場合は、大きなおせんべいをどーーん!と作っちゃいましょう。パリパリ割って食べるのも楽しい時間ですよ。
焼きすぎて硬くなってしまった場合は、お茶の中に入れて“お茶漬け風”として楽しむこともできます。
今回は冷やご飯を使用しましたが、炊きたてご飯でも作れないことはありません。ただし、炊きたてご飯は水分が多いのでソフトな仕上がりになる上、焼き時間もかかります。短時間で作るには、やはり冷やご飯を使う方がおすすめです。
おせんべいのアレンジ方法
冷やご飯のおせんべいはちょっとしたアレンジで、さまざまな味や風味を楽しむことができます。
のりのおせんべい
醤油や砂糖の代わりにのりを使って、シンプルな塩味の効いたのりせんべいを作ることができます。
塩の風味がご飯の旨みを引き立ててくれます。
胡椒味のおせんべい
醤油や砂糖と一緒に胡椒を使えば、ピリッとした風味のおせんべいを作ることができます。
胡椒の香りが食欲をそそります。醤油ではなく、柚子胡椒を使うのもおすすめです!
チーズ味のおせんべい
お好みのチーズを細かく削って混ぜ込めば、チーズのコクと塩味が加わったおせんべいを作ることができます。
チーズ好きにはたまらない一品です。ベースにケチャップを混ぜるとピザ風に変身!
唐辛子味のおせんべい
お好みの唐辛子や唐辛子の粉を使えば、スパイシーなおせんべいを作ることができます。
辛味がアクセントになり止まらなくなりそうです。
自分好みのオリジナルおせんべいを見つけるのも、楽しくなりそうですね!
残り物でおせんべいを作ってみよう!
キャンプでご飯が余ったら、味付けして焼くだけで楽しめるおせんべい作り。
白ごはんのままだと残りがちだけど、ちょっと一手間かければ、みんなパクパク止まらない!
是非、残りの冷やご飯を使って楽しんでみてくださいね。