
フォックスシリーズの特徴は、カーテンやシートの縫製も含め、全てを自社で一貫生産しているところ。また神社やお寺を建設するときに宮大工が用いる日本の伝統的な大工工法「宮大工工法」を用いて家具類を製造。
ホゾで組み付ける事により、強度を高めることができるといいます。またオプションで用意される「北海道断熱」と呼ばれる寒暖差プラスマイナス50℃にも耐えられる断熱性にこだわっているのもポイントです。
今回はそんなフォックスシリーズに新たに追加された「FIKA(フィーカ)」を紹介しようと思います。このモデルはハイエースのワイドミドルルーフのワゴンGLがベース。セカンド&サードシートを廃して3人がけの二の字シートを採用しているのが特徴で、8名乗車を実現しています。
シリーズに新たに仲間入りした「フィーカ」

運転席・助手席の後方にキッチンを置くことで、後方すべてが居住スペースになり開放感が高いレイアウトが特徴。Fuji Cars「FOCS FIKA」全長×全幅×全高:4840×1880×2100mm/乗車定員:8人/就寝定員:3人
フィーカはレイアウトも特徴的で前方にL字キャビネットを配し、後方の二の字シートはサイドウインドウよりも低い位置にすることで視覚的な圧迫感と見晴らしのよさ、採光性を両立させることに成功。家具類を極力減らし、シート下を収納スペースとすることも功を奏しています。
ワイドミドルルーフベースのキャンピングカーは数多くありますが、それらに比べても開放感が高くゆったりとできる空間になっています。実際、身長179cmの筆者でも視界の広さも相まって、居心地よく車内でくつろげました。中央に動線があることで車内の移動もしやすく、後方の荷物を取るときにもいたってスムーズ。これはフロントキッチンレイアウトによる効果がはっきりと現れています。

横向きの二の字シートを採用。片側に3人ずつ、合計で8人乗車を可能としている。

ベッド展開はシートの背もたれを中央にセットするだけ。サイズは長さ1960×幅1690mmで大人3人就寝が可能。

薄型の飾り板付きLEDライン照明は室内全体を優しく照射し、快適。調光機能もあるので好みの明るさに調整できる。

スライドドアの左側にはシューズラックを装備。手すりも備わり出入りしやすい。

運転席と助手席の間には専用コンソールもオプションで用意。小物を置いたりペットのケージ置きにも使える。キャビネットと同じ高さというのもうれしい。

キッチンキャビネットには外からもベッド側からもアクセスしやすい位置に集中スイッチと調光スイッチを配置。
基本装備に加え手に届きやすい価格がうれしい
装備面はキッチンキャビネットにコンパクトなシンクのほか、45L両開き冷蔵庫を標準装備。上部にすっきりとインストールできるDC12Vクーラーはオプションで用意されているので、必要なら装着しておきたいところ。
ほかの装備については105Ahサブバッテリーや走行充電システムが標準装備で、インバーターはオプション設定でさまざまな出力から選べるようになっています。ほかにも高断熱処理などは最初から施工されていますが、セラミック断熱塗装などの「北海道断熱仕様」はオプションで設定。

運転席後方のキャビネットは上部に照明、天板にはドリンクホルダーを装備。冷蔵庫は45Lの両開き式を内蔵。

車載用のクーラーはオプションで用意。装着しない場合は収納庫になる。

二の字シートの下に収まる別売りのFFヒーター。真夏以外で3シーズンで活躍する人気オプション。

二の字シート下には電装システムが収まる。サブバッテリーの容量は105Ahが標準でインバーターなど含めオプションで拡張可能。
そのぶん、価格は437.8万円からと装備・内容などを考えるとリーズナブルなプライスを実現。大人数でもくつろげるゆとりの空間がほしい。価格はなるべく抑えたい。という人はチェックしてみてはいかがでしょう?
問い合わせ先:フジカーズ
