おしゃれなデザインのモデルも多く、用途や好みにあわせて選ぶことができる。
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水没しても問題なし!【防水ポーチ】
ナイトアイズ
RUN OFF ウォータープルーフ ポーチ
完全防水バッグ「RUN OFFシリーズ」のポーチ。新開発の防水ジッパーを採用しており、気密性が抜群。前面は完全に透明ではなく、表面に等高線のような柄(凹凸)が施されている。TPU独特のペタペタくっつく感じがなく、中身は透けて見える。ポケットに入れたスマートフォンの操作も可能。
ナイトアイズが独自開発したTRU ZIP
話題のナイトアイズの防水バッグ。ナイトアイズ社が独自開発した「TRU ZIP」には、務歯(ムシ)という、ジッパーをかみ合わせる歯やコイルがない。スライダーを引くと、凸型レールが凹型レールに食い込むと同時に吸盤のように密着するから気密性が半端じゃない。
引裂強度は公表されていないが、密封した状態のバッグに体重70kgの人が乗っても問題なし。しかも従来の防水ジッパーに比べてスライダーがスムーズに動くから、開閉も楽だ。
水も埃も寄せ付けない
イングレス・プロテクションといわれる埃や水の侵入に対する保護等級はIP67。「6」は完全な防塵構造、「7」は水面下1mに没しても30分間水が浸入しない防水構造を示す。水も埃も寄せ付けないから、水際や雨の日のアクティビティー、旅装備のパッキングに大活躍してくれること間違いナシ。
ポーチ、ポケット、ウォレットには、カラビナなどを付けられるフッキングホールが付いている。
凹型と凸型のレールをガッチリかみ合わせる新方式。務歯やコイルがないから、引っかかりもなくスムーズに開閉できる。
▼参考記事
気密性が半端じゃない!ナイトアイズの完全防水バッグ
araree(アラリー)
防水クロスパック
高品質でスタイリッシュな製品を開発するモバイルアクセサリーブランド「araree(アラリー)」が手がける防水パック。防水等級は最高のIPX8で、水没させても水が浸入しない。ベルトが付いているため、ボディーバッグとしても使える。
T字のファスナースライダーが嬉しい
止水ファスナーのスライダーがT字型になっている。止水ファスナーは固いものが多いから、これはなかなか助かる仕様だ。
ボディーバッグやバッグインバッグになる防水パック
単なる防水パックではなく、ベルトが付いているのでボディーバッグとして使えるのがありがたい。ベルトは取り外しできないが、かさばらないつくりになっているので、バッグインバッグとしても使いやすい。
▼参考記事
防水等級は最高のIPX8!水没させても問題なしの「濡れない防水パック」
あらゆるシーンで活躍する【防水ウエストバッグ・トートバッグ】
macpac(マックパック)
module(モジュール)
macpacはニュージーランド生まれのアウトドアブランド。オーガニックコットンとポリエステルを混合した素材「アズテックエコ」を採用。タフに扱っても壊れず、シンプルなデザインで飽きがこない。完全防水ではないが高い防水性を備えており、多少の雨では中身が濡れることはない。
●容量:7L
●サイズ:W44×D14×H17(cm)
●重量:0.2kg
●素材:ECO AZTECRCanvas
行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラばかりは出来ず、最近は子供とのキャンプと机に並べたギアを眺めての想像の旅、自宅の改修に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。
私はウエストバッグをずっと愛用している。携帯や財布などのちょっとしたアイテムを持ち運ぶのにコンパクトで使い勝手が良いからだ。
しかし、今まで使ってきたほぼ全てのウエストバッグは、3~4年で素材がボロボロになってしまい、残念な見た目になってしまった。そこで、耐久性のあるウエストバッグを探したところ、私が惚れ込んだのがマックパック「モジュール」だ。
頑丈さのヒミツはオンリーワンの素材「アズテック」
アズテックは摩耗に強いコットンと、腐食に強いポリエステルの糸をおり合わせた生地。2種類の素材の特性を生かすことにより、耐久性を高め、経年劣化が少ない素材に仕上がっている。また、生地を織った後、防水性を高めるワックスに浸すので、繊維の1本1本に防水性がある。
通常のナイロン生地は防水性を高めるために、表面にポリウレタンのコーティングを施している。このコーティングは数年間使うと劣化してしまい、ナイロン生地からボロボロと剥げ落ちてしまう。アズテックにはそもそも表面加工が施されていないため、このような劣化に悩まされることはない。
モジュールの素材はオーガニックコットンとポリエステルを混合した「アズテックエコ」。触った感じはゴワゴワとしていて、ナイロンとは違いマットな質感だ。ジーンズのような素材で、最初は固くても、徐々にしなやかになる。
ちなみに私はモジュールを約4年間使用している。全体的に少しだけ色があせてきた。登山やキャンプにも持ちだして、かなりハードに使っているが、表面に傷や穴はまったくなく、まだまだ何年も使えそうだ。
高い防水性
試しに霧吹きで表面に5回、水を吹きかけた。
モジュールの生地に含まれている天然素材のコットンは、濡れると膨張する性質がある。膨張すると素材がより密になるため、縫い穴からの水の侵入を防いでくれる。
大雨の中で使用した時には全体から水がしみ込んだことがあるが、多少の雨では中身が濡れることはない。ドライパックのように完全防水ではないため、長いあいだ雨にさらす場合は注意が必要だ。
シンプルなデザインでたくさんの小物が収納できる
モジュールの容量は7リットル。ウエストバッグにしては大容量だ。
収納場所は1か所のみ。非常にシンプルなつくりで、小物なら何も気にせずにガンガン放り込むことができる。
ちなみにここで紹介している商品は旧型。現在販売されているものには、内側に小型のメッシュポケットがあり、キーフックがついているため、より便利に使うことができる。
▼参考記事
長年付き合えるタフなウエストバック!Macpacのモジュール
asobito(アソビト)
コンテナトート
手軽なサイズ感でありながら収納力は抜群。丈夫で型崩れしない優れもので、表面にはパラフィン加工が施されており、防水性も◎。キャンプはもちろん日常でも使うことができる。(※公式サイトの在庫はオリーブカラーのみ)
●サイズ:幅35cm×高さ29cm×奥行25cm
●重量:約320g
●素材:綿帆布
経験ゼロスタートの2児の母キャンパー。アウトドアブログ“ブッシュクラフトLIFEWORK”を運営する傍ら、アウトドアインストラクターのアシスタントとしても活動中。アウトドアで人生が変わる!をモットーに子どもと一緒にファミリーキャンプ&ブッシュクラフトキャンプを満喫。焚き火とキャンプ飯、そしてモノづくりが好きで、アウトドアグッズを商品化するのが夢。
こちらは、使用して1年半が経過したasobito(アソビト)の「コンテナトート」。
asobitoは、丈夫な防水帆布で作られたアウトドアギアケースを、多数生み出している人気ブランド。もともと、ダッチオーブンを持ち運ぶために開発されたというストーリーをもつこともあり、商品の丈夫さは、折り紙つきだ。
このトートバッグが一つあるだけで、キャンプやお出かけが楽になる。asobitoのコンテナトートを愛用する筆者が、その使い心地の良さを紹介しよう。
丈夫で型崩れしない
帆布とは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)に100%綿糸を使用し、平織りにされた生地のこと。帆布は、強度が必要なものに多用されており、椅子やテント材、カバンなどに用いられている。実際にコンテナトートを触ってみると、布地が厚く、ハリがあり、丈夫なのが伝わってくる。
コンテナトートは、大雑把にギアを詰め込んでも型崩れしない。加えて、自立してくれるので、使用中にクタッとならず物の出し入れも簡単だ。レザー製品と同様に、長く使うことで帆布の雰囲気が変わってくるので愛着が湧く。
高い防水性
コンテナトートの表面にはパラフィン加工が施されており、防水性が備わっている。多少地面が濡れていても気兼ねなく置ける上、土汚れも手で払えば落ちるところが嬉しいポイントだ。
すっきりとしたデザイン
金具やポケットはないが、逆にその潔さがこのコンテナトートの魅力を際立たせてくれる。シンプルなデザインで、どんな風にでも使えるコンテナトートだ。タグが一つ、アクセントとしてさりげなくついている。
丁寧な裁縫
縫製がキレイでしっかりしている点も、このコンテナトートの魅力のひとつだ。
特にアウトドアで使用するつもりで購入する際には、強度は外せない。丁寧な縫製のおかげもあって、何度使っても強度をしっかりと維持してくれる。また、入り口部分の布地が外側に折り返されているため、ストレスなく物を出し入れでき、非常に便利だ。
こだわりの防水帆布で作られたコンテナトートは、良いものを長く使いたい方におすすめな収納バッグだ。安心の強度と防水性に加え、使い込むことによる印象の変化を楽しむことができる。
▼参考記事
長く使えるアウトドアギアケースを!asobitoのコンテナトートを買ってよかった5つの理由
アウトドアでもタウンでも使える【防水バックパック】
防水バックパックの選び方
バックパックの容量と用途の目安は以下のとおり。
20L:普段使いや日帰りの登山・トレッキング
30L:調理器具を持参する日帰りキャンプや、一泊程度のキャンプ
40L以上:冬場や連泊のキャンプ、バックパッカーなどの長期旅行
また、ポケットの数や大きさもチェックして、自分が使いやすいと思うものを選ぼう。
▼参考記事
ハイキングや通勤通学におすすめのアウトドアリュック9選。魅力や選び方を徹底解説
▼参考記事
雨予報の日の外出に、水濡れを防ぐ!バックパック9選
AQUAPAC(アクアパック)
ウェット&ドライ バックパック(25L)
パック自体も防水だが、内部に小分け収納用防水サックが付属。汚れた衣類やギアを、パック内部で分別収納できるのが大きな特徴だ。正面にはヘルメットを留めておけるタブ、両サイドには大容量のメッシュポケットが付く。
●容量:25L
●重量:740g
▼参考記事
雨予報の日の外出に、水濡れを防ぐ!バックパック9選
SEA TO SUMMIT(シー トゥ サミット)
スプリント ドライパック
本体はTPU(熱可塑性ポリウレタン)ラミネートした薄手ナイロンで、ボトムを耐摩耗性に優れた厚手ナイロンで補強。縫い目にはすべてシームシール処理が施され防水性はバッチリだ。荷物の外付けが容易なバンジーコード付き。(※公式サイトの在庫はブルーカラーのみ)
●容量:20L
●重量:360g
▼参考記事
雨予報の日の外出に、水濡れを防ぐ!バックパック9選
Sealline(シールライン)
スカイレイクドライデイパック
荷物の小分け用ドライバッグレベルの小容量だが、しっかりとしたショルダーハーネス付き。本体に目一杯荷物が詰めてあってもモノの出し入れが楽にできる、ストレッチメッシュ製のフロントポケットが便利。
●容量:18L
●サイズ:W25×D15×H53cm
●重量:380g
▼参考記事
雨予報の日の外出に、水濡れを防ぐ!バックパック9選
ORTLIEB(オルトリーブ)
ヴェロシティPS 23L
独自開発した軽い防水生地を採用することで、同じ容量の従来モデルより90gも軽量化。シンプルなデザインに加え、内部にはラップトップが収納できる着脱式パッドポケットが付き、オン・オフともに活躍してくれる。
●容量:23L
●サイズ:W30×D16×H50cm
●重量:790g
▼参考記事
雨予報の日の外出に、水濡れを防ぐ!バックパック9選
mont-bell(モンベル)
ドライサイクルパック 20
本体内部に明るい色の生地が使われ、内部がとても見やすく、PCスリーブのほか、左右には折りたたみ傘やボトル収納に便利な縦長ポケット、正面側にはジッパーポケットが付いている。正面にはヘルメットやライトを装着可。
●容量:20L
●サイズ:W31×D15×H45cm
●重量:640g
▼参考記事
雨予報の日の外出に、水濡れを防ぐ!バックパック9選
mont-bell(モンベル)
ストームパック 20
独自の新素材「バリスティックタフコート」を採用した、軽くて防水性に優れたシンプルなバックパック。日帰りトレッキングにちょうどいい20Lと30Lの2タイプがあり、幅広いアウトドアシーンにも活用できそう。
独自の新素材「バリスティックタフコート」を採用
ストームパック最大の特徴は、耐水性と耐摩耗性に優れたモンベル独自の新素材「バリスティックタフコート」を採用していること。
さらにすべての縫い目にはシームテープ加工を施し、本体開口部は気密性に優れたロ―ルアップ式となっている。縫製箇所を極限まで減らしたシンプルな構造なので、優れた防水性を確保することができるのだ。
取り外しができるトップリッドが搭載されており、単体でショルダーポーチとしても使用することも可能。さらに本体の背面には取り外し可能なパッドが内蔵されており、パッドを取り外せばコンパクトにまとまりサブバッグとして使用できるなど、臨機応援に活用できる工夫が豊富なのもうれしい。
▼参考記事
モンベル発!軽くて丈夫な防水性に優れたバックパック「ストームパック」登場
Sealline(シールライン)
バウンダリードライパック 35L
シンプル構造の完全防水バッグの決定版。バックパックタイプで重いものを入れても楽々運べる。水に強いビニールコート素材を採用し、防水性と耐久性を両立している。写真は35Lモデルで、そのほかに65Lと115Lもあり。
ショルダー部はクッション性が高く、肩に負荷がかかりにくい。こことウエストベルトは取り外せる。
▼参考記事
水辺キャンプにあると便利なイチオシアイテム13選
THULE(スーリー)
Thule Paramount Backpack 24L
ハイブリッドワークで作業場を移動したり、天気に応じて自転車や電車で通勤するなど、アクティブでフレキシブルな働き方をする現代人のシティライフに最適なシリーズ。細やかな整理収納でアクセス性の高い設計、PFCフリーの撥水加工など、より都市型スタイルで、サステナブルになった。1日の荷物が余裕で入る24Lモデル。
●サイズ:約32×19×56cm
●容量:約24L
●重量:約1.0kg
●素材:BluesignR認証420Dナイロン
▼参考記事
スウェーデンの老舗ブランドTHULEからトートバッグが登場!アウトドアでも日常でもスマートに使えるぞ
楽々収納で旅行にも◎【防水ダッフルバッグ】
TATONKA(タトンカ)
バレル M
大きく開くU字型開口部の裏にはメッシュポケット、内側3面にもポケットが装備され、小物収納もお手のもの。形違いの荷物も楽々収納。収納式パッド付きショルダーハーネスが標準装備。ほかに、容量25、45、85、110Lタイプもある。
●容量:65L
●サイズ:W61×D38×H38cm
●重量:1,500g
▼参考記事
冒険旅のお供に!水濡れから守る、ドライバッグ&ダッフルバッグ8選
アクティビティのお供に!【防水ドライバッグ】
カナダ、ユーコン準州ホワイトホース在住。2008年にユーコン川下りで訪れて以来、ユーコン準州に通い始める。2011年に移住後も、ユーコンに生きる野生動物や人々の生活を引き続き撮影中。ユーコンから色々なトピックをお届けします!WEBサイト:www.aplーas.com
大事な荷物が水で濡れるのを守ってくれるドライバッグ。防水素材でできたバッグの口がロールトップになっていて、3~4回クルクルと折って、口の両脇のバックルを留める、という構造のものが一般的に多い。
さまざまなウォーターアクティビティをはじめ、カヌーやカヤックでのツーリングにも使える、大小3つのドライバッグを紹介する。
Sealline(シールライン)
ブロッカードライサック
薄手で軽量なこのドライバッグにはマチがつけられているので、かさばりやすい衣類などをまとめるのに便利。そして大型ドライバッグに収納することで、さらに防水効果が高められる。ウォータースポーツに限らずハイキングなど、急な雨で濡らしたくない荷物を守るのに、バッグに一枚入れておくのもおすすめ。5L、10L、15L、20Lモデルがある。
mont-bell(モンベル)
プロテクション アクアペル
薄手で軽量なドライバッグ「アクアペル」の内側にクッション(写真右側)が付いているのがこのモデル。カメラ、携帯電話、充電器など水だけでなく、衝撃に弱いアイテムを収納するのにとても便利。サイズも3Lのほか、1L、2Lがある。
Sealline(シールライン)
バハドライバッグ
ビニールコーティングされたポリエステル生地製なので、丈夫で使い勝手が良いのが特徴。ツーリング用カヤックにはデッキがあるので、カヌーとは荷物の積み込み方が違ってくる。カヤックの船体に荷物を収納する際には、コックピットやハッチなどから出し入れするので、それぞれの大きさにあわせて荷物を小分けにする必要がある。そのため6種類のサイズバリエーションが用意されているのはうれしい。
▼参考記事
大事な道具を水から守る!アウトドアで使えるドライバッグ4選
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
スーパーライト ドライバッグ 13L
ボトムが四角いので、丸底タイプに比べてメインバッグ内での収納性が良く使い勝手は抜群だ。荷物を小さく圧縮できるエア抜きバルブ付き。正面下部のバルブを開くことで、バッグ内の余分な空気を排出することができ、多い荷物もコンパクトにまとめられる。
●容量:13L
●サイズ:W22×D14×H51cm
●重量:110g
▼参考記事
冒険旅のお供に!水濡れから守る、ドライバッグ&ダッフルバッグ8選
SEATTLE SPORTS(シアトルスポーツ)
クリアードライバッグ
「タオルどこに入れたっけ?」ということがなく、必要なモノを迷うことなく即座に見つけられる、意外と便利なクリアタイプ。ビーチや川での水辺遊びから、カヌー、カヤックでのツーリング用として最適だ。
●容量:5L(XS)、10L(S)、21L(M)
●サイズ:直径15.2×H25.4cm(XS)、直径19×H38cm(S)、直径24×H45.7cm(M)
●重量:198g(XS)、255g(S)、482g(M)