しかし、お花見キャンプを盛り上げるためには、料理の彩りも重要です。
そこで今回は、お花見キャンプ飯を春らしい彩りに仕上げるポイントと、簡単レシピを2つご紹介。
どちらも切って盛り付けるだけで可愛らしく仕上がるので、お子様と一緒にワイワイ作るのもおすすめですよ。
お花見キャンプ飯を春らしい彩りに仕上げるためのポイント
せっかくキレイな桜を眺めるなら、キャンプ飯も春らしい彩りに仕上げたいところ。
しかし、実際に作ってみると「なんか違うなぁ……」と感じてしまったことはありませんか?
そんな方にまず取り入れてほしいのが、ピンク系の食材。
桜に近い色合いの食材をメインカラーに据えれば、料理がグッと鮮やかになります。
色は完全にピンクでなくてもオーケーで、例としては写真のマグロやサーモン、同じ魚介類ならえびやいくらなど。
また、キャンプ飯食材としても人気のベーコンや生ハムなどもおすすめです。
さらに、サブカラーとして緑色や黄色を取り入れれば、料理はより彩り豊かに。
緑色も濃い緑色よりは、新芽や若葉をイメージさせるような、やさしい黄緑色がおすすめ。
濃い色は大葉や刻みのりなどのトッピングとして添えると、料理の見た目も引き締まってまとまりが出ます。
それでは、次の項目からは紹介したポイントを押さえつつ、実際にお花見キャンプ飯を作ってみます!
春の彩りちらし寿司のレシピ
材料(2人分)
- 温かいご飯 350g
- すし酢 適量
- サーモン(刺身用) 50g
- まぐろ(刺身用) 50g
- 冷凍枝豆(解凍しておく) 30g
- 大葉 2枚
- 錦糸卵 30g
- 白いりごま 適量
1品目にご紹介するのはちらし寿司。メイン具材にはサーモンとまぐろを使用して華やかに。
さらに、便利な冷凍枝豆で鮮やかな黄緑色の彩りをプラスします。
春の彩りちらし寿司の作り方
まずは、大葉の軸を切り落とし、くるくる丸めて重ねて千切りにしましょう。
大葉は見た目を引き締めてくれるだけでなく抗菌効果もあるので、生魚とあわせるのにピッタリの薬味です。
続いて、冷凍枝豆はサヤから取り出しましょう。
ゴミを減らしたいという方は、サヤごと食べられるスナップえんどうや、いんげんを利用するのもおすすめです。
サーモンとまぐろは1cm角に切りましょう。
生魚が食べられないという方やコストを抑えたいという方は、カニカマや鮭フレークに置き換えてお作りください。
ボウルなどにごはんを入れ、すし酢を回しかけてざっくり混ぜましょう。
ちなみに、今回使用しているすし酢は米酢に砂糖と塩を混ぜたもの。
すし酢も自分で作れば酸っぱいさや甘さの調節も思いのままです。
あとは、順番に盛り付けていくだけ。お皿にまんべんなくごはんを広げたら……
さらに、錦糸卵を広げましょう。
なお、錦糸卵は溶き卵に水溶き片栗粉を混ぜて薄く焼いて千切りにしたものを使用。
水溶き片栗粉を混ぜておくと生地がしっかりして、切っても崩れにくくなります。
こちらは自宅で作っておけば楽ですし、スーパーで販売されているものを利用してもオーケーです。
錦糸卵の上にマグロとサーモンを乗せましょう。
ランダムに配置することで色の濃淡が出て、より色彩豊かに仕上がります。
具材の周りに枝豆をパラパラとちらしましょう。
仕上げに千切りにした大葉を乗せ、白いりごまをちらして完成!
大葉のおかげでただ鮮やかなだけでなく、見た目にもまとまりが出ました。
口いっぱいに頬張ってみると、サーモンとマグロのとろけるような食感に、酢飯のさっぱりとした酸味がよく絡みます。
錦糸卵はふわふわ、枝豆はプチッと弾けるような食感で、彩りだけでなく食べごたえも春らしいちらし寿司に仕上がりました。
春の彩りピンチョスのレシピ
材料(8個分)
- 生ハム 8枚
- アボカド 1/2個(約50g)
- レモン汁 適量
- ベビーチーズ 4個
- 粗挽き黒こしょう 少々
- オリーブオイル 適量
2品目は、おつまみにもおすすめのピンチョス。
こちらも切ってつまようじに刺すだけ、アレンジもしやすい簡単レシピです。
簡単ピンチョスの作り方
まずは、アボカドの皮をむいて8等分に切り、変色を防ぐためにレモン汁をまぶしておきましょう。
続いて、土台として使用するベビーチーズを半分に切ります。
生ハムはまな板に広げたら……
縦半分に折りましょう。
さらに、横からクルクルと巻いて形を整えます。
あとは生ハム、アボカド、ベビーチーズの順番につまようじに刺し……
ブラックオリーブをつまようじに引っ掛けるようにして盛り付けます。
カッティングボードなどに並べたら、粗挽き黒こしょうをちらし、オリーブオイルをかけて完成!
ちなみに、オリーブオイルはブラックオリーブの穴にめがけて垂らすと、具材全体にまんべんなく行き渡ります。
食べてみると、生ハムの程よい塩気と、アボカドとチーズのまろやかな風味の相性バツグン。
さらに、ブラックオリーブの香ばしい香りがアクセントになって、食べる手の止まらない一品に。
色合いも生ハムのピンク色にアボカドの黄緑色、チーズの黄色で春らしい彩り。
仕上げのブラックオリーブの黒色のおかげで、見た目にもまとまりのあるピンチョスに仕上がりました。
春らしい彩りの料理でお花見キャンプを盛り上げよう!
いくつかのポイントを押さえることで、キャンプ飯も春らしい彩りに仕上げることができます。
食卓が鮮やかなら、お花見キャンプもより一層盛り上がること間違いありません。
ぜひ紹介したレシピを参考に、満開の桜を楽しんでください!