自然の恵みを存分に味わいながら、食の大切さや面白さを感じられるスポットとしてそのオープンに注目が集まっている。
食の新たな可能性を追求する拠点に
「Restaurant SAI 燊」は、「奥・山梨料理」をコンセプトにした、富⼠北麓の稀有な自然に育まれた食材を使った新ジャンルのガストロノミーを楽しめる複合型レストランだ。
運営するアミューズは、2021年に山梨県の西湖に本社を移転以来、山梨の様々な地域資産を活用し、地域の生産者、事業者、クリエイターの協力のもとライフカルチャー事業を進めてきた。これまでも、2022年「山の日 Edventure Clubプログラム」「五感で楽しむ富士山麓のレストラン」、2023年「シェフズコラボレーションダイニング第1弾・第2弾」「西湖収穫祭」などの企画を開催してきたが、これまでの取り組みをより高いレベルで中長期的に続けていくための拠点として「Restaurant SAI 燊」の開業が実現した。
料理長には、「ゴ・エ・ミヨ」3 年連続受賞、2023 年度農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」の受賞歴を持つ豊島雅也氏が就任する。フランス料理をベースに、和⾷やイタリアンの技法も積極的にとりいれ、独⾃の遊び⼼と探究⼼で地域の魅⼒を皿に表現する富⼠⼭麓ガストロノミーが話題を呼んでいる人物だ。
敷地内では「食を通して生き抜く力を学ぶ」ための様々な取り組みも楽しめる予定。栽培、養蜂、狩猟、発酵などが実践できる設備を設け、食の新たな可能性を追求する拠点となることを目指す。
ガストロノミーの舞台となる西湖
レストランが位置する富士五湖のひとつ「⻄湖」は、世界文化遺産に登録される「富⼠⼭〜信仰の対象と芸術の源泉〜」の構成要素のひとつで、多くの芸術作品とゆかりが深い景勝地。
山に囲まれた穏やかな湖面は、1年中標高約900mの水位が保たれ、朝は霧に包まれる幻想的な姿をみせる。⻄湖の南岸をとりまく⻘⽊ヶ原樹海は、誕⽣してから約1200 年という若い森で、溶岩の上のわずかな土に必死に根や苔を張る姿は、世界でも珍しい個性的な景観と⽣命⼒を感じさせる。標⾼差や気温差が激しく、⽔や温泉、土壌といった⽕⼭の恵み豊かな特徴は、⼭梨県を象徴するにふさわしい場所だ。
このような豊かな自然も料理を生み出す力になっているという。
「Restaurant SAI 燊」は現在予約受付中。また、5月には開業に先駆けて東京都内のイベントにも出店する予定とのこと。気になる人はチェックしてみよう!
Restaurant SAI 燊(レストラン サイ)
開業日︓2024 年6 月1 日
住所︓⼭梨県南都留郡富⼠河⼝湖町⻄湖208-1
アクセス︓
⾞の場合 東富⼠五湖道路富⼠吉田IC・中央⾃動⾞道河⼝湖IC より約20 分。駐⾞場あり
電⾞の場合 新宿駅から河⼝湖駅まで約120 分。河⼝湖駅よりタクシー約20 分
⾼速バスの場合 新宿駅から河⼝湖駅まで約105 分。河⼝湖駅よりタクシー約20 分
営業時間︓17:30 ドアオープン/18:00 スタート 完全予約制
定休日︓日・月曜日
座席数︓22 席(個室あり)
URL︓https://restaurant-sai.com/
予約URL︓https://www.tablecheck.com/shops/restaurant-sai/reserve
Instagram︓@restaurant_sai_lake_saiko