キャンプ初心者におすすめ!アメニティードームS
1958年に創業して以来、アウトドアギアをはじめとしたアイテムを展開する人気ブランドのスノーピーク。
高品質で永く使い続けられるスノーピークのテントの中で、入門用モデル(エントリーモデル)としてラインナップされているのが「アメニティドーム」です。
アメニティドームには、サイズが2種類あります。デュオからファミリーでの使用を想定した広さの「アメニティドームM」と、今回ご紹介する、ソロからデュオでの使用を想定した広さの「アメニティドームS」です。
アメニティードームSのおすすめポイントは?
手を出しやすい価格帯
アメニティドームSは高機能なのにも関わらず、手を出しやすい価格で入手できるのがポイントです。
様々なブランドがエントリーモデルのテントを販売しておりますが、その性能には大きな差があります。そのため、エントリーモデルだからと言って何も考えずに購入すると「使ってみたら思ったものと違った」という事態にもなりかねません。
アメニティドームSは高い耐久性と快適性を備えながらも、41,800円という価格(2024年4月時点)で入手可能。高いコストパフォーマンスを誇ります。
持ち運びやすいコンパクトサイズ
アメニティドームSの収納サイズは、58×18×23(h)cm。ソロやデュオキャンプはもちろん、ちいさな子どもひとりを含めたファミリーキャンプにちょうどいいサイズです。
インナーテントだけでなく前室もしっかりと確保されているアメニティドームSをこのサイズに収納できるのは、コンパクト設計である、と言えるでしょう。さらに、重量も5kg程度にまで抑えられているため、持ち運びも1人で問題なくできます。
大型のテントだと積載する車両も大型にしなければならない、ということがありますが、これほどコンパクトなら車両サイズの制約も少なくなるでしょう。
フライシートやベンチレーターで快適な空間に
内部で過ごすインナーテントを風雨から守る「フライシート」。
高い耐水性を持つべきフライシートですが、エントリーモデルのテントだと耐水性と引き換えに内部が蒸れてしまうことも。夏場はテントより外のほうが過ごしやすいというほどだった、という話も珍しくありません。
その点、アメニティドームSのフライシートは大きく開くサイドドアパネルや、通気するためのベンチレーションが備えられており、蒸れ対策は万全。夏から冬まで使える安心のテントなのです。
さらに、インナーテントも必要に応じて開閉可能なメッシュ部があります。
雨を防ぎながらも快適な空間を確保してくれ、外の過酷な環境から私たちを守ってくれます。
高い耐水性
アメニティドームSのフライシートは高い耐水性を持っています。耐水圧は1,800mmミニマム(最低でも1,800mm以上)。これは、雨からインナーテントを守るための十分な耐水性があることを示しています。
さらに、アメニティドームSは生地のどこを計測しても耐水圧が最低1,800mmとなっています。雨で一部分の浸水を許すことなく、全方位を高い耐水性で保護してくれています。これがエントリーモデルだ、ということに驚かされます。
初心者でも簡単に設営可能
「キャンプで、初めてテントの設営をした時のことを忘れる人はいない」。キャンプ好きの間では、笑い話まじりによくそんな会話が交わされますが、初心者のテント設営には不安や緊張がつきものです。
その要因のひとつは、複数あるフレームを決められた場所に通さなければならず、間違えれば外してやり直さなければならない、というテントの設計によるものでしょう。
アメニティドームSは、この初心者泣かせのテントの仕組みに配慮が施されています。フレームエンドが色分けされており、本体の同色部分に通せば、間違いなくテントを自立させることができるようになっているのです。
筆者は、この点だけででもアメニティドームSを選ぶ価値があると思っています。
リビングスペースなど様々な活用が可能
アメニティドームSは、フライシートを活用することで、リビングスペースを設置することができます。
ソロなら広々と快適に、デュオならちょっとした作業に十分なスペースを作ることができるのです。
開口部を全て閉じてプライベートな作業をしたり、反対に開放してフィールドとの一体感を楽しんだり、などの多彩な使い方が可能なのはアメニティドームSの魅力です。
アメニティードームSの設営方法
アメニティドームSの設営は、非常に簡単。インナーテントを広げてから、指定された場所にフレームを通して自立させます。
インナーテントにフライシートを被せ、ロープとペグでテントと地面を固定したら完了です。
初めてテントを設営する時は時間がかかる場合もありますが、事前に練習しておけば、初心者でも設営がスムーズに行えますよ!
アメニティードームSで初心者からキャンプを楽しもう!
アメニティドームSはスノーピークが誇る高機能を備えながらも、手頃な価格で入手できるおすすめのエントリーモデルです。
しかし、エントリーモデルといいながらもそのしっかりとした作りは、キャンプの相棒として永く使うことができます。
アメニティドームSで、ぜひ快適なキャンプを始めてみてください。
Snow Peak(スノーピーク)
アメニティードームS
対応人数:3人
収納サイズ:58×18×23(h)cm
重量:5kg
室内高:120cm
フライ・ボトム耐水圧:1,800mmミニマム