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テンティピってどんなブランド?
誰でも簡単に設営できるワンポールテントを開発
「あるとき突然火花が散るように自分の人生でなすべきことのひらめきがあった」という、ちょっと神がかり的なきっかけから、創設者ベンクト・グランはラップランドの小さな村モスコセルに「モスコセルコータン」というブランドを創設した。
ベンクトは北欧先住民サーミ族の住居や北米先住民のティピーを研究し、独自デザインのティピー型テントを開発する。
そのテントは北欧、北米ティピーのどちらとも少し違うことから「ノルディックティピー」と呼ばれた。そして2005年、現在日本でも人気のワンポールテントを開発したのを機にブランド名を「テンティピ」に変更した。
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アメリカのティピーテントと一味違う北欧ティピー「テンティピ」の歴史を知っていますか?
人気ハイエンドモデルがエコ仕様に「サファイア 7 Eco」
Tentipi(テンティピ)
サファイア 7 Eco
サファイアは、30年以上も厚い支持を受けている、テンティピのハイエンドモデル。「7 Eco」には、ヘンプ・オーガニックコットン・リサイクルポリエステルを混紡した生地「Environmex Pro」を新たに採用し、高い耐久性とはっ水性・環境への配慮を実現。サイズは6~8人用で、高さは約2.7mあるためテント内部で立てるほどの大きさ。内部にテーブルやコットを配置し、4人程度でゆったり使うのもおすすめ。居住性を重視する人はフロアシート(別売り)を使用しよう。
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軽装備で初心者にもおすすめ「オニキス CP」
Tentipi(テンティピ)
オニキス 9 CP
テンティピのベーシックモデル。シリーズの中でも装備を軽装化し、初心者でも使いこなしやすいモデルに仕上がっている。素材はコットンとポリエステルの混紡である「Cotpolmex Comfort」を使用し、耐結露や遮光性、耐熱性を確保。トップのベンチレーションを開くことで、内部で焚き火が可能とされている。外見もシンプルで癖がなく、入門モデルとしてもおすすめだ。
●サイズ:幅5.3m×高さ3.1m
●居住面積:15.6平方メートル
●収納サイズ:約28×70cm
●重量:13.3kg
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焚き火ができるテント4選。安全に使うための注意点も必ず押さえておこう
快適性バツグン!薪ストーブも楽しめる「ジルコン CP」
Tentipi(テンティピ)
ジルコン 9 CP
全天候に対応可能なポリコットンの八角錐ティピーテントの9サイズ。オニキスシリーズよりも快適性を重視したライン。トップベンチレーションとボトムベンチレーションとで空気の循環が促される。薪ストーブの煙突を通す用の穴であるチムニーオープニング付き。
●組立サイズ(外寸):530×530×高さ310cm
●収納サイズ:直径28×高さ70cm
●重量:約14.6kg
●収容可能人数:10名
●材質:コットン混紡素材(Cotpolmex C.)
●セット内容:テント本体(生地)、分割可能なアルミポール(サック付き)、ペグ、ストームコード、ペグダウンの位置を決めるテンプレート、コンプレッション機能付き収納バッグ、日本語レファレンスガイド