ORU KAYAKとは?
ORU KAYAK(オルカヤック)は2012年にブランドをスタート、アメリカ国内で行われたクラウドファンディングでは、日本円にして約3億円を集めた、世界中にファンがいるブランド。新発想のプロダクトは、数々のプロダクトアワードも受賞するほどに高い評価を受けている。
ORU KAYAKのメインプロダクトは「折りたたみ式カヤック」。ファルトボートのようにフレームを必要とせず、ボックスの状態から本体を広げ、折り目に沿って折って組み立てるだけであっという間に完成するカヤックだ。
日本の「折り紙」から発想されたもので、ブランド名にもある「Oru(オル)」は「折る」から付けられている。
その特徴は以下の以下の3点に集約できる。
(1) 軽量・コンパクト
フォールディングカヤックながら、最軽量モデルは重さ約7.7kg。カヤックとしては驚きに軽さで、片手で持てるほどで、持ち運びに苦労しない。
折りたたんでコンパクトになるので、ルーフキャリアーなどは必要なく、車の後部座席やトランクなどに気軽に乗せて持っていくことができる。また、飛行機では手荷物として預けられるので、渡航先でカヤックを楽しむこともできる。
(2) 組立て・撤収が簡単
シンプルな構造なので、組み立てや撤収が簡単だ。
ボックスの状態から広げて、折り目に沿って折り、組み立てるだけ。最軽量モデルなら、慣れれば約1分でセットアップが完了できる。
現地に着いてすぐに乗ることができ、楽しんだ後はすぐに撤収なんてことも。
(3)独自素材により軽量さと耐久性を両立
本体にはオルカヤックが約10年をかけて開発・改良を重ねた独自素材「OruPlast」を採用。軽量なのに、岩の上を滑ったり、障害物にぶつかっても耐えるほど高い耐久性と耐摩耗性を兼ね備えている。
その強さは、独自テストにより20000回折り曲げても壊れないことで実証されているとのこと。UV処理もされているので、アウトドア環境下でも安心して長く使用できる。
販売予定のカヤック3アイテムを紹介
今回、UPIで販売される初心者用から中級から上級者用までのカヤック3アイテムを紹介しよう。
LAKE(レイク)
オルカヤックのラインナップの中で最軽量・コンパクトモデル。その重量は約7.7kg。
また、国際的に権威のあるデザインアワード「iF DESING AWARD」で、革新的かつ美しいプロダクトデザインと高い機能性から、2024年のゴールドアワードを受賞している。
レクリエーション用で、初心者向け。波や流れの穏やかな水域での使用が想定されていて、組立時間は約1〜3分とかなり手軽だ。
価格:91,520円(税込)
サイズ:展開時:約274cm × 81cm/ 収納時 : 約107cm × 25cm × 46cm
重量:約7.7kg
最大積載量:約113kg
素材: 5mm厚2重構造特殊ポリプロピレン(OruPlast)
発売日:2024年5月18日(土)
BEACH LT(ビーチ LT)
広いコックピットで乗り降りもしやすく、安定感がありながら、高い推進力を併せ持つモデル。
ラインナップの中でもバランスに優れたビギナーモデルだ。
レクリエーション用で、初心者向け。波や流れの穏やかな水域での使用が想定されていて、
組立時間は約5〜10分と少し時間がかかる。
価格:219,890円(税込)
サイズ:展開時:約368cm × 74cm、収納時 : 約84cm × 31cm × 74cm
重量:約11.3kg
最大積載量:約136kg
素材: 5mm厚2重構造特殊ポリプロピレン(OruPlast)
発売日:2024年5月18日(土)
COAST XT(コースト XT)
ラインナップの中で最長・最速のフラッグシップモデル。
クローズドコックピットで、中級者〜上級者向けのツーリングカヤックだ。
パフォーマンスを重視したもので、中級〜上級者向け。穏やかな波のある水域での使用が想定されていて、組立時間:約10〜15分。
価格:366,300円(税込)
サイズ:展開時:約493cm × 64cm、収納時 : 約84cm × 36cm × 74cm
重量:約14.5kg
最大積載量:約181kg
素材: 5mm厚2重構造特殊ポリプロピレン(OruPlast)
発売日:2024年5月18日(土)
人気のアクティビティのカヤックをもっと楽しもう!
リゾート地などではカヤック体験が人気のよう。もし、気になるようなら、この折りたたみカヤックをチェックしてみよう。保管も楽で、気軽に持ち運びができるので、出番も多くなりそうだ。