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アウトドア用のカートを選ぶポイント
耐荷重
耐荷重は、80~100kg程度のものが多い。耐荷重が大きいほど一度にたくさんの荷物を運ぶことができ、キャンプでの設営・撤収時の移動回数を減らせる。手持ちのギアに対して、十分な耐荷重のものを選ぶと安心だ。
容量
大容量のものほど一度に積める量を増やせるが、その分サイズが大きくなるため、通れる幅が限られる。十分なスペースのない駐車場などでは、不便を感じることも。平坦な道や広い場所だけで使うなら問題ないが、細い道やカーブが多い場所でも使う可能性があるなら、小回りのきくサイズの方がおすすめだ。
タイヤ
高さと幅のある大型のタイヤなら、舗装されていない砂利道や凸凹した道などの悪路でもスムーズに移動できる。小型で華奢なタイヤは、見た目はすっきりしているものの、荷物をたくさん乗せるとうまく動かない場合もあるので注意が必要。
また、タイヤにストッパー機能(タイヤロック)があると、傾斜地など不安定な場所に置く時でも安心だ。
使い勝手
ハンドルも使い勝手を左右する重要なポイント。T字型とリング型(丸型)の2種類があるが、自分が握りやすく、しっかり力を入れやすいものを選ぼう。可動域が広いほど小回りがきき、高さ調節できるものなら、自分の使いやすい高さに合わせられて操作性が上がる。
▼参考記事
キャンプで活躍!おすすめのアウトドアキャリーワゴンと選び方
日常のイベントにも便利な【100L未満】のおすすめカート2選
LOGOS(ロゴス)
ROSY ラゲージキャリー(Grロゴ)
軽さと丈夫さの両方を備えたモデル。本体の重量は約8.5キロと軽量ながら、耐荷重量は100キロなので荷物をたくさんのせられる。タイヤの車輪も大きく安定しているため、引っ張っても重さをあまり感じず疲れない。アウトドア以外でも、スポーツイベントや運動会、日常の荷物運びにも使える使い勝手がよい大きさ。
●サイズ:(約)84×53×55cm
●荷室内寸:(約)74×41×29cm
●総重量:(約)8.5kg
●容量:(約)88L
●収納サイズ:(約)53×18×76cm
●耐荷重目安(静止荷重):(約)100kg
●主素材:フレーム/スチール、生地/ポリエステル(PVCコーティング)、底板/MDF、車輪/PVC
キャンプ・料理・お酒・温泉が大好きな鹿児島在住のアウトドアライター。家族との気軽なアウトドアや、ソロキャンプで一人時間を楽しむことが好き。夢は、車中泊で日本中を周りながら自由気ままに生活すること。
アウトドアでは、目的の場所まで行くとき、長い距離を歩かなければならない場合がある。そんなときに、ROSYラゲージキャリーをおともにすれば、テントやレジャーシート、イスなどたくさんの荷物を一度に楽に運ぶことができる。
ブロックタイヤでデコボコ道でも安定
舗装されていないデコボコ道や、テントまでの道のりが砂利道だったりぬかるんでいたりすることが、アウトドアやキャンプ場内ではよくある。そんな不安定な道でも、ROSYラゲージキャリーはブロックタイヤがついているので、安定して荷物を運ぶことが可能。タイヤのつくりが丈夫で車輪の回転もスムーズだ。
LOGOSの公式サイトにも「滑りやすい地面でもしっかりとらえるひし形のパターンを施しました」と記載がある。使用感としてはその通りで、安定した走りで荷物を運ぶことができる。
自然になじむ緑と黄緑のおしゃれなデザイン
芝生とおなじ色で、緑と黄緑がベースになったデザイン。シートや椅子を並べるとLOGOSマークがおしゃれな空間のアクセントになる。
別売りとなるが、カートオンテーブルを購入すれば、カートをテーブルに早変わりさせることも可能。LOGOSデザインのおしゃれなテーブルでゆっくり過ごすと、気分をリフレッシュできる。
折り畳みができ収納ばっちり
使用しないときは、キャリーの両端を引き寄せて畳むとコンパクトに。女性でも簡単に広げたり、畳んだりすることができる。ハンドルは2段階の調整ができて短くしまえる。また、バックルがついているのでまとまりがよく、家での収納もスペースを取らない。
私は外出するとき、軽自動車(Honda N-BOX)の後ろにROSYラゲージキャリーをのせている。軽自動車のトランクに収まるサイズなので、持ち運びもしやすい。
ROSYシリーズはアウトドア初心者におすすめ
LOGOSのROSYシリーズは落ち着いていて、あきがこないデザインに加えて価格がリーズナブルなのでアウトドア初心者にもおすすめ。ROSYラゲージキャリーは耐久性、頑丈さ、タイヤの安定性などアウトドアに必要な機能が備わっている。
アウトドア初心者の方でどのキャリーカートを購入しようか悩んでいる方は、ROSYシリーズからスタートしてみてはいかがだろうか。
▼参考記事
初心者におすすめなキャリーカート。LOGOS「ROSYラゲージキャリー」で快適アウトドアを
FIELDOOR(フィールドア)
折りたたみキャリーカート(フタ付き)
サイズは44×38×40cmでボックスに近いシルエットで、フタ付きとフタなしの2種類。フタは乗ることはできないが、その上に荷物を載せて持ち運んだり、ローテーブルとして活用できたりと使える幅が広く、あると何かと便利だ。底に収納されているバーを両サイドに取り付けると、強度が増す。
●サイズ:44×38×40cm
●内寸:38×32×34cm
●収納サイズ:44×9×45cm
収納サイズは44×9×45cmで、厚みが10cmを切る。フタはここには収まらないので、別途持ち運ぶ必要があるが、とはいえ厚みはこれよりも薄いので収納の邪魔になることはない。
▼参考記事
仕事やキャンプでも超便利!「折りたたみ式収納ケース&コンテナ」3点
ソロ・デュオやデイキャンプに大活躍!【約100L~】のおすすめカート4選
Coleman(コールマン)
アウトドアワゴン
アウトドアワゴンの草分け的存在。耐荷重は約100kgと丈夫で、大型車輪でたくさんの荷物をスムーズに運べる。両サイドにDリングを配し、付属のフック付きラバーバンドで荷物を固定できる。ズレ落ちを防げるので安心だ。
●サイズ:約106×53×H100cm
●荷台サイズ:約88×42×H31cm
●収納サイズ:約40×18×H77cm
●耐荷重:約100kg
●重量:約11kg
●素材:フレーム/スチール、生地/ポリエステル
●付属品:フック付きラバーバンド、収納ケース
多くの荷物を楽に運べる大容量ワゴン。折りたたみも簡単で、収納時のサイズは約40×18×77cmとコンパクト。耐荷重が約100kgに設定されているため、一度に複数の重いアウトドアギアを運べる。
色展開も豊富で、テーブルやレインカバーなど別売りのオプションも充実。収納時の劣化を抑えられる専用カバーが付属する。
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Coleman (コールマン) / アウトドアワゴン(レッド)
コールマン「アウトドアワゴン」の魅力をレビュー!
北陸在住。北陸の海、山、食材をこよなく愛するアウトドアライター。週末に外でのむ酒、外で食べるキャンプ飯、そして焚き火。それだけを楽しみに毎日を生きています。好きなキャンプ飯は、自分で刺した「せせり串」です。北陸ならではのキャンプの魅力を伝えていけたらと思っています。
容量が大きい
Colemanのアウトドアワゴンは、縦幅が約88cm、横幅が約42cm、高さが約31cmと荷台のサイズが大きいため、一度に多くの荷物を運ぶことができる。ソロキャンプの道具一式であれば、一度に全部運べてしまうかもしれない。
また、荷台から少し溢れてしまうくらい荷物を積んでも、付属のロープで荷物を上から抑えることが可能。こうすることで、運搬中に荷物が荷台から崩れるのを防ぐことができる。
車輪が大きい
キャンプ場によっては、駐車場からサイトまでの道のりが綺麗に整備されていない場合もある。砂浜や砂利などで進みにくいことも多い。そういった不安定な道では、バランスを崩し、運んでいる荷物を落下させてしまう恐れがある。
しかし、Colemanのアウトドアワゴンなら車輪が大きく丈夫なため、砂浜や砂利のような道でも、安定して荷物を運んで行くことができる。
また、車輪にはストッパーがついている。荷物を車から積むときや、サイトで下ろすときに、車輪が動かないよう固定することが可能だ。
コンパクトに収納できる
いくら荷物を運ぶのが楽になるとはいえ、そのワゴン自体が大きな荷物になってしまっては困りもの。ただでさえギアでパンパンな車のトランクルームに、大きいワゴンまで積まなければならないとなると、毎回の負担が大きくなる。
しかし、Colemanのアウトドアワゴンは、小さく収納することができ、収納ケースもついている。折りたたむ際は、ワンタッチで簡単にできるので、後片付けも非常に楽だ。
テーブルとしても活用できる
Colemanのアウトドアワゴンは、専用のウッドロールテーブル(別売り)と合わせれば、テーブルとしても活用することが可能。
荷台の上にそのままウッドロールテーブルを広げるだけで、調理台として使用したり、食事の際に活用したりすることができる。テーブルとしての高さもちょうどよく、市販のアウトドアチェアと一緒に使うことも十分可能だろう。
筆者がこれまで何度もキャンプをしてきて思うことは、「テーブルはいくつあっても足りない」ということだ。このColemanのアウトドアワゴンは、キャリーの役割に加えてテーブルの役割も果たしてくれるため、そんな「テーブル問題」の解決にもつながる。
▼参考記事
まだ持ってない?Coleman「アウトドアワゴン」があれば荷物の持ち運びは楽らく!
Coleman(コールマン)
アウトドアワゴン マックス
同社「アウトドアワゴン メッシュ」をベースに、悪路での走破性や機能性がアップしたモデル。幅の広いタイヤを採用し、オフロードの悪路での走破性が格段に向上した。かさばりがちな大きなタイヤは、ワンタッチで取り外しが可能になっている。荷物を入れた状態でクルマのラゲッジにスムーズに積み込むことができ、収納時もコンパクト。
●使用サイズ(約):1090×690×960mm
●荷台サイズ(約):880×420×320mm
●収納時サイズ(約):355×400×840mm
●重量(約):11.5kg
●耐荷重(約):100kg
●材質:ポリエステル、スチール
●付属品:フック付きラバーバンド、収納ケース
ワンタッチで取り外し可能な幅広タイヤ
丸洗いも可能
メッシュボディは4隅のネジ留めを外すだけで簡単に取り外すことができ、丸洗いも可能に。砂や土埃などが溜まりにくく乾きやすいため、ビーチや川辺、雨天時にも活躍する。
従来モデル同様、ワゴンがテーブルに早変わりする「ウッドロールテーブル」などのアクセサリー(別売り)にも対応している。
▼参考記事
コールマンのアウトドアワゴンがバージョンアップ!取り外せるワイドタイヤを採用
CHUMS(チャムス)
チャムスフォールディングワゴン
アウトドアでの荷物運搬に便利なワゴン。大き目なタイヤで荷物を安定して運ぶことができる。コンパクトに畳める収束型。女性でも簡単に使いこなせる手軽さがいい。
●サイズ:約H98×W107×D50cm
●荷台サイズ:約H32×W80×D40cm
●収納時サイズ:約H75×W35×D22cm
●耐荷重:約100kg
●重量:約12kg
●素材:本体/Polyester 600D、フレーム/Steel
レトロなデザインでひときわ目を引くアウトドアワゴン
ハンドルを引き上げるだけで収束できるコンパクトな設計。収束後は付属のテープで周囲を巻き、収納カバーをかければオシャレにしまえる。丈夫な生地で取り外しも可能。人は乗れないが、約100kgまで荷物を載せることができる。
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CHUMS(チャムス)/チャムスフォールディングワゴン
WAQ(ワック)
アウトドアワゴン
耐荷重150kgを誇る折りたたみ式のアウトドアワゴン。ハンドル長を83cmに延長したり、テーブルになる天板をオプションで販売するなどの改良を続け、累計4万台以上を販売。
▼参考記事
2位はWAQのキャンプマット、1位は…!?2021年『楽天市場』で売れたアウトドア道具ランキング
ファミリー・グループキャンプにも安心な【120L~】のおすすめカート6選
GREGORY(グレゴリー)
アルパカギアワゴン
米国初のアウトドアブランド「グレゴリー」が、新しい収納ソリューションコレクション「アルパカギアオーガニゼーション(ALPACA GEAR ORG.)」を展開。大型の8インチホイールであらゆる路面を走行できる。底部は耐久性のあるメッシュ仕様。レイン/サンカバーが付属し、ポケットへ収納可能。(※Amazonのリンク先は「ミラージュタン」カラー)
●サイズ:H53×W98×D59
●容量:約140L
●耐荷重:約13.5kg
▼参考記事
丈夫、おしゃれ、使いやすい!GREGORYのアウトドア向け収納ボックス&ワゴンが気になるっ
DOD(ディーオーディー)
アルミキャリーワゴン
同社のキャリーカートのラインナップでも容量が大きく、軽量性に優れたモデル。ブランドロゴであるウサギがプリントされた本体は、フィールドに溶け込むように使えるカーキとタンの2色。初心者から経験者まで使いやすいデザインと優れた性能が魅力のキャリーカート。
●サイズ:(約)W96×D58×H61cm
●収納サイズ:(約)W30×D25×H69cm
●重量:(約)10.1kg(付属品含む)
●最大積載重量:(約)100kg
●ワゴン容量:(約)160L
●セット内容:ワゴン本体、フロアマット、キャリーバッグ
関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。
160Lの大容量と軽量なフレーム
キャリーカートを選ぶ際に重視するポイントのひとつは、容量。容量が大きければ、人数が多いキャンプでも少ない往復回数で荷物の運搬が可能。少人数のキャンプなら、好きな道具をあまり気にすることなくあれこれ持っていけるだろう。
その点、「アルミキャリーワゴン」の容量は160L。また、耐荷重は100kgなので重たい道具にも対応できる。
とはいえ、重量は本体のみで8.6kgとなっており、複数人のキャンプに対応しつつも、本体が軽量で動かしやすいのが大きな魅力だ。どのくらい軽量かというと、同等サイズのスチール製キャリーワゴンと比較して約30%軽量化を実現しているのだそう! その理由は、モデル名にもなっている通り、ハンドルを含むフレーム部分にアルミ素材が採用されているから。
軽量なキャリーカートだと「荷物の重さに耐えられず歪んでしまうのでは」と不安になるが、筆者愛用の「アルミキャリーワゴン」が音を上げたことは一度もなく、安心してキャンプ道具を運べている。
組み立てから移動まで楽々!
「アルミキャリーワゴン」は、本体を広げてフレームにつなげ、フロアマットを広げればすぐに荷物を積み込むことができる。
さらにたくさんの荷物を積んでも操作しやすいよう、ハンドルは大型で握りやすくなっている。そのため、荷物をサッと積み込んだ後、ストレスなくサクッと運べるのが魅力。気軽で操作しやすい「アルミキャリーワゴン」の良さは、操作すればするほど実感できる。
キャンプ場内は平坦な道だけでなく、坂道や凸凹道などがあるため、操作性の高さはとても重要。この操作性のおかげで、いつも荷物を落とすことなく運搬できている。軽い上に、操作性が優れているので、初心者も扱いやすいキャリーカートだ。
タイヤロック付きで坂道でも安心!
「アルミキャリーワゴン」には、タイヤロックが備わっている。タイヤロックのおかげで、荷物を運んでいる途中でも止まっていたい時はしっかり停止する。
筆者がよく行くキャンプ場の中には、駐車場からテントサイトまで坂道があり、実際にブレーキとして使うこともある。またわずかに勾配があったり、他人の車が近くにある時は、タイヤロックをかけて止めておくと安心。キャリーカートがゆっくり動いて人や車にぶつかる事故防止になるので、タイヤロックはとても重宝する。
タイヤとカバーの交換で長く使える
キャリーカートは、タイヤがどんどん摩耗していくほか、カバーも使っているうちに汚れてくる。キャリーカートの中にはそれらを交換できない商品もあるが、それではエコとは言えない。
その点、「アルミキャリーワゴン」のタイヤとカバーは別途購入、交換が可能!長く使い続けることができる。ひとつのモデルを大切に使い続けることで愛着が持てるのも、このギアの魅力だ。
▼参考記事
軽量なのに160Lも運べる!DOD「アルミキャリーワゴン」が手放せなくなる4つの理由
DOD(ディーオーディー)
フォールディングキャリーワゴン
厚さ約10mmのスチール製の丈夫なフレームで、抜群の安定感がある。タイヤは直径17cm・幅4cmと大きく、悪路でも楽に使える。折り畳みも簡単でコンパクトに収納可能。カバーが取り外せるため、洗濯機で丸洗いできる。
●使用時サイズ:(約)W53×D95×H120cm
●収納時サイズ:(約)W20×D30×H80cm
●本体重量:(約)14kg
●耐荷重:100kg
●積載量:(約)125L
妻・息子と楽しく“キャンプ”や“登山”をして遊ぶことが生きがいのアラフォー。欲しいものは自分で作るをモットーに“築100年以上”の古民家をDIYしながら生活しています。
フレームが丈夫で安定感が抜群
厚さ約10mmのスチール製のフレームで、かなりしっかりした作りになっている。ワゴン上部にもフレームがついているため、背の高い荷物を乗せてもグラグラせず、常に安定した状態で運べる。1年以上使用したが、フレームの歪みや開閉時の不具合などは一切ない。購入したときと同じ感覚で使えている。
タイヤは直径17cm・幅4cmと大きく、デコボコ道や段差などの悪路も、楽に進むことができる。タイヤはゴム製で、音も静かで動きもとてもスムーズ。早朝や深夜に使用しても、お隣さんに迷惑をかけずにすむ。
折り畳みが簡単でコンパクトに収納が可能
DODのキャリーワゴンは、とてもコンパクトに収納することができる。折りたたんだ状態だと、玄関に置きっぱなしでも邪魔にならない。
車のトランクに入れても場所をとらないので、日常のお買い物でも気軽に使える。折りたたんだ状態でも、タイヤを転がして動かすことが可能だ。
専用の雨よけシートも付属されているため、急な雨でも大事なキャンプ道具を濡らすことがない。さらに、荷物の目隠しにもなり、防犯にも役に立つ。キャンプ以外にも、ピクニックや海水浴・釣りなど、天気を気にせずにさまざまな用途で使える。
カバーが取り外しでき洗濯機で丸洗いできる
DODのキャリーワゴンを使用して、特に便利だと思ったのが、カバーを取り外しできるという点。キャンプのときに、泥や砂汚れを気にせずに使うことができる。汚れても家の洗濯機で丸洗い可能なので、いつでも清潔。さらに、焚火などのキャンプ独特のニオイも残らない。
素材はポリエステルなので、耐久性が高く丈夫。速乾性にも優れているため、洗濯後すぐに乾く。しわ・型崩れもしにくくなっている。
注意すべき点
キャリーワゴンは重たいものを運ぶので、タイヤへの負担が大きくなる。つまり、使えば使うほどタイヤの溝が減っていくということだ。溝がなくなると、安全に使えなくなるので、タイヤの交換が必要になる。
DODはタイヤなどのパーツを単品で販売しているため、修理は簡単に行える。
DODのキャリーワゴンの重量は約14kg。折りたたんだ状態がコンパクトなだけに、実際に持ってみると、想像以上にズッシリ重く感じる。
丈夫なフレームのおかげで、高い耐久性と安定性が実現できているのだが、それと引き換えに、重たくなっている。SUVなどの車高が高い車に、女性が一人で持ちあげて積み込むには難しいかと思われる。
▼参考記事
【最高】DODのキャリーワゴンを1年使ってわかったこと
LOGOS(ロゴス)
LOGOS お荷物満載キャリー
収納時のコンパクトさは従来アイテムと同等ながら、容量が36%アップ。深さのある構造なのでチェアやタープなど高さのある大きなアイテムも立てて置くことができ、一度にたくさんのものを楽々と運ぶことがきできる。
●サイズ(約):長さ91×幅50×高さ67cm
●荷室サイズ(約):縦75×横40×深さ40cm
●ハンドル長(約):長さ71cm
●収納サイズ (約):縦53×横69×高さ17.5cm
●総重量(約):8.6kg
●容量(約):120L
●耐荷重 (約):120kg
●主素材:スチール、ポリエステル(PVCコーティング)、MDF、PVC
初心者でも手軽に扱える便利機能
本体サイドにはV字フレームを採用。これによって収納時の高さを抑えられるので、収納サイズは従来品と変わらないコンパクトさを実現している。
さらに、組み立てや撤収が手軽なワンタッチ開閉式を採用。無段階調節が可能な手持ち部分、滑りやすい地面もしっかり捉えるひし形パターンのタイヤなども採用し、初心者でも簡単に取り扱うことができる。
▼参考記事
容量が増えたロゴスのキャリーなら、遠いキャンプサイトへも楽ちん移動!
Campers Collection(キャンパーズコレクション)
ドデカ盛ワゴン
荷物が多い人でも安心して使える大容量ワゴン。大きなファニチャーも搭載可能。荷物を落とさないメッシュカバーが付いているので安全に運搬することができる。アウトドアだけでなく、スポーツやガーデニングなど荷物が多い時にも活用すること間違いなし。
●サイズ(約):幅940×奥行505×710(950ハンドル含)mm
●収納サイズ(約):幅390×奥行200×高さ710mm
●質量(約):9.3kg
●耐荷重(約):80kg
●材質:フレーム/金属・スチール※エポキシ樹脂塗装、張り材/ポリエステル
ポールやチェア、テーブルなどは横向きに積める
ワゴンに積み込みづらいポールやチェア、テーブルなどの長尺物は、後部の開口ファスナーを開けることで横向きに安定して載せられるように。上部のメッシュカバーがあるので、荷物が転がり落ちる心配もない。
カラビナループを使うとランタン類を側面に掛けることも
キャリーワゴンの側面に、留め具の付いたリング状の道具にベルトループが組み合わさった「カラビナループ」を採用。ランタンなどのアイテムを掛けることで側面を有効的に活用可能に。
▼参考記事
荷物が増えがちなビギナー必見!「ドデカ盛りワゴン」ならスマートに運搬できそう
ライシン
アウトドアワゴン
進化型キャリーワゴン。独自の設計で「容量拡張」「後ろ開け」「連結」が可能になり、より使いやすくなった。「1段タイプ」「2段タイプ」「ミニタイプ」、テーブルなどがセットになった「フルセット」がラインナップ。(※リンク先は「1段タイプ」)
容量が拡張でき、想像以上の収納力を実現
「ミニタイプ」と「1段タイプ」のワゴンは、ネットを上げることで容量の拡張が可能だ。「ミニタイプ」なら「65L→110L」に、「1段タイプ」なら「120L→230L」になる。また「1段タイプ」は「ミニタイプ」との連結が可能。そうすることで、さらに収納力が拡張できる。
「2段タイプ」のワゴンは、もともと300Lの超大容量だ。1段目がネットなので中が見やすく、バックオープン(後ろ開け)なので長い荷物を積むことも可能だ。
タイヤは特大・超ワイド設計で安定感抜群
荷物を運ぶためのワゴンを選ぶときに重要なチェックポイントとなるのがタイヤ。大容量の荷物をいかに安定して運べるかは、このタイヤの良し悪しにかかってくるのだ。
このワゴンのタイヤは「直径17cm、幅10cm」の特大・超ワイド設計。また、耐久性・弾力性のあるPU素材を採用したノーパンクタイヤで、前輪が360°回転し、ワンタッチのブレーキロックを搭載している。丈夫で操作性もよく申し分ない設計といえそうだ。
丈夫な素材を採用し、自立できる設計もうれしい
耐荷重124kgで底板は収納カバーにもなる2WAY仕様。折りたたんだ後もタイヤを転がして移動可能で、自立もする。またタイヤはワンタッチで着脱可能なのもうれしい。
生地には高強度のスチール素材・染み込み防止PUコーティング・上部な600Dオックスフォード生地を採用している。
▼参考記事
拡大、連結、テーブル設置も!アレンジ自在のアウトドアワゴンが便利すぎた
台車タイプのカートも要チェック!
花岡車輛
FLAT CART 2×4
ハンドルだけでなく、タイヤもペタッと倒せる台車タイプ。タイヤを倒せることで構造は複雑になっているが、耐荷重は四輪時で約120kgと十分。タイヤもよく転がって、カーブも曲がりやすい。色はもともとブルーだったが、新しくブラックが加わった。デザインのよさもこの台車の魅力だ。
キャンプカート界の新星
花岡車輛は、世界各地の空港に「コンテナドーリー」(コンテナを数珠つなぎになって運ぶ大きな台車)を納入している会社として知られている。さすが専業メーカーだけあってつくりがしっかりしている。
おりたたんだときの厚さは13cmだから、車の荷物のすき間にスッと入る。家に保管しておくときも邪魔にならない。重さは約7.4kg。各社の箱型のキャリーカートは約10kgくらいだから、かなり軽く感じられるだろう。
ワゴンタイプ(箱型)のキャリーカートは、雑に積んでも荷物がこぼれ落ちないというメリットはあるものの、折りたたんだときに厚さがあるので、車に積み込みにくいという難点がある。薄くたためる台車も選択肢に入れてみてはいかがだろうか。