コスパのいい焚き火台はどんな人におすすめ?
焚き火台でコスパのいいものを選びたい人の特徴は、大きく次の2つかと思います。
- はじめて焚き火台を買うキャンプ初心者
- 1台目とは用途の異なる、2台目の焚き火台を買いたい人
はじめて焚き火台を買う人の中には、自分のキャンプスタイルに合った焚き火台がどんなものか、試していきたいと考えている人も多いでしょう。いきなり高価な焚き火台を買って後悔したくないですよね。せっかく高価な二次燃焼焚き火台を買ったのに出番なし……となると非常にもったいないですよね。コスパのいいもので練習をしてから本命を買うのでも、遅くありませんよ。
2台目は違った用途の焚き火台がほしい!という人にも、やはりコスパがいい焚き火台はおすすめです。家族やグループでキャンプするときに使う大きな焚き火台を持っているけれど、ソロで山やキャンプに出かけるとき用にコンパクトな焚き火台がほしいとか、あるいはその逆のパターンもあるかと思います。2台持ちで両方とも高価な焚き火台を購入しようとすると、予算もかなり高くなってしまいます。2台目はサブと割り切って、格安な焚き火台を選ぶのがおすすめです。
コスパのいい焚き火台を選ぶ上で気をつけたいポイント
では、コスパのいい焚き火台を買おうと思ったとき、どのようなところに気を付けて選べばいいのか。ここでは5つのポイントをお伝えしていきます。
なんと言っても価格帯は最重要
「コスパのよさ」ですから、価格はもっとも重視したいポイントです。
焚き火台の相場から言えば、コンパクトタイプなら五千円以下、ファミリーで使える大きなものなら一万円以下。このくらいであれば、価格が安いといえるでしょう。
目的用途にあった機能があるか
焚き火台を使って何をしたいのかも、焚き火台を選ぶ際のポイントです。
バーベキューやダッチオーブン料理などといった調理をしたいのか、キャンプファイヤーのような炎の鑑賞を楽しみたいのか、それによってふさわしい焚き火台の形状は異なります。
実際にキャンプで使っているようすをイメージしながら、焚き火台を買う目的を考えてみましょう。
何人で使用するかもチェック
焚き火台は大きさもさまざま。ソロキャンプなら卓上で使えるような小さなものでも充分ですが、ファミリーキャンプやグループキャンプとなると、みんなで火を囲んで団らんできるような大きさが必要です。
「ソロでしか使わないから小さい焚き火台で充分!」という人も、気を付けたいのが火床の大きさ。薪を割らないと入らないサイズだと、初心者には扱いづらいです。薪がそのままくべられる焚き火台をおすすめします。
シーン別に、使う人数に合った大きさの焚き火台を選べるといいですね。
収納のよさも重要に
焚き火台自体の大きさに加え、収納のよさもポイントです。
大きめの焚き火台は荷物になりそう……とためらう人もいるかもしれませんが、中にはコンパクトに収納できるものもあります。
たとえば、折りたためたりパーツを分解できたりするものなら、大きな焚き火台でも小さく収まります。登山に携行するならチタン製のものを選ぶなど、軽量性にも重視したいところです。
積載量に悩んでいる人は特に、収納性のよさにもこだわってみてください。
品質の甘さをどこまで許容する?
価格が安いということは、やはり高い焚火台と比べると品質は劣ることが多いです。
長く使いたい人は耐久性も気にしたいところ。すべての焚き火台が「安かろう悪かろう」とは限りませんが、品質に不安を覚える人もいるでしょう。
安心して購入するためにも、アウトドアショップなどで実物を手に取ったり、利用者の口コミを確かめたりすることをおすすめします。
コスパのいい焚き火台18選!
コールマン ファイアーディスク
コールマンの焚き火台「ファイアディスク」は組み立てが簡単で初心者におすすめ。収納もコンパクトなので、荷物が多いキャンパーでも安心です。
また、焚き火台プレートの特徴的な形状もポイント。360度全方位から焚き火を眺めることができるので、焚き火の鑑賞にもおすすめです。
参考価格:8,690円(※コールマン公式サイト)
ユニフレーム ファイアグリル
ユニフレームの焚き火台「ファイアグリル」は、鋳鉄で有名な燕三条生まれ。頑丈な造りで耐荷重はなんと20kg、ダッチオーブン料理もお任せです。
シンプルな構造で組み立てや収納の利便性もよく、初心者でも扱いやすい焚き火台です。
参考価格:7,700円(※ユニフレーム公式サイト)
LOGOS the ピラミッド TAKIBI
LOGOS(ロゴス)の焚き火台は灰受け付きで、環境にも優しく片付けも簡単。
さらに五徳や串焼きプレートが標準装備、これ一台で焚き火料理の幅がぐんと広がりますよ。
参考価格:9,900円(Mサイズ ※LOGOS公式サイト)
ロゴス
the ピラミッドTAKIBI
総重量:(約)3.1kg サイズ:(約)幅39×奥行38.5×高さ28cm 収納サイズ:(約)縦26.5×横42×高さ7.5cm
キャプテンスタッグ ヘキサステンレスファイアグリル
大人数でわいわい焚き火を囲みたい人におすすめなのが、キャプテンスタッグの「ヘキサステンレス ファイアグリル」。
六角形で囲みやすい形状。焼き網も広く、ファミリーだけでなくグループキャンプでもバーベキューを楽しめます。
参考価格:12,000円(※キャプテンスタッグ公式サイト)
ナチュラルシーズン ステンレス焚き火台
コメリ発のアウトドアブランド「ナチュラルシーズン」より発売されたのがステンレス製のこの焚き火台。ファミリーサイズで幅広いシーンで利用できます。
価額の安さはもちろん、ワンタッチで組み立て可能なお手軽さでキャンプ初心者にもおすすめです。
参考価格:5,980円(※コメリ公式サイト)
バンドック 焚き火台LOTUS+
個性的な火床の形で他のキャンパーと差をつけられるのがBUNDOK(バンドック)の焚き火台LOTUS+。
ファミリーでも使える大きさでありながら、パーツは小さく分解できとてもコンパクトに収納可能。重量も1.55kgと、とても軽量で持ち運びにも便利です。
参考価格:8,800円(※株式会社カワセ公式サイト)
DCM ファイアブーストコンロ
ホームセンターDCMより発売された「ファイアブーストコンロ」の魅力は、安価でありながら二次燃焼が可能な焚き火台ということ。
二次燃焼とは焚き火で出た煙をさらに燃やすことです。効率的に火を起こし、長く焚き火を続けることができます。
参考価格:9,878円(※DCM公式サイト)
Tokyo Camp 焚き火台
ソロキャンプのお供におすすめしたいのがTokyo Campの焚き火台。
組み立ては簡単、軽量コンパクト、様々な料理にも使えると焚き火台選びのポイントを押さえながらも低価格でコスパ抜群です。
それでいてデザインも秀逸。小さな焚き火台ですが薪もそのままくべられるので、初心者にも安心です。
参考価格:4,980円(※Amazon)
VASTLAND コンパクト焚き火台
VASTLAND(ヴァストランド)の「コンパクト焚き火台」は何と言っても調節可能な五徳が特徴。3段階に高さを変えられ、それにより微妙な火力調節が可能です。
収納もとてもコンパクト。荷物を増やしたくないソロキャンパー必見です。
参考価格:3,980円(※VASTLAND公式ストア)
VASTLAND(ヴァストランド)
コンパクト焚き火台
VASTLANDは低価格だが品質の良さが魅力のブランド。「コンパクト焚き火台」の五徳は、調理にふさわしい火加減が調節可能。下段が強火で地面から21cm、中段が中火で地面から25cm、上段が弱火で地面から34cm。焼き物、煮込み、保温として活用できる。
●サイズ:(使用時)幅38cm×奥行26cm×高さ36cm、(収納時)幅32cm×奥行24cm×高さ2cm
●重量:1.1kg
●静止耐荷重:10kg
UCO フラットパックグリルM
コンパクトに収納できるファミリー向け焚き火台をお探しの方に紹介したいのがUCO「フラットパックグリルM」。
収納時の薄さはなんと3.5mm、組み立てもパッと開くだけで30秒もあれば簡単に設置できるので初心者にもおすすめです。
参考価格:7,150円(※株式会社モチヅキ公式サイト)
UCO(ユーコ)
フラットパックグリルM
世界中のキャンプサイトを灯してきたユーコの焚き火台。たたむと厚さわずか35mm(重さ1,750g)になり、ちょっとした隙間に収納できる。
●サイズ:34cm×25.4cm×28cm
●収納サイズ:37.5cm×27cm×3.5cm
●重量:1.75kg
笑’s コンパクト焚き火グリルB-6君
ソロキャンプやハイキングなどに携行できるコンパクトさを求める人には「笑’s コンパクト焚き火グリルB-6君」がおすすめ。
名前の通りB6サイズに収納でき、重量も500gというポケットサイズの焚き火台です。それでいて燃焼効率がよく、ハイパワーな火力が期待できます。
参考価格:5,390円(※SHO’S公式サイト)
SOTO ミニ焚き火台テトラ
さらなるウルトラライトキャンプをお求めの人におすすめしたいのがSOTOの「ミニ焚き火台テトラ」。
重さ125gと超軽量、バックパックに入れても感じないほどの重さです。ただし手のひらサイズゆえ、もちろん薪は入りません。木の枝や松ぼっくりを燃料とするので、火の起こし方は上級者向けです。
参考価格:1,320円(※SOTO公式サイト)
TOKYO CRAFTS マクライト2
YouTube初のアウトドアブランド、TOKYO CRAFTが手掛ける「マクライト2」は洗練されたフォルムでありながら、比較的安価でコスパの良い焚き火台といえます。
もちろん実用性も高く、ファミリーでも使えるサイズ感なのに軽量で扱いやすく、キャンプ料理もさまざま楽しめる仕様です。
参考価格:9,980円(※TOKYO CRAFT公式サイト)
Hilander 焚き火台 六花
ファミリーでもソロでも焚火を楽しみたい人におすすめなのがHilander(ハイランダー)の「六花(りっか)」。他のキャンパーの目を引くユニークな形ですが、収納はびっくりするほどコンパクト。
調理のしづらさがデメリットでしたが、専用五徳がリニューアルしたことで料理の幅もぐんと広がりました。今注目すべき焚き火台です。
参考価格:7,980円(※Hilander公式サイト)
FILEDOOR ステンレスソログリル
FILEDOOR「ステンレスソログリル」は、ソロキャンプにぴったりの本格焚き火台です。
収納時はA4サイズに収まるほどコンパクトですが、計算された空気循環で高い燃焼力を有します。薪のくべやすさなど、使い勝手も抜群です。
参考価格:3,900円(※Amazon)
CARBABY 焚き火台
焚き火台に特化したブランド「CARBABY」が手掛けるコスパ最強の焚き火台。ファミリーにぴったりのサイズ感ですが、この大きさでこの価格はお手頃です。
また組み立ても簡単、灰受けがついておりお手入れもしやすく、機能面でも言うことなしです。
参考価格:3,980円(※Amazon)
ワークマン メッシュファイヤースタンド
コスパに定評ありといえば、ワークマン。「メッシュファイヤースタンド」はとても安価でありながら、しっかり焚き火を楽しめる逸品です。
価格もさることながら、とてもコンパクトに収納できるのも魅力。料理は楽しみづらい形状ですが、お手軽に焚き火を楽しみたい人にはおすすめです。
参考価格:1,900円(※ワークマン公式サイト)
ダイソー コンパクト薪ストーブ
100円均一のダイソー発「コンパクト薪ストーブ」ならコスパ最強。なんと焚き火台が100円で買えてしまいます。
11cm×14cmほどの小さな焚き火台ですが、ソロキャンプなどで少し暖を取りたいときにも手軽に使えます。何より価格が魅力、焚き火デビューしたい人がお試ししてみるのにぴったりです。
参考価格:110円(※ダイソー公式サイト)
コスパ最強の焚き火台でキャンプを楽しもう!
焚き火台選びに迷ったら、まずはコスパ重視で探してみることをおすすめします。
予算内で機能性やデザイン性に優れた焚き火台なら、きっと新しいキャンプの楽しみ方に出会えるはずです。この記事で紹介した焚き火台を参考に、自分にぴったりの一台を見つけて今シーズンのキャンプでは焚き火をもっと楽しみましょう。