「サーモスと楽しむ心地よい時間ーTHERMOS 120th Anniversaryー」は、日々の生活のなかに心地よい時間をもたらすサーモスのさまざまな製品をとりあげて、BE-PAL流の自然派生活&外遊びを提案する連載記事です。アウトドアカルチャーの発展を支えてきたサーモス120年の歩みも今後ご紹介の予定です。
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「サーモス」ブランドが120周年!
1904年にドイツで誕生した「サーモス」ブランドが、今年で120周年を迎えました。1904年に世界初のガラス製魔法びんを製品化し、1978年には日本の技術により高真空ステンレス魔法びんを開発。その真空断熱技術を応用して、現在はふだんの暮らしからアウトドアでの遊びまで、心地よい時間をサポートするさまざまな商品を展開しています。
今回は、そんなサーモス アウトドアシリーズの「保冷缶ホルダー」「保冷炭酸飲料ボトル」「ソフトクーラー」を使った「クラフトキャンプ」の楽しみ方をご紹介します。
キャンプと民泊を合体させたユニークなキャンプ場
都心から車で約1時間半。 埼玉県ときがわ町にある「キャンプ民泊NONIWA」は、キャンプ場と民泊が融合した、日本初のユニークな場所。 運営しているのは、2019年にときがわ町へ移住した青木達也さんと江梨子さんご夫婦。今年で5周年目を迎えます。
「『私たちが住む民家の庭でキャンプを体験してもらうこと』がコンセプト。キャンプや自然体験を知ってもらうための、いい道筋になれたらと思っています」(江梨子さん)
達也さんは3年前にキャンプインストラクターの資格を取得していて、テントの張り方やギアの選び方なども丁寧にレクチャーしてくれます。初心者のための「キャンプ講習」はステップアップ式で、日帰り講習、宿泊キャンプ講習と段階を踏んで、テントやタープの設営から火の起こし方、野外調理、撤収方法まで覚えることができるんです。
地元の中学校で防災&キャンプの講習を行なったり、不定期でブッシュクラフトや野外料理などのワークショップも開催。そんななかで、アウトドアイベントから出張依頼がくるほど人気なのがウッドクラフトです。
「剪定した枝や、木工所の端材なんかからイメージを膨らませて、その形や素材を生かしたものを作っています」と達也さん。
ときがわ町は木が有名な町なので、木工所から出る端材が手に入りやすく、それを有効活用しています。木工商品の開発も手掛けているのだそうです。
鳥と友達になれる笛「バードコール」を作ってみよう!
青木さんに、キャンプでも簡単に作れるバードコールの作り方を教えてもらいました。
「今回作るバードコールは、枝に金具を差し込むだけのものなんですけど、凹凸を利用して動物の顔を簡単に描いたりすると、オリジナリティが生まれますよ」(達也さん)
用意するもの
バードコールの材料は木の枝(直径2〜3センチくらい)とアイボルト(吊り下げ用に使うボルト)、好みのヒモ。 今回は登山用の細引きを用意しました。
道具はナイフとノコギリとキリがあればOK。
作り方
枝を5センチ前後に切ったら、中心にキリで穴を開け、アイボルトをグリグリと差し入れるだけ。あとはヒモをつければ完成!
完成したバードコールのアイボルトを回すと、「キュキュ」っと鳥の泣き声がします。
「鳥が寄ってくることもあれば、逃げることもありますよ(笑)」(江梨子さん)
「クラフトキャンプ」ならではの楽しみとは?
この町が気に入って移住してきたお二人。 だからこそ、ときがわ町とアウトドアを繋ぐ活動にも力を入れています。
「ヤッホ〜♪そろそろランチの時間でしょ」
遊びにきてくれたのは、同じくときがわ町に移住し、キッチンカー「nonoya」を営んでいる東條みおさん。今日はクラフトつながりということで、ときがわ町生まれの「食」を持ち寄り、キャンプでホームパーティーです。
キンキンに冷えたクラフトビールで乾杯!
みおさんの手料理をテーブルに並べ、冷え冷えの地元のクラフトビールをサーモスの「保冷缶ホルダー」にセットしたら、みんなでカンパ〜イ。
「わたなべのお豆腐持ってきたよ。塩だけで食べても美味しいけど、サンショウの実を使ったジェノベーゼと合わせると、また違った味わいなの」(みおさん)
「とうふ工房わたなべ」は、主に地元産の大豆と、敷地から湧くやさしい軟水で作った豆腐が人気の豆腐屋さん。 特にこの地域に根付いている在来種・青山在来大豆を使った「霧里にがり絹」が濃厚でおいしいんです!
みおさんが作るジェノベーゼのサンショウの実も、もちろん地元産。ときがわ町の農家さんが特産化に力を入れて、収穫体験会も開催しています。
サンショウの実のジェノベーゼは、炒めたクルミをすり鉢で潰し、そこにアク抜きして粗みじん切りした実サンショウを加え、オリーブオイルで和えて塩コショウで味を整えるだけ。お豆腐やブルスケッタのトマトの上にのせたり、厚揚げの中に入れたり、とマルチに活躍。
もう一種のブルスケッタは、豆だくさんクリームチーズ。豆腐2に対して塩茹でした枝豆1を加えてすり鉢で潰し、クリームチーズと塩胡椒を好みの量加えます。やさしい味わいながら、濃厚な豆の風味がたまりません!
サーモスの「保冷缶ホルダー」は魔法びんと同じ真空断熱構造なので、話に夢中になっていても飲み物を冷たくキープ。 乾杯には欠かせないアイテムです。しかも、付属の飲み口をつければタンブラーに変身! 氷や飲み物を直接注いで飲むことだってできるんです。
フィールド散策には保冷炭酸飲料ボトル
女子二人が楽しくガールズトークで盛り上がっているのを横目に、川に散策に出かけた達也さん。
「サーモスの『保冷炭酸飲料ボトル』はどこにでも気軽に持ち運べるのがいいですよね。カラビナでベルトループやサコッシュにぶら下げておけば両手が空くから、鳥を見つけたときにバードコールもすぐ鳴らせるし。登山やフェスのお供にも便利ですね」
お気に入りの場所を見つけたら腰を下ろして、プハ〜ッとひと息。
「中身はもちろんクラフトビール! 『保冷炭酸飲料ボトル』なら、ビールの香りを炭酸と一緒に持ち歩けるんです。川のせせらぎを聞きながら冷えたビールを飲む。 こんな贅沢、なかなか味わえませんよ〜」
クラフトキャンプのお供に!
今日のキャンプで活躍したのが、サーモスのアウトドアシリーズ。 キャンプはもちろん、家でも使える「保冷缶ホルダー」は、ビールやドリンク類をに冷えたままキープ。フタを付けるとホットドリンクも温かいままキープしてくれます。
カラビナ付きの「保冷炭酸飲料ボトル」は、ビールや炭酸飲料を携帯できる優れもの! 高い保冷力で冷たさをキープ。口当たりもいいんです。
5層の断熱構造を採用した断熱材で、食材や飲み物の温度をキープするサーモスの「ソフトクーラー」。外側の生地には撥水加工が施されており、水や汚れがつきにくいのもうれしいですね。
食材が詰めやすいインナーボックスも付属しており、上段に野菜や果物、下段に飲み物などの重いものを分けて収納すれば、食材の出し入れが楽です。フタの裏には保冷剤の収納ポケットも付いていて使い勝手が抜群です!
今回のキャンプメンバーはこちら!
青木達也さんはキャンプインストラクターとネイチャーゲームリーダー、江梨子さんは防災士の資格を持ち、ときがわ町をアウトドアタウンにしようと活動中。 「キャンプ民泊NONIWA」の近くには、暮らしとアウトドアのお店「GRID」もオープンしています。
東條さんは四児の母で、子育てのためにときがわ町に移住。有機野菜が手ごろに買えたり、自然豊かで都心からさほど遠くない「トカイナカ」のときがわ町にどハマり中!なのだとか。
サーモス120周年サイト https://www.thermos.jp/thermos120thanniversary/
提供/サーモス https://www.thermos.jp/
保冷缶ホルダー ROD-0021、ROD-0051 https://www.thermos.jp/product/series/rod-0021_0051_005.html
保冷炭酸飲料ボトル RBAA-500 https://www.thermos.jp/product/series/ rbaa-00.html
ソフトクーラーROC-002 https://www.thermos.jp/product/series/roc-001_002.html