ほかのアウトドアブランドが作らないようなユニークな商品も作っていて、たとえばこの「キャンドルランタン」もそのひとつだ。
真鍮に照らされた明るい光に酔いしれる
キャンドルランタンに雨対策は必要か
アウトドア用のキャンドルランタンといえば、定番のUCO(ユーコ)に代表されるように上に笠(シェード)が付いているものが多い。雨を防ぐために当然といえば当然といえるが、笠があるとどうしても光が暗く感じられるし、なかにこびりついたロウをとるのに手間がかかる(めんどくさがってホヤにロウがこびりついたまま使うと、ぼんやりとした明かりになってしまう)。
また、火を燃やす以上、どうしても密閉はできないので、笠があったとしても雨は完全には防ぎきれない。たいていのキャンパーは雨のときはタープの下やテントのなか、コテージのなかに入るのだから、いっそ雨対策はしないと割り切ったっていいはずだ。
炎がのびのび燃えている
そこで出番となるのがこのランタン。笠のないオープンタイプだから、光が上方向にも広がって、とても明るい。こころなしか炎ものびのびしているように見える。しかも、笠を支えるための支柱がなく、ガラスのホヤがあらわになっているから、なおさら開放感が感じられる(フードは背面のみ)。
笠がないとはいえ、ガラスのホヤの背が高いので、風はしっかり防いでくれる。家庭用のお皿型のキャンドルホルダーとはその点が大きく違っていて、やはりアウトドア用といえる。
キャンドルでもオイルでも。置いても吊るしても
フードにホヤを置いただけのシンプルな構造なので、キャンドルはなかに収まればどんな形のものでもよいし、オイルランプを置いて使うこともできる。
ホヤは簡単に抜き取れるので掃除も簡単だ。底面の直径に対して背が高すぎないから、置いたときの安定感もよい。付属のチェーン(取り外し式)を付ければ、吊るしても使用できる。フードが真鍮製というのもポイントで、アンティークふうのたたずまいが心をなごませてくれる。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。
キャンドルランタン/ペンギンゴーイング 4,180円(税込み)