ママキャンプの達人に教わるお役立ち情報満載の、BE-PAL×CAMP HACK連携企画。
第4回目のテーマは「道具の選び方」。ふたりのママさんが愛してやまない、安全安心アイテムやキャンプ気分を盛り上げるライト類など、快適で楽しいひとときをサポートする道具を前後編の、2回に分けて紹介します。まずは菅谷さんファミリーからどうぞ~。
【菅谷由理子さん】
キャンプ歴15年以上。焚き火をこよなく愛するベテランキャンパー。年間を通じて、旦那さま&中学3年生の娘、えみりちゃんと3人でキャンプを楽しんでいる。エマージェンシーグッズや冬の炊事用アイテムなど、欲しくなる便利道具が目白押し!
就寝時はコットを愛用!
高さが低いので安心。幅77㎝×長さ190㎝で、おとなが余裕で横になれる。テンションのかかり具合もバッチリ。「5,000円くらいで、コストパフォーマンス抜群!」と菅谷さん。
- ドッペルギャンガー/ワイドキャンピングベッド
クーラーはボックス型とソフトバッグの2種類!
大きすぎると重くなるので58ℓをチョイス。カートがついて、女性でも運びやすい。「真夏、木陰&タープ下に設置していましたが、4日目でもレンガ大の氷の固まりが半分程度残っていたんです。価格もセールで6,000円程度。費用対効果は非常に高いと自己満足してます」。
ソフトバッグだが、保冷力は抜群。キャンプに出掛けた際の買い出しだけでなく、普段の買い物にも重宝する。
リビングスペースにはフラットにたためるアイテムを多用!
折り畳み式木製ラック(通称コーナンラック)4つを2段重ねにして、キッチン小物を収納。左はイケアのバッグ。頑丈で水濡れに強いので、薪の運搬&収納袋として活用している。
低めのテーブルとして、またはベンチとしても利用できる使い勝手のよいマルチなアイテム。リビングスペースに一脚あると何かと重宝する。
- スノーピーク/フォールディングシェルフ竹
洗った食器類は、釣具店で購入した干物作り用のネットで乾かす。大きくて使いやすい。「食器洗いはキャンプ場で完結。家では何もしなくてすむよう、完全に乾かして帰ります」
コンパクトに収納できる折り畳み式のザル。野菜の水切りをするときなど、重宝する。洗練されたデザインなので野菜や果物などの食材入れとしてもおしゃれ。
- Fozzils(フォッジルズ)/コランダー
コールマンのガソリンランタン&ソーラーランタンで夜を演出!
ガソリンのランタンはリビング回りで使用している。左は、旦那様が独身時代から愛用しているアンレデッドのワンマントル(廃盤)。中は2012年のシーズンズランタン(200A)、右はワンマントルランタン(286A)。
テント内は安全のためにソーラー充電式のランタンを使用。温もりのある暖色系LEDライトで目にやさしい。約500回繰り返して充電できて経済的。
- ソーラーパフ/ソーラーウォームライト
便利アイテムを使えば洗い物も快適!
取っ手のついた軽量なシリコン製の洗い桶に使用済みの食器を入れて洗い場へ。食器は基本的に漬けおき洗い。洗い桶があると洗剤も水も無駄にならない。
キャンプでは環境にやさしい洗剤を使うのがお約束。菅谷家では環境先進国ドイツ生まれの「フロッシュ」を愛用している。漬け置き後、アクリルたわしでごしごしこすれば、油汚れもよく落ちる。
冬はお湯が出るキャンプ場を利用することが多いが、それでもゴム手袋は必須アイテム。いろいろと試して探し当てたのが、これ。「2年くらい前にBeamsで見つけました。水の冷たさを感じることなく、洗い物ができます。イギリスのメーカーのものらしく、すごくオススメです。2,000~3,000円くらいだったかな? 見つけたらぜひ、買ってみてください」
BE-PAL×CAMP HACK連携企画・第5回は、「道具の選び方」後編。小さなお子さんのいる飯田みどりさん愛用のアイテムを紹介します。お楽しみに~♪
取材協力/キャンピカ富士ぐりんぱ
https://www.pica-resort.jp/campica-fuji/
文=松村由美子 撮影=はぎひさこ