本記事ではドリームキャッチャーの作り方と、ドリームキャッチャーを装飾するおすすめの飾りを紹介します。
インテリアのドリームキャッチャーを作るには?
もともとはネイティブアメリカンのお守りであったドリームキャッチャー。現在ではキーホルダーやインテリア、アクセサリーとして使用され、親しまれています。そんなドリームキャッチャーですが、作るのは意外に簡単。100円ショップで手に入る身近な材料で、気軽にDIYにトライできますよ。
ドリームキャッチャーの作り方
必要な材料
- 枠になる材料(針金や、つるなどのリースベース)
- 毛糸や麻紐などの糸
- 接着剤
- はさみ
- 縫い針
- 装飾品(ビーズ等)
枠になる材料は、円形で中に空間があるものならばどんなものでも構いません。
著者は小型のフラフープや、手芸用の枠、輪投げの輪を利用したこともあります。家にある不用品を流用できないか、探してみるのも面白いですよ。
個人的なおすすめは、つるなどの自然素材。正円ではないため、ナチュラルで個性的な仕上がりになります。
縫い針があれば作業がしやすいですが、なくても問題はございません。
手順
1.枠を装飾する
ドリームキャッチャーのベースとなる枠に糸を固結び(2回結ぶだけのシンプルな結び方)し、端を接着剤で固定した後、くるくると巻き付けていきましょう。
ベースをナチュラルな雰囲気にしたければ、自然素材の麻紐がおすすめ。逆にカラフルで個性的にしたければ、レインボーカラーなどの毛糸を使用してもよいでしょう。
枠に糸を隙間なく巻き終えたら、枠に結んだ後に余った紐をはさみでカットし、末端を接着剤で固定しましょう。
つるの枠など、枠自体の個性を生かしたければ、この紐を巻く手順は省いてしまってもかまいません。
2.枠の中にネットを編む
次に枠の中にネットを編んでいきます。
ネットを編む糸の端を枠に結び、余分な糸をハサミでカットした後、接着剤で固定しましょう。
もう一方の端を持ち、枠の外側から内側へ糸を通すと、枠の内側に網目ができます。その作業を繰り返し、編み目が枠を1周するまで編みます。
その際に編み目はできるだけ等間隔で編むと、綺麗に仕上がりますよ。編んでいる最中に編み目がたるむことがあるので、都度引っ張って網目をひきしめましょう。
2周目は枠と編み目の間に糸を通す作業をくり返します。2周目が終わった段階で、再度ゆるみやつっぱりがないか確認しましょう。おかしな場所があれば、糸を引っ張ったり、位置をずらして調整しましょう。
3周目は、2周目でできた編み目の輪の中に、糸を通す作業とたるみの調整を行います。あとはずっとこの繰り返しです。編み目が一周したら4周目、5周目と繰り返しましょう。
周が増すごとに編み目の間隔は狭くなっていきます。お好みの場所でストップし、固結び(2回結ぶだけのシンプルな結び方)をして余分な端をハサミでカットし、接着剤で固めたら完成です!
ちなみに、編み目の内側をビーズで装飾したい場合は、糸にビーズを通して、編んでいくだけです。
3.吊るすための輪をとりつける
枠の中に糸を編み終えたら、上部に吊るすための輪を取りつけましょう。輪に使用する糸は枠に巻いた糸と同じものを使用すると、全体の雰囲気を壊しません。
はさみで好みの長さに糸をカットし、枠の上部に糸を通してから固結びして固定しましょう。
4.お好みで下部に飾りをつける
そのままでも十分にかわいいドリームキャッチャーですが、お好みで下部に装飾品をつけるのもおすすめ。本場のドリームキャッチャーのように、下部に垂らした紐にビーズを通し、先に鳥の羽をつけるのもよいですよ。
とくに決まりはないので、自分の好きなものをぶら下げて、オリジナル品を作りましょう。
ドリームキャッチャーを作る際にお勧めしたい飾り
ビーズ
木製、金属製、プラスチック製など、素材がさまざま。種類やカラーも豊富です。
ビーズは全体のテイストを左右する飾りのひとつ。カラフルなビーズを使って、アクセントにしたり、シルバーやゴールド色を使って渋い雰囲気にしたりできます。
100円ショップの手芸用コーナーでもいろいろな種類のものが手に入りますよ。ドリームキャッチャー作りに使う紐の太さにもよりますが、ビーズはできるだけ穴が大きなものを使用しましょう。
貝殻
海を感じる雰囲気のドリームキャッチャーを作る際にはかかせない飾りです。装飾用に販売されているものは穴が空いているものもありますが、穴が小さいことが多いのが難点。
ドリームキャッチャーに使用する際は、ハンドドリルなどがあれば、貝殻の好きな場所に穴が空けられるので便利です。
海に出かけたときに、自分で採取するのも面白いですよ。
紐・リボン
毛糸の紐や、布の端切れ、リボン、レースなども飾りにおすすめ。ドリームキャッチャーの下部に大量につけてボリュームを出せます。飾りとしてだけでなく、枠に糸を巻く工程でも糸の代わりに使用できますよ。
木の実
木の実はナチュラルな雰囲気のドリームキャッチャーにぴったりの飾り。リースのDIY用にさまざまなものが販売されています。
身近なものではどんぐりや松ぼっくりなども使用できますよ。キャンプへ出かけた時に採取したものを使うのもよいですね。
手作りのドリームキャッチャーでオシャレに!
ドリームキャッチャー作りは、簡単なので、だれでも気軽にトライできます。材料はすべて100円ショップで手に入り、思い立ったらすぐにはじめられますよ。
枠や使用する紐、ビーズや貝殻などの飾りを組み合わせを変えれば、色とりどりのドリームキャッチャーができます。ぜひ手作りをして、日常に彩を添えてくださいね!