2015年10月に誕生した日本初のグランピングリゾート「星のや富士」を体験しに来ています。Vol.01では、このリゾートのメインエリア「クラウドテラス」を紹介しましたが、今回は、食事と夜の遊びについて紹介いたします。
シンプルながら、配慮が行き届いた部屋
ひと通り、クラウドテラスで遊び、夕食の前に一旦部屋へ行くことにしました。
全40室の客室は、河口湖に向かって突き出すようなデザイン。どの部屋からも河口湖が見られる位置に建っています。
ほとんどの時間をアウトドアで過ごすのがメインとなるので、部屋はコンパクトでミニマムに設計しているのだそう。とはいえ床暖房で部屋が温かく保たれていたり、トイレ、お風呂が清潔なので、まったく気になりません。また、大きな窓からたっぷりと光が入ってきて、しかも河口湖の絶景。テラスリビングまであり、室内にいてもほどよくアウトドア気分が味わえます。
狩猟肉をじっくり味わう「冬のジビエディナー」!
夕食は、期間限定で提供されている「冬の狩猟肉ディナー」が食べられるプランを選びました。「鹿肉」、「猪肉」を使用したダッチオーブン料理が楽しめます。
ディナーを食べる場所は、もちろん屋外ダイニング! 寒そう…なんて心配ご無用。コタツ状のテーブルであたたまりながら、快適に過ごすことができます。料理は、エスコートしてくれるグランピングマスターにサポートしてもらいながら、食材の火入れや盛り付けを自らで行ないます。自然を感じられる場所で、自分自身で料理を作る。これこそ、グランピングの醍醐味です。
「冬の狩猟肉ディナー」
期間:開催中~2018年3月15日まで
時間:18:00~, 18:30~
定員:6組1名より提供可
対象:満13歳以上の宿泊者
料金:1名15,000円(税・サービス料10%別、宿泊代別)
予約:前日18:00までの事前予約制
予約方法:公式HPよりWEB予約
※仕入れ状況により食材・メニューが変更になる場合があります。
元々、山梨ではジビエ料理はよく食べられているもので、名物でもあります。そのため、地元の漁師や地域の方に教えてもらった食べ方を星のや富士のシェフによりアレンジし、メニューに活かしているそうです。とくに冬は気温が低いため、狩猟した肉を新鮮な状態に保つことができます。また冬の鹿は、木の皮やもみがらなどを主なエサとするので、脂が減り、クセが少ない。ジビエが苦手な人でも食べやすいお肉になっています。