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スノーピークのクーラーボックスは4モデル
スノーピークのクーラーボックスには、ソフトタイプが3サイズ、ハードタイプが1サイズの合計4モデルがあります。クーラーボックス選びの参考になるよう、各モデルの特徴とメリットをまとめました。
手軽に使える「ソフトクーラー 11」
手軽に使える、小型のクーラーボックスです。サイズは約230×220×315mmで、約4本の1.5Lペットボトルを収納可能です。
泊まりがけのキャンプや海水浴など本格的なアクティビティだけでなく、花見・公園遊びといった、ちょっとしたお出かけでも便利に使えます。
肩掛けすると重い荷物も楽に持ち運べるので、冷凍食品や生鮮の買い物にも役立ちます。小型ゆえ収納スペースもそれほど取らないため、手に取りやすい場所にしまっておけるでしょう。
- 商品名:スノーピーク「ソフトクーラー 11」
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汎用性が高い「ソフトクーラー 18」
サイズは約345×245×230mmで、550mLのペットボトルを約15本収納できる、汎用性の高いクーラーボックスです。一人または二人分であれば、多めにドリンクを用意したとしても、全て収納できるでしょう。
ファミリーキャンプに単体で使用するには、やや物足りないかもしれません。大人数で使用する場合、大型クーラーのサブボックスとして利用するのに適しています。
食品だけではなく、カメラやタブレットなど、なるべく直射日光にさらしたくない機器の収納にもおすすめです。
- 商品名:スノーピーク「ソフトクーラー 18」
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十分な収納力「ソフトクーラー38」
サイズが約505×305×310mmと、大型のクーラーボックスです。1.5Lペットボトルを約18本収納でき、連泊するファミリーキャンプにも十分対応できるでしょう。
『ソフトクーラー 11』や『ソフトクーラー 18』と異なるのは、サイドに頑丈なハンドルが付いている点です。中身を詰め込んで重くなったときは、両側から二人で持ちながら運べます。
柔軟性が高く周囲のギアに沿うように変形するので、楽に車に積み込めます。使用しないときはコンパクトに畳めるため、自宅のクローゼットの隙間を有効活用できるでしょう。
- 商品名:スノーピーク「ソフトクーラー38」
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保冷力抜群の「ハードロッククーラー 40QT」
アメリカの老舗ブランド『グリズリー』とコラボレーションしたクーラーボックスです。このモデル最大の特徴は、分厚い断熱壁による優れた保冷力にあります。
外気の影響をほとんど受けないため、長時間にわたって食材・ドリンクを冷たく保てます。底部には大型のドレーンホールを備えており、簡単に水を排出できるため手間いらずです。
見た目もかっこよく、無骨でクールなサイトにマッチします。頑丈な作りなので、大切に扱えば長く使用できるでしょう。
- 商品名:スノーピーク「ハードロッククーラー 40QT」
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スノーピーク
ハードロッククーラー 40QT
サイズ:外寸/648×406×391(h)mm、内寸/464×241×279(h)mm 重量:11kg
スノーピークのクーラーボックスを選ぶポイント
スノーピークのクーラーボックスを選ぶ際には、まず使用するシチュエーションを考えることが重要です。最適なモデルを選ぶための、注目ポイントについて見ていきましょう。
春秋キャンプがメインならソフトタイプ
主に春や秋のキャンプを楽しむのであれば、ソフトタイプのクーラーボックスがおすすめです。
ソフトタイプは、ハードタイプと比べて保冷力が劣るのが一般的ですが、スノーピークのクーラーボックスはソフトタイプでも十分に冷たさをキープしてくれます。
柔らかい素材を使用しているため、他の荷物と一緒に積み込みやすく、車のトランクスペースを有効活用できるでしょう。使わないときはコンパクトに折りたたんでおけるため、自宅の収納スペースが限られている場合にも邪魔になりません。
持ち運びに便利なショルダーストラップが付いている点も、ハードタイプのクーラーボックスにはない特徴です。このストラップがあるおかげで、車からキャンプサイトへの持ち運びや、タープの下からテント内に持ち運びをする際に、簡単に移動ができます。バスや電車など公共交通機関を利用しての移動時にも持ち運びしやすいので、キャンプだけでなくさまざまなお出かけ時に活用できます。
保冷効果を重視するならハードタイプ
真夏の連泊キャンプを楽しみたい人には、ハードタイプのクーラーボックスが最適です。ハードタイプは保冷力が高く、ジリジリと焼け付くような太陽の光の下でも冷気をキープし、食材を腐敗から守ってくれます。
頑丈な構造なので、車で長時間揺さぶられても、他のギアと干渉する心配が少なく済みます。ただし、『ハードロッククーラー 40QT』は重量が約11kgあるため、持ち運びにはそれなりに力が必要です。中身の重量も考えると、大人二人はいた方が安心でしょう。
キャンプ上級者に学ぶ!保冷力キープのコツ
クーラーボックスの性能を最大限に生かすには、使い方のコツを知っておくことが大切です。ベテランキャンパーたちが実践している、保冷力キープの秘訣をチェックしましょう。
直射日光や地面の熱から遠ざける
太陽に温められた地面は、想像以上に熱を持っています。そのため、クーラーボックスを直接地面に置くと、地熱により本来の保冷力を発揮できなくなってしまうのです。
保冷効果を保つためには、スタンドやテーブルの上にクーラーボックスを置き、地面から遠ざけておくのが効果的です。地面からの熱を避けるだけでなく、クーラーボックス内外の温度差が減り、結露を防ぎやすくなります。
さらに、直射日光もクーラーボックスの保冷力を低下させます。キャンプ場などでは、クーラーボックスを木陰やタープの下に設置し、日差しが直接当たらないようにすることが大切です。
保冷剤の位置と開け閉めの頻度にも注意
冷気は下へ向かうため、保冷剤は上に置くのが基本です。保冷剤はなるべく均等に配置し、冷気が全体に行き渡るようにします。
また、クーラーボックスを何度も開け閉めすると、内部の冷気が逃げてしまいます。必要なアイテムは、一度にまとめて取り出すように心掛けましょう。
小さなソフトタイプのクーラーボックスを併用して、食品とドリンク類を分けて収納し、開閉する回数を減らすのも効果的です。頻繁に開け閉めするドリンク類の方は、保冷剤を立てておくのもよいでしょう。
保冷力アップ!便利なクーラースタンド3選
クーラースタンドは、保冷力をキープしながら汚れの付着も防げる優れものです。暑い夏場はもちろん、一年中使えるアイテムなので、持っておいて損はありません。
コールマン「クーラースタンド」
無駄のないシンプルなアルミ製フレームで、どんなアウトドアシーンにもしっくりくるデザインです。耐荷重は最大約170kgと頑丈で、大型クーラーボックスもしっかりと支えてくれます。
また、スタンドの幅はロック位置を調節することで3段階に変更可能です。多種多様なクーラーボックスに柔軟に適応できる点も大きな魅力でしょう。
折り畳むと約140×130×570mmとコンパクトになり、楽に持ち運べます。設置する際の手間が少なく、初心者キャンパーから経験豊富なベテランまで、幅広い層に使いやすい製品です。
- 商品名:コールマン「クーラースタンド」
- 公式オンラインストア:商品はこちら
コールマン
クーラースタンド
使用時サイズ: 約44.5×50×33(h)cm(一番低状態) 約31.5×50.5×45(h)cm(一番高状態) 収納時サイズ: 約14×13×57(h)cm 重量:約2kg
オンウェー「OW-435-BLK スタンド」
耐久性と安定性に優れたスタンドです。3段階の高さ調節が可能で、クーラーボックスだけではなく、さまざまなギアのスタンドとして使用できます。
耐荷重は約120kgと、重量のある大型ギアを置くのに十分な強度が備わっています。折り畳むと約560×110×90mmになり、収納スペースも取りません。
アルミフレームを使用しているため約2.26kgと軽量で、持ち運びもスムーズです。表面には黒色のアルマイト処理が施されており、ブラックで統一したスタイリッシュなキャンプサイトによく似合うでしょう。
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- 商品名:オンウェー「OW-435-BLK スタンド」
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オンウェー
OW-435-BLK スタンド
サイズ:長さ49x幅43.5x高さ41cm(使用時) 長さ49x幅10x高さ12.5cm(収納時) 重量:2.3kg 耐荷重:120kg
スノーピーク「フォールディングシェルフ ロング竹」
約1,096×340×397mmの、折り畳み式シェルフです。竹素材を使った天板は木目が美しく、自然の中に違和感なく溶け込みます。
横幅があるため、クーラーボックス以外にも、地面にじか置きしたくないものを載せておけます。棚・ベンチ・テーブルとしても使用できるので、さまざまなシーンで活躍するでしょう。
天板は一枚板ですが、脚は取り外して折り畳めます。別売りの収納ケースも用意しておくと、脚と天板をまとめて持ち運べるので便利です。
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- 商品名:スノーピーク「フォールディングシェルフ ロング竹」
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夏に最適!スノーピークのクーラーアイテム3選
真夏のアウトドアを快適に過ごすためには、便利なクーラーアイテムが欠かせません。クーラーボックスと合わせて使いたい、スノーピークのおすすめアイテムを3点紹介します。
最後まで冷え冷え「缶クーラー350」
クーラーボックスから取り出したときは冷たい缶のドリンクも、時間がたつごとにジワジワと温度が上がっていってしまいます。温くなる前に、急いで飲むようにしている人もいるのではないでしょうか。
そんなときに活用したいのが、『缶クーラー350』です。上から下までストンとした筒状のボトルに、350mLの缶がぴったりと入ります。
真空二重構造で断熱性に優れ、ドリンクを最後まで冷たく保つ優れたアイテムです。外気の影響を受けにくく、結露を防ぐのでコースターも要りません。
- 商品名:スノーピーク「缶クーラー350」
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ミニクーラー付き「システムボトル500」
ボトルとミニクーラーが一体となった、便利なアイテムです。保冷剤を内臓したキャップを冷凍庫で冷やし、ボトルに装着すれば、小さなクーラーボックスになります。
冷蔵庫から出したばかりのような冷たさを感じられるため、クーラーボックスを持ち歩けないハイキング・ピクニックで重宝するでしょう。
保温保冷用キャップに付け替えれば、ホットの缶も温かいまま持ち歩けます。タンブラーとしても使用可能なので、日常でも出番が多いアイテムです。
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- 商品名:スノーピーク「システムボトル500」
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スノーピーク
システムボトル500
サイズ:クーラーキャップ、保温キャップ取付け時/77×77×216(h)mm、タンブラーキャップ取付け時/77×77×222(h)mm 重量:230g+90g(クーラーキャップ)
スタッキングも可能「チタンダブルマグ 300」
軽量かつ耐久性のある、チタン製マグカップです。二重断熱構造で氷が溶けにくく、結露もできにくくなっています。冷たいドリンクをおいしく、快適に味わいたい人にぴったりです。
外部への熱伝導を抑えられるため、熱いドリンクを入れてもマグカップの外側の温度は変わりません。安心して持てるので、小さな子どもでも使いやすいでしょう。
また、『MG-153 チタンダブルマグ 450』とスタッキングできるため、収納スペースが限られるキャンプや旅行にも最適です。
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- 商品名:スノーピーク「チタンダブルマグ 300」
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まとめ
スノーピークのクーラーボックスは、用途やキャンプスタイルに応じて選べる四つのモデルがそろっています。持ち運びやすさはソフトタイプ、保冷力はハードタイプの方が高めです。
クーラーボックスは、直射日光・地面の熱から遠ざけると、保冷力が長続きします。保冷剤の配置や、頻繁な開閉を避ける使い方も効果的です。
最適なクーラーボックスを選び、保冷力を維持するノウハウを駆使して、夏も快適なキャンプを楽しみましょう。