明るさ3000ルーメン、フル充電5時間半
さっそくだが、前作「プラス」との違いを整理しておこう(「プラス」⇒「プラス2」)。
・明るさ(ルーメン):150~1800⇒100~3000
・色温度(K):電球色3000、昼白色4500、昼光色5700⇒3000、4500、6500
・フル充電最速時間:8⇒5.5
・連続最長点灯時間:160⇒120
・ハンドル可動角度:90⇒180
・ハンドルのネジ穴:なし⇒あり
・防水防塵:生活防水⇒IP67
・ボタン数:1⇒2
・ポート保護のキャップ:取りはずし式⇒開閉式
・重量(g):440⇒550
・サイズ(mm):146×96×28⇒168.6×103.4×29
・色:グレイ、ゴールド⇒ブラック、ベージュ
1 白色度もアップして細かい作業がやりやすくなった
注目点は3つ。ひとつめは明るさが大幅に向上した。3000ルーメンは、6畳用の室内灯に匹敵する。年をとると暗いところで細かいものが見えにくくなるから、シニアにとってはありがたいだろう。しかも昼光色の白色度が増したので、より細かい作業がやりやすくなった。
2 急速充電対応で入力、出力ともにスピードアップ
ふたつめは充電スピードの向上。これはPD/QC急速充電技術の採用による。フル充電には5時間半かかるものの、2時間で60%が充電される。このスピードは出力のときにも発揮されるので、外部機器をすばやく充電できる。
3 ボタンが2つになって操作性向上
3つめは使い勝手の向上。細かいことだが、ボタンが電源ボタンと色温度変更ボタンの2つに分けられて、操作がしやすくなった。入出力のポートを保護するキャップは取りはずし式(ポロッと取れる)から開閉式になったので、失くしにくく、防水防塵性能も高まった。ハンドルにはネジ穴がつけられて、カメラの三脚などに設置できる。ハンドルの可動も90度から180度になり、好みの方向に光を照射しやすくなった。
スペックが落ちた点としては、連続最長点灯時間が挙げられるが、これは不要なときは明るさを弱めることと、充電時間のスピードアップによってカバーされる。重量が重くなり、サイズもひとまわり大きくなった点については、もともと「プラス」も軽量コンパクトさよりも明るさとスタミナを追求した商品であったことを考えれば、まあ許容範囲といえる。キャンプのみならず、暗い場所でのDIY作業などにも大きな助けになるだろう。
ちなみに「プラス」と「プラス2」で変わらない点は以下のとおりだ。
・容量(mhA):2万
・出力〈外部機器充電〉:可能
・付属品:ケース、ハンガーフック、カラビナ、充電用ケーブル
・明るさ調節:4段階
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LUMENAプラス2/LUMENA(ルーメナー) 18,700円(税込み)