クーラーボックスって改造できる?おすすめの方法とカスタム例を紹介!
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    2024.08.26

    クーラーボックスって改造できる?おすすめの方法とカスタム例を紹介!

    クーラーボックスって改造できる?おすすめの方法とカスタム例を紹介!
    クーラーボックスの改造をすれば、少しの手間で使い勝手が大きく向上します。本記事ではクーラーボックスの改造の例と、改造の際の注意点やポイントをお伝えします。お手持ちのクーラーボックスに不満がある方は、買い替える前にぜひご一読くださいね。

    クーラーボックスの改造アイディア!

    ハードクーラーボックスがサイトに設置されている。

    クーラーボックスは食材の保存になくてはならないアイテムです。

    暑い時期のキャンプに必須なのが、クーラーボックスです。BBQの食材を冷やしたり、アウトドアでキンキンに冷えたビールを飲むのに欠かせません。

    クーラーボックスには、性能に応じてさまざまな価格帯のものがありますが、保冷力が高いものはそれなりの値段がします。また、そうそう壊れることがない息の長いアイテムです。

    そのため、もしお手持ちのクーラーボックスに満足がいかなければ、買い替えの前に改造して、使い勝手をよくしてみませんか?買い替えるよりもコストが抑えられ、愛着が沸きます。

    クーラーボックスの改造でどんなことができる?

    クーラーボックスの内側にアルミシートがのせられている。

    手軽に保冷力をアップするならば、蓋の下にアルミシートを挟みましょう。

    保冷力のアップ

    クーラーボックスをいちど分解する改造です。使用するのは、1~2mm厚のアルミシート・両面テープハサミ・ドライバーだけです。改造できるのは、ハードクーラーになります。

    まずは、クーラーボックスの外せる箇所のネジをドライバーですべて外し、外側のプラスチック部分、内側の断熱材(主に発泡スチロール)、内側のプラスチックパーツに分解します。

    次にアルミシートを、断熱材をぐるりと囲めるサイズにカットしましょう。

    カットしたアルミシートはアルミ部分が外側を向くようにして、断熱材を囲み、両面テープで貼り付けます。

    最後に元通りにパーツを組み合わせ、ネジをすべて締めたら完成です!クーラーボックスを分解するので勇気がいりますが、保冷力をアップできます。

    分解するのに抵抗がある方は、アルミシートを蓋のサイズにカットし、使用の際に蓋と本体の間に挟み込みましょう。クーラーボックス内の冷気のロスを押さえるため、多少は保冷力がアップします。

    また、小さなソフトクーラーボックスを内側に入れ込むのも効果的。できるだけ主のクーラーボックスにジャストサイズのものを選べば、効率よく中身を冷やせます。

    内部に仕切りを追加

    ほとんどのクーラーボックスは内側に仕切りがありません。野菜などのやわらかいものと、ペットボトルなどの重いものを一緒に入れる際には、やわらかいものをつぶさないように工夫が必要になります。内部に仕切りを作ればそんな問題も解決します。

    仕切りは100円ショップで売っている薄手のまな板などの、板状のプラスチックで自作できます。

    方法は、クーラーの形状に合うようにぴったりとカットしてはめ込むだけです。プラスチックのカットにはプラスチックカッターやのこぎりなどを使用しましょう。電動工具のジグソーがあれば、思い通りの形にカットできます。

    外部にポケットを取り付け

    クーラーボックスに取り付けた小物入れの様子。

    外側に小物入れがあれば、使い勝手が向上します!

    クーラーボックスの外側に小物入れを取り付ければ、キッチン周りのこまごまとしたカトラリー類や、調味料などを入れておくのに重宝します。

    外側に穴などのひっかける場所があれば、カラビナなどを使って簡単に取り付けられます。

    ひっかける場所が無ければ、アウトドア用のナイロンテープなどを、クーラーボックスにぐるりと巻き付け、ビスで固定し、小物入れをぶら下げましょう。

    ただし、クーラーボックスに穴をあける改造になるので、失敗しないよう慎重に行ってくださいね。

    フタ裏に小物入れを設置

    クーラーボックスの上部にパットが設置されている様子。

    クーラーボックスの内側に固定できる小物入れを探しましょう。

    クーラーボックス内側の上部に、かごやパットなどを設置し、小物入れを追加する方法もあります。

    手間はかかりませんが、クーラーボックスの内側にぴったりと収まる小物入れを探す必要があります。内側の長さを測り、100円ショップやホームセンターで探してみましょう。クーラーボックスによっては、純正のオプション品が販売されている場合もあります。

    小物入れは、クーラーボックスの底のほうに埋まってしまいがちな調味料やバターやチーズなどの細かい食品を入れておくのに便利です。

    ちなみに、小物入れに保冷剤を置けば、保冷力もアップします。冷気が上から下に流れる性質があるためです。保冷剤をクーラーボックスのサイドや下部に置くよりも効率よく冷やせます。

    デザイン面でも改造

    「保冷力は気に入ってるけれど、カラーが気に入らない」「外側が日焼けで色褪せてしまった」そんな時は思い切って塗装をしましょう。ガラッと雰囲気を変えられます。

    塗装に必要なのはマスキングテープと、カラースプレー、段ボール、ミッチャクロンなどの下地剤です。

    まずは、ロゴの部分、ハンドルの部分など、色を塗りたくない部分にマスキングテープを貼ってしっかりと養生しましょう。

    屋外に段ボールをしき、上にクーラーボックスをのせたら準備完了。ミッチャクロンを十分な距離(30㎝ほど)はなして、全体にスプレーしていきましょう。

    30分ほど放置し、下地剤が乾いたら、カラースプレーを塗っていきましょう。全体にスプレーしたら、30分ほど放置しよく乾かします。乾いたら2度目のスプレーを行ってください。あとはその繰り返しです。全体が色むらがないように仕上がれば完成です。

    うまく塗るコツは焦らず、時間をかけて薄く塗り重ねること。3回程度塗り重ねて完成するイメージで、作業しましょう。

    改造する際の注意点とポイント

    改造前の計画と準備

    クーラーボックスの改造前には、あらかじめ作業の流れを確認し、失敗するリスクを減らしましょう。

    分解をする場合に、取り外したビスは、都度小皿などの容器に入れておけば、紛失を防げます。取り外したパーツを元通りにできるように、分解前に組み立て方を理解しておきましょう。

    ビス穴を開ける場合は、入念に場所を確認し、クーラーボックスにマジック等で下書きをして、ビスがずれないようにしましょう。

    基本的に、改造を施してしまうと、何かあった場合にもメーカー保証を受けることができません。自己責任で行ってくださいね。

    安全対策

    プラスチック板のカットで、のこぎりやジグソーを使用する際や、電動ドリルでビス穴を開ける際には、しっかりとした安全対策が必要です。万が一手が滑った時のケガを防ぐために、必ず軍手を着用して作業しましょう。

    改造後の機能面

    クーラーボックスの保冷性をアップさせる改造は効果抜群です。お手持ちのクーラーボックスの保冷性に不満がある場合は、ぜひお試しくださいね。

    また、外部にポケットを取り付けると、調味料やこまごまとしたカトラリー類など、調理に使うものをまとめておくのに便利ですよ。

    自分好みにカスタマイズしたクーラーボックスを活用しよう!

    手を加えたクーラーボックスが地面に置かれている。

    手を加えたクーラーボックス。

    使い勝手がイマイチなクーラーボックスでも、少しの工夫で自分好みにカスタマイズできます。新しいクーラーボックスを購入する前に、まずは改造に挑戦してみましょう。保冷力をアップさせたクーラーボックスでアウトドアを満喫してくださいね!

    のまどうさん

    アウトドアライター

    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

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