キャンプでわざわざ薪割りをするのは?
最近では、キャンプ場周辺のコンビニやスーパーで薪を販売していますよね。
しかし、わざわざキャンプ場で薪割りをしている人がたくさんいます。
その理由は、以下の3つが考えられます。
- 普段できない体験だから
- 薪のサイズを調節している
- 節約するため
1.普段できない体験だから
皆さんは生活している中で、薪割りをすることがありますか?
私みたいにド田舎出身の人か、五右衛門風呂に入っている人でない限り、普通はしないと思います。
キャンプは普段できないことができたり、便利な世の中であえて不便さを楽しんだりするのが魅力です。
あえて薪割りという重労働をキャンプ場ですることで、新たな刺激や快感を得ることができます。
2.薪のサイズを調節している
販売されている薪は、全部同じサイズというわけではありません。
曲がっていたり、太かったり細かったりします。
火付けの際は、細かいほうが火の付きがいいので割ることが多いです。
3.節約するため
薪は、概ね300~1000円くらいします。
頻繁にキャンプに行く人が毎回買っているとかなりの出費になるでしょう。
キャンプ場によっては場内にある木や丸太を使って良いところもあるので、節約のためにそういったキャンプ場を選ぶ方もいます。
薪割りで使える道具と選び方
薪を割るのに必要なものと言えば斧をイメージするかと思いますが、他にも必要なものがあったり、別の割り方があったりします。
以下で薪割りに使える道具を紹介します。
斧
まずは、王道の斧です。
ワークマンやホームセンターでも薪割り用の使いやすいサイズの斧が売っています。
軽いものもたくさんありますが、今回紹介する割り方では斧の重さを利用するのである程度重量があるほうが割りやすいです。
薪割り機
なかなか持っている人はいませんが、薪割り機というものもあります。
安いものではないので、初心者の方は自分で割るのがおすすめです。
ただ、沢山の薪を楽に割りたいときには重宝するので、毎週のようにキャンプする方は検討してみるのもいいかもしれませんね!
ナイフ
既に割られている薪を、さらに小さくしたいときはナイフでも可能です。
ただ、頑丈でないナイフは割れる可能性があり危ないので、厚みのある丈夫なナイフを使用しましょう。
ナイフを使用する際は、割りたい場所に刃を当ててナイフのみねの部分を薪やハンマーなどで叩いて割り進めます。
これはバトニングという方法です。
作業台
薪割りは、安定した場所で行う必要があります。
割りにくさ以前に、木が飛んだり、斧が思いがけない方向に行ってしまう可能性があるからです。
安定した場所で割るか、台を利用し安全に薪を割りましょう。
手袋
刃物を扱う際や薪を扱う際は、安全のため手袋を使いましょう。
斧が飛んでいかないように、グリップの効く皮手袋がおすすめです。
薪割りの基本手順
手順1 薪を作業台か安定した地面の上に置き、安全か確認します。
この時点で可能な限り斧を食い込ませておくと持ち上げたときにずれにくくなります。
手順2 斧を薪ごと軽く持ち上げて落とします。
手順3 薪に刃がしっかり食い込んだら、持ち上げて地面に落とします。
これを割れるまで繰り返します。
安全に薪割りを行うための注意点
薪割りは、斧など普段使わない刃物を使用します。
したがって、安全には十分注意して行いましょう!
以下に注意点をまとめます。
- 安全のためだけでなく、作業しやすくするためにも手袋は必ずつけましょう。
- 周囲に人や車などがいないことを確認してから作業をしてください。
- 安定した場所で行いましょう。
- 薪を完全に割るときには、薪を手で持たないようにしましょう。また、刃が落ちる場所に足を置かないよう注意してください。
- 使った刃物は放置せずに、カバーなどをつけて保管しましょう。
キャンプ場の周りには病院がないことが多いです。
斧やナイフで大量出血する可能性もありますから、やりすぎと思うくらい安全管理に心掛けましょう。
薪割りで非日常の体験を
五右衛門風呂にでも入っていない限り、日常生活で薪割りをすることはないかと思います。
薪割りはスパッと割れたときの快感だけでなく、良い運動と節約にもなるためおすすめのアクティビティです。
安全には十分留意して、楽しい薪割り体験ができると良いですね!
ここまで読んでいただきありがとうございました!