世界が認めた自然写真家・高砂淳二さんの写真展
宮城県石巻市出身の自然写真家、高砂淳二さんの写真展が、この夏、仙台に続いて、福島県の喜多方市美術館で開催されます。
今回の写真展のテーマは「生命のうた」。
この地球には、微小なものから巨大生物まで無数の生き物たちが暮らしていて、それぞれが命を謳歌することで、日々、元気を保っています。
大きな地球の大自然の中で、ちいさなひとつひとつの命が自分自身の歌を歌っている。春の訪れがあり、厳しい冬がある。喜びも悲しみもあるけれど、どんなときも生き物たちは歌いながら一瞬一瞬を生きている。
そのそれぞれの「生命のうた」にそっと耳をすませれば、歌声はハーモニーとなり、地球全体が奏でる壮大な交響曲が聞こえてくるでしょう。
今回の展示では、自然写真家・高砂淳二さんがとらえた世界各地の自然風景とともに、さまざまな生き物が登場し、その特徴的な姿を見せてくれます。
私たちは、こんなにも多くの愛らしく個性的な生き物たちとともに、この美しい地球をシェアして暮らしている。いま生きていることのすばらしさ、命のかけがえのなさを、あらためて感じられる写真展です。
珠玉の作品群が響かせる「生命のうた」を、ぜひお楽しみください!
8月3日(土曜日)には、オープニングイベントとして高砂さん自身が解説するトークショーが開かれるほか、翌週末の8月10日(土曜日)には、喜多方プラザ文化センター小ホールで高砂さんによるスライドショーとサイン会が開催されます。
高砂淳二写真展「生命のうた 高砂淳二写真展」概要
- 会場:喜多方市美術館(喜多方市字押切2丁目2番地)
- 会期:2024年8月3日(土)〜9月23日(月)
- 時間:午前10時~午後6時(展示室への入館は午後5時30分まで)
- 休館日:毎週水曜日
- 観覧料:一般 600円 小・中・高校生 250円 ※未就学児・75歳以上 無料
- 喜多方市美術館公式ページ:http://www.kcmofa.com/exhibit/5150/
主催:喜多方市美術館
特別協力:高砂写真事務所、株式会社ニコン、株式会社ニコン イメージング ジャパン
企画制作:M&M COLOR
後援:福島民報社、福島民友新聞社、朝日新聞福島総局、読売新聞東京本社福島支局、毎日新聞福島支局、産経新聞福島支局、河北新報社、福島テレビ、福島中央テレビ、福島放送、テレビユー福島、ラジオ福島、ふくしまFM、喜多方シティエフエム
高砂淳二ギャラリートーク(オープニングイベント)
2024年8月3日(土)11:00~ 喜多方市美術館内(当日観覧券が必要です)
高砂淳二スライドショーとサイン会
2024年8月10日(土)13:30〜 喜多方プラザ文化センター小ホール
定員50席(※要予約、美術館に電話または直接お申込みください)
担当学芸員によるギャラリートーク
2024年9月14日(土)13:30〜 喜多方市美術館内(当日観覧券が必要です)
写真エッセイ『夜の虹を向こうへ』重版出来!
2012年刊行の高砂さんの半生記的なフォトエッセイ集『夜の虹を向こうへ』(小学館刊)の重版ができました!写真展の会場で販売しておりますので、ぜひお手に取ってご覧ください。
高砂淳二『夜の虹の向こうへ』
ハワイで最高の祝福とされる「夜の虹」に高砂さんが出合ったいきさつから、世界中の虹を追いかけて旅を続ける中で遭遇した数々のエピソード、北米の先住民に教わった人生をよりよく生きるための智恵まで、高砂さん特有のユーモラスな筆致で描かれた、アウトドアファン必読の一冊です。
高砂淳二さんプロフィール
1962年、宮城県石巻市生まれ。自然写真家。ダイビング専門誌の専属カメラマンを経て1989年に独立。熱帯から極地まで世界中の国々を訪れ、海中、生き物、虹、風景、星空など、地球そのものをフィールドに、自然の繋がり、人と自然の関わり合いなどをテーマに撮影活動を行ないながら、TBS「情熱大陸」NHK「スウィッチインタビュー」などのメディアや講演会等で自然のこと、自然と人間の関係、人間の役割などを伝え続けている。自然写真の世界最高峰といわれる「Wildlife Photographer of the Year 2022」自然芸術性部門の最優秀賞を受賞。みやぎ大使、いしのまき観光大使、海の環境NPO法人 OWS 理事。写真集に『free』『aqua』『life』『BLUE』『night rainbow』『虹の星』『ASTRA』『Children of the Rainbow』『LIGHT on LIFE』など多数。2024 年4 月に最新写真集『この惑星(ほし)の声を聴く』発表。