材料は乾燥しているので軽量で腐敗せず、水とクッカーさえあれば、調理が可能。山の中でも手軽にレストランクオリティーの一皿が味わえるという。
「これを食べるために山へ登る」そのくらい美味しい登山食を目指す
マウンテン グルメ ラボのレシピを開発しているのは、ブランドの代表である三好拓朗氏と、東京・下北沢の小料理屋「namida」 オーナーシェフ・田嶋善文氏。「これを食べるために山に登りたい。そう思えるようなレシピをつくりたい」という田嶋シェフの言葉のもと、2年を超える試作期間を経て製品化されている。
今回発売される「山椒七味香る豚汁雑炊」は、玉ねぎと人参、ごぼう、じゃがいもなどの根菜を濃厚なポタージュにし、大量の豚の細切れと煮込んだ豚汁によるぶっかけ飯。味噌は神奈川・小田原のオリジナルブランド「いいちみそ」を作っている「加藤兵太郎商店」の合わせ味噌を使用し、いりこ出汁で仕立てている。あえて食感をなくしたことで旨味の塊が勢いよく流れ込み、後入れの香高い山椒七味もいいアクセントとなる。
「香ばし海老のレモン麻婆飯」は海老と豆板醤の香りに、レモンの酸味と苦みがアクセントとなる麻婆飯。たっぷりの海老醤が香ばしさと旨味を放ち、そこに大ぶりにカットされたレモンの強烈な酸味と苦みが覆いかぶさる。それぞれの良さがガツンと弾ける、夏の山で汗だくになりながら食べたい爽快な一皿となっている。
マウンテン グルメ ラボの商品は全国の登山用品店及び自社ECサイトにて取り扱いをおこなっている。食材は乾燥しているため軽量で、調理方法もできるだけ燃料を使わないよう、運ぶ水の量も減らせるように考えられている。常温で1年の保存が可能で、フードロスが出にくいのもうれしい配慮だ。
公式サイトhttps://mgl.quest/