水切り石とは?
「水切り石」とは、「水切り」で使う石全般を指す言葉です。
水切りとは、回転をかけた石を水面に投げ、水面を跳ねた回数を競う遊びです。
地域によっては「石切り」とも呼ばれているようです。
そのため河川などにある石のうち、水切りに適したものは全て水切り石と言えるでしょう。
水切りにぴったりな水切り石を見つければ、水面を跳ねた回数を伸ばせます。
河川が近くにあるキャンプ場などに行った際は、子供と一緒に水切りに挑戦してみてくださいね。
水切り石の選び方
水切りに適した水切り石を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
どれも簡単なポイントなのでぜひ覚えてくださいね。
石の形状(平らで薄い石が理想的)
平らで薄い石が水切りに適しています。
平らであるほど水面をうまく捉え、滑るように跳ねていきます。
重さ(軽すぎず重すぎない)
手で持った際に程よい重量を感じられる石がおすすめです。
あまりに大きくて重いものは勢いをつけて投げにくいため、水面を跳ねる回数を増やしにくいでしょう。
また小さくて軽いものは、空気抵抗の影響を受けて安定しないので水切りに向いていません。
表面の滑らかさ
表面が滑らかな石かどうかをチェックしましょう。
表面が滑らかであればあるほど水面との摩擦抵抗が小さくなり、安定した状態で水面を跳ね続けます。
水切り石を見つけるポイント
水切り石を見つけるポイントを紹介します。
見つける際のポイントを覚えておけば、迷わずスムーズに水切り石を見つけられます。
ビーチや河原で見つける際は?
ビーチや河原で水切り石を見つける際はできるだけ水辺を探しましょう。
水辺にある石ほど流されるうちに削られ、平らで滑らかな傾向があるためです。
水切りにより適した石が欲しいのなら、水の中に入って石を探すのもおすすめです。
自然の中で見つける際は?
自然のなかで水切り石を探す際も水辺をチェックしましょう。
ビーチや河原と同様に、水辺の石は削られて平らになりやすいためです。
例えば山間部の場合、小川などが流れている場所が狙い目です。
水切り石の投げ方とコツ
水切りをする際のポイントは主に4つです。
それぞれを詳しく紹介するのでチェックしてくださいね。
投げる角度
水面に対してできるだけ水平になるように投げるのがポイントです。
水平になるように投げることで、水面に石が触れた際に勢いが衰えにくくなります。
しかし実際に水平に投げるのは難しいでしょう。
水面に対して20度ほどの角度で投げ入れるのを意識してくださいね。
手首の使い方
手首のスナップを上手く使い、石に回転を加えるのがポイントです。
回転によって石が安定し、水面を跳ねる回数が増えます。
ただし力を入れすぎると投げにくいため、程よい力加減を意識しましょう。
力加減
力を使って思い切り投げるのではなく、程よくリラックスした状態で投げましょう。
全力を出した状態の8割程度を意識するのがおすすめです。
力まずに脱力することで、水切りの安定感が増します。
跳ねる回数を増やすための技
腰の回転を上手く伝えることで、水切りで跳ねる回数を増やせます。
野球選手のバッティングフォームを参考にすることでイメージしやすくなります。
水切りを始めた当初の私も野球選手を参考にしていました。
水切りに適した場所
水切りを楽しむ際は、周囲の安全をしっかりと確認するのが大切です。
以下の2点は必ず確認してくださいね。
波の少ない静かな水面
波が少ない静かな場所で水切りを楽しみましょう。
波の抵抗によって跳ねる回数を増やせないためです。
川幅がある本流域は、比較的波が穏やかなのでイチオシです。
安全で広いスペース
周囲の人に迷惑がかからないよう、広いスペースを確保できる場所で水切りを楽しみましょう。
なお場所によっては水切りが禁止されている場合があるようです。
河川などを管轄する団体を調べ、事前に確認しておくと良いでしょう。
キャンプなどのアクティビティの一つとして楽しもう!
水切りは親子で気軽に楽しめるので、河川の近くでのキャンプ場でぜひ挑戦してもらいたいものです。
ちなみに公式の世界記録は88回だそうです(非公式だと100回以上だとか)。
世界記録更新を目指し、親子で水切りに挑戦してみましょう!