今回は、クイックキャンプの「防水マルチシート」をご紹介。使用感などを詳しく解説しますので、本格的なグランドシートをお探しの方はチェックしてください。
クイックキャンプってどんなブランド?
「防水マルチシート」は、岐阜県にあるYOCABITOが運営するアウトドアブランド「クイックキャンプ(QUICKCAMP)」が販売しているグランドシート。クイックキャンプは、日常の延長線でだれもが気軽にアウトドアを楽しめることを目指して運営されているブランドです。
製品は開発から製造、梱包まですべて自社で行われているため、他のブランドよりも比較的リーズナブルな価格で入手できるのも魅力。もちろん、価格だけでなくデザインにもこだわられていて、落ち着いた風合いのものが多く、アウトドアに限らず日常でも使えるアイテムばかりなのも特徴です。
テントやタープだけでなく、ドッグマットなどペット用のアウトドア用品も登場しており、幅広いアウトドアファンから一目置かれているブランドです。
クイックキャンプ「防水マルチシート」の特徴
頑丈なポリオックスフォード生地
「防水マルチシート」は耐摩擦性のあるポリオックスフォード構造で強度があり、しわがつきにくいのが特徴。強度があるとはいえ、手触りはコットンよりもやや硬さがある程度のため、広げたり折りたたむ際にも扱いやすくなっています。
折りたたんだ状態の折り目はついていますが、それ以外の部分にしわはまったくありません。シートを広げたり、折りたたむ際にシャカシャカ音がしないのも嬉しいポイントです。
雨の日でも安心の撥水・防水加工
「防水マルチシート」は表面には撥水加工、裏面はツルツルしており撥水加工が施されています。裏面だけでなく、表面も撥水加工されているので、テント泊で雨が流れ込んでしまったときやレジャーシートとして使用した際の急な雨でも安心です。
ペグダウンで強風時にも使える
「防水マルチシート」にはペグが打ち込める鳩目とループが付いています。太さによって外の耳についている穴にペグダウンしたり、金具部分の鳩目にペグを打つことも可能。荷物置きやレジャーシートとして使用する際にもペグ打ちしておけば、強風で飛ばされる心配もありません。
自然に馴染むアースカラー
「防水マルチシート」にはカーキとサンドの2種類のカラーバリエーションがあります。私はブラウン系のテントを所有しているので、サンドを使用。自然に馴染むカラーでレジャーシートとして使用しても違和感なく、ファッショナブルな雰囲気になるのも嬉しいポイントです。
クイックキャンプ「防水マルチシート」の実際の使用感
「防水マルチシート」の使用感をひと言でお伝えすると、「安心」。厚みのある生地で地面の冷気を通さないので、季節を問わず芝生や土、コンクリートの上でも安心して使えます。
やや凸凹した場所にテントを設営しても「防水マルチシート」を敷けば、それなりに見映えが良くなるところもグッドポイントです。大きさは約幅203cm×奥行145cmで大判のため、ソロ用のワンポールテントから2人用のテントまで1枚でちょうどいい広さ。
DODの「カマボコテントM」などファミリー用の大きなテントには、1枚では足りないので2枚は必要です。
使用後は裏面の結露が気になるので、必ず干して乾燥させてから撤収しています。防水加工が施されているので、天気が良い日に物干し竿にかけるか、コンクリートなどの乾いた地面に裏返しておけば、15~20分程度でサラッと乾くので片付けも楽です。
ちなみに表面は撥水加工が施されてるためか、使用後でもこれまで目立った汚れがついたことはありません。
2年ほど使い続けていますが、泥汚れが気になる場合は水洗いで落ちるので、ほとんど劣化していません。使い続けるほど「防水マルチシート」の耐久性と、お手入れのしやすさに満足しています。
グランドシートにこだわって快眠を手に入れよう
ブルーシートやレジャーシートでもグランドシートの代用は可能ですが、寝心地を快適にしたい場合はしっかりこだわりたいもの。クイックキャンプの「防水マルチシート」は頑丈でまだまだ壊れそうにないので、この先もキャンプでの寝心地をサポートしてくれそうです。
クイックキャンプ|防水マルチシート
展開サイズ(約):幅203cm×奥行145cm
収納サイズ(約):幅26×36×高さ3cm
重量(約):1.4kg
構造部材:ポリエステル、裏面はPVCコーティング