エリッゼステークって何が凄いの?特徴から商品ラインナップまで解説!
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    アウトドア雑貨・小物

    2024.09.13

    エリッゼステークって何が凄いの?特徴から商品ラインナップまで解説!

    エリッゼステークって何が凄いの?特徴から商品ラインナップまで解説!
    テントやタープを地面に固定するためのペグは、キャンプになくてはならないアイテムです。そんなペグのなかで、扱いやすく頑丈なため、キャンパーの間で人気が高いのがエリッゼステークというペグです。本記事ではエリッゼステークの特徴と、商品ラインナップをお伝えし、その魅力をご紹介します!

    強度の高いペグであるエリッゼステーク

    エリッゼステークとは、株式会社山谷産業のブランド「村の鍛冶屋」からリリースされているペグのことです。強度が非常に高く、扱いやすいためキャンパーの間で人気があります。

    村の鍛冶屋の拠点である新潟県燕三条は、金属加工の町として世界的に有名な場所。エリッゼステークはその技術を生かして製造されている高品質なペグなのです。

    エリッゼステークの特徴

    頑丈な素材と作り

    エリッゼステークが地面に置かれている。

    強靭な造りがウリのエリッゼステーク。

    エリッゼステークは強靭なペグです。アルミ製のペグなどは地中にある石に当たると曲がってしまうことがありますが、エリッゼステークは、もろい石ならばそのまま叩き割ってしまうほど頑丈です。頑丈なわけは、素材にスチール(鉄)を使用しているだけでなく、その製法にあります。

    エリッゼステークは丸い鋼材を1,100度Cになるまで真っ赤に熱し、約1トンの力で一気につぶしてから、形を整えて製造されています。

    これは鍛造(たんぞう)と呼ばれる製法です。鍛造とは熱した金属に圧力を加えて形状を変える製法のこと。融解した金属を型に流し込んで固める鋳造(ちゅうぞう)よりも素材の密度が高くなり、より堅くなるメリットがあるのです。

    エリッゼステークは、キャンプの途中で破損する恐れが少ないため安心です。人気の理由のひとつです。

    抜けにくい形状

    エリッゼステークのアップ画像。

    軸の部分。楕円のため抜けづらい造りです。

    エリッゼとはイタリア語で楕円のこと。その名の通り、エリッゼステークの軸の部分は楕円形状をしています。

    軸が円形のペグは風を受けた際などにクルクルと回ってしまい、固定したテントのループやガイロープが抜けてしまう恐れがあります。その点、楕円形状は地中で回りづらく、がっちりとテントやタープを固定できるのです。

    使い勝手抜群な工夫

    エリッゼステークの上部からの写真。

    エリッゼステークの上部。面積が広く、ハンマーをヒットさせやすい形状です。

    エリッゼステークは使い勝手を向上させる工夫が各所にあります。

    ペグ頭の面積が広くなっているため、ハンマーで打ち込む際に力がしっかりと伝わります。数回打ち込むだけで、ペグダウンが完了します。

    ロープをひっかける箇所はつるりとしていて、凹凸がありません。これはバリによってロープが切れるリスクを抑える配慮です。

    ペグ抜きの際には、頭頂部にある穴や、ガイロープをひっかける返しの箇所に、ペグハンマーの先端をひっかけて90度ひねれば、簡単に引き抜けます。楕円形の形状のため、ひねればペグと地面との間に空間ができるからです。

    村の鍛冶屋から「アルティメットハンマー」という、片側がペグ抜きになったハンマーがリリースされています。併用するとエリッゼステークの使い勝手がさらによくなります。

    多様なサイズ展開と豊富なカラーバリエーション

    エリッゼステークのサイズは18・20・28・38・48cmの5つです。そのうち、20cmのみチタン素材。残りはスチール(鉄)素材です。

    細かなサイズの違いがあるだけでなく、カラーバリエーションが豊富な点も魅力。無骨さを感じるブラックカラー、レッド・イエロー・ピンク・ブルー・パープルなどの明るいカラー、オリーブやベージュのアースカラーが販売されています。

    明るいカラーは、自然の中での視認性が高く、ペグを抜き忘れたり、キャンプサイトに忘れたりするリスクや、ペグにつまづいて転ぶリスクを軽減できます 。

    カラーの塗装は、粉体塗装が厚めに施してあります。簡単には剝がれない造りなのがGOODポイントです。

    エリッゼステークのラインナップ一覧

    鍛造ペグ エリッゼステーク 18cm

    エリッゼステークで最も短いペグ。ソロ~デュオ用などの小型のテントの固定に向いています。

    スチール製で、砂浜のようにサラサラの地面以外ならば、グイグイと打ち込め、がっちりと固定してくれます。テント付属のアルミペグや、プラペグでは心もとないとお考えの方や、ソロキャンパーにおすすめの商品です。

    村の鍛冶屋
    鍛造ペグ エリッゼステーク 18cm

    サイズ:全長:184mm ヘッド部:楕円10×12mm 打込み部:太さ6×7mm 重量:約77g

     

    鍛造ペグ エリッゼステーク 28cm

    エリッゼステークのスタンダードサイズと言えるのが28cm。重量は約192gと重めですが、その重さがテントをしっかりと固定してくれます。

    サイズに迷ったら28cm購入で間違いないでしょう。小型のテントから中型のテントまで使用できるため、汎用性が最も高いサイズのペグだからです。

    村の鍛冶屋
    鍛造ペグ エリッゼステーク 28cm

    サイズ 全長:280mm ヘッド部 楕円13×17mm 打込み部 太さ9×7mm 重量 約192g

     

    鍛造ペグ エリッゼステーク 38cm

    ファミリーからグループ用の巨大テントや、タープを固定するのにおすすめのサイズです。巨大なテントやタープのメインポールを固定するガイロープは、風がふいた時に強い負荷がかかるからです。

    40cm近くの長さがあるため、がっちりとテントやガイロープを地面に固定できます。

    村の鍛冶屋
    鍛造ペグ エリッゼステーク 38cm

    サイズ 全長:380mm ヘッド部:楕円13.5×16mm 打込み部:太さ11×9.5mm

     

    鍛造ペグ エリッゼステーク 48cm

    強風時にテント泊する際におすすめのサイズです。長さがあるので、風が強くても、めったに抜けることがありません。

    風の影響を受けやすいタープのメインポール固定用のガイロープや、テントの4隅などの要所に使用するとよいでしょう。

    村の鍛冶屋
    鍛造ペグ エリッゼステーク 48cm

    サイズ 全長:480mm ヘッド部:楕円13×17mm 打込み部:太さ10.5×9mm

     

    鍛造ペグ エリッゼステーク 64チタン 20cm

    腐食しづらく、軽量な64チタン素材を使用したペグです。完全耐食性なので、長年使用してもサビが発生しません。ほぼ同サイズの「エリッゼステーク18cm」が約73.8gなのに対し、「64チタン 20cm」は約40gと非常に軽量です!

    ほかのエリッゼステークとは異なり、ガイロープをひっかける返しに部分がなく、頭頂部に穴が開いているだけのシンプルな形状です。穴の直径が小さいため、「アルティメットハンマー」などのペグ抜きの先端が入りません。使用前に径3.5mmのガイロープをループにして取り付けておくと引き抜きやすくなります。

    軽量で頑丈なペグをお探しならばイチオシの商品です。

    村の鍛冶屋
    鍛造ペグ エリッゼステーク 64チタン 20cm

    サイズ:φ7.8mm×200mm(鍛造部:6.6mm)  材質:64チタン合金  重量:40g / 本

     

    人気のエリッゼステークを一度試してみては?

    エリッゼステークが地面に置かれている。

    キャンプの名脇役!エリッゼステーク。

    エリッゼステークはペグがなかなか刺さらない、硬い地面でも難なく打ち込める頑丈なペグです。軸が楕円形のため、いちどペグダウンすると、抜けづらく、テントやタープをがっちりと固定できます。

    アルミペグやプラペグと比較すると、破損する心配が少なく、安心してキャンプができます。テントに付属していたペグに不満のある方、ペグの買い替えを検討している方はぜひ一度お試しください。

    のまどうさん

    アウトドアライター

    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

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