テントペグのおすすめ15選！形状や素材の違いなど選ぶ際のポイントを紹介！

キャンプの快適さを左右するのがテントペグ。本記事ではテントペグの選び方と、おすすめ商品15選をお伝えします。ペグが破損して買い替えが必要な方や、設営場所にあったペグをお探しの方はぜひ参考にしてくださいね。

のまどう

CONTENTS

テントペグはどれがいい？
テントペグはどのように選べばいい？
テントペグのおすすめ15選！
豊富な種類から目的にあったテントペグを選ぼう！

テントペグはどれがいい？

テントやタープを設営するのに欠かせないのがテントペグ。素材や長さ、形状に違いがあるさまざまなペグが販売されており、どれを購入すればよいのかわかりにくいですよね？

テントペグは地面の状態や、使用するタープやテントの大きさ、天候などに合わせて適切なものを選ぶ必要があります。チョイスを誤ると、場合によってはテントが倒壊して破損する恐れがあります。

テントに付属しているテントペグでも十分キャンプは楽しめますが、適したペグを選ぶと、驚くほどキャンプが快適になりますよ。ぜひペグの知識を深めてくださいね。

テントペグはどのように選べばいい？

設営場所に合わせて形状や素材をチョイス

テントやタープを設営する場所に合わせて選ぶのはペグ選びの基本です。キャンプ地の主な設営場所に合ったペグをご紹介します。

よく整地されたサイト

整地された芝地。

芝地などの地面がよく整地されたサイトは、ペグが打ち込みやすいため、アルミ製のピンペグでOK。

ピンペグとは棒をL字に曲げた形状のものです。よくテントやタープに付属しているものですので、目にしたことがある方も多いはずです。打ち込みやすい場所ならば、長さは20～30cmあれば十分でしょう。

ただ、ピンペグはガイロープを固定した際に、風などにあおられて180度ぐるりとペグ頭が回ってしまい、ガイロープが外れてしまうことがあります。不安な方はがっちりと固定ができる鍛造のものや、アルミ素材でも地面に対しての抵抗力のあるＸ字やＹ字のペグを選ぶとよいでしょう。

小石の多い硬い地面のサイト

砂利混じりの固い地面。

未整地で砂利が混じっており、硬くてペグが刺さりにくいサイトでは、スチール（鉄）素材の鍛造ペグがおすすめです。鍛造ペグは非常に硬く、やわらかい石ならば砕いてそのままペグダウンできるほどです。

ペグハンマーと鍛造のペグ。

また、硬い地面にはチタン素材のネイルペグも向いています。

ネイルペグとは釘のようにペグ頭が平らになった形状のペグのこと、ハンマーから伝わる力を地面にダイレクトに伝えられるメリットがあります。チタン素材のネイルペグは、そのメリットにチタンの強靭さが加わり、硬い地面でもペグが曲がるリスクが少ないのです。

砂地や落ち葉が積もった林間サイト

砂浜などのサラサラの地面や、林間の落ち葉や腐葉土が厚く積もっているような柔らかい地面には、40cm以上の長めのペグを用意しましょう。地面が柔らかいため、深くまで差し込む必要があるからです。

形状はU字やV字のペグがおすすめ。素材はアルミやスチール製のものが主流です。砂浜にも強い抵抗力がある形状ですよ。また、地面に固定する面積が広いため、大型のプラスチックペグも向いています。

耐久性や持ち運びを考えたチョイス

耐久性、持ち運び性を兼ねそろえたペグならば、チタン素材のペグです。チタンは硬いため曲がりにくく、耐食性が高いため、水にぬれても錆びません。また、スチールやステンレスに比べて軽量なので持ち運びがらくだからです。

V字ペグ。重ねてコンパクトに収納できます。

また、V字ペグやU字ペグも、重ねてコンパクトに持ち運びができるためおすすめです。

コストパフォーマンスを考えたチョイス

スチール製のピンペグ。

コストパフォーマンスに優れるのはアルミやスチール製のペグでしょう。チタンや鍛造ペグよりも安い価格で入手できます。

ただし、チタンや鍛造のペグよりも柔らかくもろいため、硬い地面に使用すると曲がってしまうことがあります。使い方によっては頻繁に買い替えが必要になるため、チタンや鍛造のペグを長く使用したほうが、結果的に安く済む場合もあるでしょう。