100g未満だから届け出不要。箱から出してすぐに飛ばせる
航空法の規制外だから飛ばせる場所も多い
ドローンは、本体の重量が100g以上の機種は国土交通相に機体の届け出が必要だが、100g未満の機種は届け出が不要で、「トイドローン」と総称されている。航空法による規制も受けないので、申請なしで飛ばせる場所も多い(ただし、禁止されているところもあり、都市条例などの規制は受けるので注意)。
今回紹介するのもそんなトイドローンのひとつだが、トイとはいえ、なかなかスペックが充実している。さっそくその機能を見ていこう。
初心者でも扱いやすい3つの機能が付いている
1、ワンキー離着陸
コントローラーの↑ボタンを押せば離陸、↓ボタンを押せば着陸。まずはこの操作だけ覚えれば、離着陸させることができるから簡単だ。
2、自動ホバリング
そして、なにも操作しなければ自動ホバリングしてくれるので、まごつくことがない。自動ホバリングは、ピジョンポジショニングというシステムを使用し、機体下部の2つのカメラによって地面との距離を導き出している。ただし、暗い場所や単一の色や模様の地面・床の上、水の上だとセンサーが働きにくくなるので、注意が必要だ(システムが作動する限界高度は30cm~10m、推奨高度は30cm~6m、推奨速度は約3km以下)。
3、ヘッドレス機能
本体の向きに関係なく、操縦者から見て前後左右に操作できるから、慣れない人でも操作がしやすい。六軸ジャイロ機能によって、機体の姿勢や角度を自動で探知して、バランスをとってくれるので安定もよい。慣れてくれば、三段階スピード調整機能を使ってスピードアップしたり、360度のアクロバット飛行も可能となる。プロペラガードが付いているので、なにかにぶつけたときも壊れにくい。
俯瞰・広角の2カメラ搭載で、迫力ある画像を撮れる
機体下部に俯瞰と広角の2つのカメラを搭載しているから、上空から見下ろす俯瞰映像と、周囲の広範囲を撮影する広角映像の両方を撮影することができる。スマホに専用アプリをダウンロードして、コントローラーにスマホをセットすれば、操作しながら映像を見ることができる。動画・静止画両方の撮影が可能で、画素数は30万。
新パーツ「タープベルト」で上から吊るせる
その他のスペックは下記に列記する。可動時間は大きなバッテリーを積んだ本格ドローンに劣るけれど、約7~10分飛んでくれるからまずまずといえる。小さなケースに収まるので持ち運びしやすいのも魅力だ。
・日本電波法技適認証済み(日本国内で合法的に利用することができる)
・重量:90g
・可動時間:約6〜8分
・充電時間:約60分
・最大通信距離:50m
・付属品:プロペラガード4個、予備プロペラ2個、充電用USBケーブル1個、本体用バッテリー1個
・展開時サイズ:幅27×奥行き19×高さ5.5㎝
・折りたたみ時サイズ:幅7.5×奥行き12×5.5㎝。
・コントローラー電源:単3形アルカリ乾電池3本(別売)
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2カメラ搭載折りたたみ式ドローン航空機/REALIZE 10,989円(税込み)