ホンダのN-VANだからできた広~い軽キャン!ルートシックスの多彩な室内アレンジ「SEEK」を紹介
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    2024.10.04

    ホンダのN-VANだからできた広~い軽キャン!ルートシックスの多彩な室内アレンジ「SEEK」を紹介

    ホンダのN-VANだからできた広~い軽キャン!ルートシックスの多彩な室内アレンジ「SEEK」を紹介
    キャンピングカーの達人、伴 隆之が注目を徹底解説!今回は人気の軽キャンパー、しかも低床設計でアレンジ多彩なホンダ・N-VANをベースにした実用性の高いモデルだ。

    安全性が高く乗用車感覚で運転できるN-VAN【伴 隆之のキャンピングカーレビュー

    N-VANは車内高にゆとりがあるため、就寝時もベッドから天井までの高さがあり圧迫感が少ないのが特徴。

    アトレーやエブリイに次いで、軽1ボックスとして人気のN-VAN。先の2モデルはエンジンがフロントシートに搭載されるセミキャブオーバータイプなのに対し、N-VANはエンジンがフロントのボンネット下に収まるFFレイアウトを採用。

    そのぶん荷室長はセミキャブオーバータイプよりはやや短くなるものの、低床&センタータンクレイアウトにより乗用モデルのようなシート高や1365mmの室内高を実現しました。ちなみに室内高を見るとアトレーで1215mm、エブリイで1240mm。この違いからもわかるように、車内でくつろぐ際の開放感はN-VANが一歩リードしています。

    今回はそんなN-VANをベースにした、ルートシックスの「SEEK(シーク)」を紹介します。

    Route6「SEEK」。全長×全幅×全高:3395×1475×1945mm。乗車定員:4人、就寝定員:2人。

    N-VANの特性を活かした室内の架装が光る

    まずは天井。直接見ることはできませんが天井には断熱加工が施されており、調光式のLEDダウンライトが6か所に埋め込まれています。照明はほかにも左右のスライドドア上部にスポットライトを装備。

    荷室部分は左右のリアクオーターウインドウを埋めるかのようにウッドの壁が設けられ、ここに収納フックやネット、収納棚などが装備されています。そしてベッドマットがセットできるフレームを前後に配し、ベッド下には大型の収納ボックスを搭載。

    注目はマルチウェイロングテーブル。左右の壁に橋渡して普通にテーブルとして使えるのはもちろんのこと、最上部にセットすれば荷物棚としても利用可能。さらにバックドアにセットしても使うことができる設計で、ベッドやシートアレンジに合わせてテーブルがセットできるようになっているのはシークならでは。

    天井は断熱加工に加え、6つの調光式LEDダウンライトを装備。

    食事や休憩時にうれしいスポットライト。

    荷室左側には上部に収納棚を搭載。

    荷室右上部には収納ネットとフックを装備。

    就寝時でも使えるマルチウェイロングテーブル。

    マルチウェイロングテーブルは1番上にセットすれば上部棚として使える。4人乗車時ではベッドマットが荷室に収まる。

    ベッド長が長く2人でもゆったり就寝できる

    リビングモードは助手席側のフロントとセカンドシートを前倒しし、そこにベッドマットをセットしてL字のソファに展開。運転席側はセカンドシートをダイブダウンさせてフラットにし、回転できる運転席シートを反転させてマルチウェイロングテーブルをセットすれば完成。

    取材車はオプションの2ウェイ昇降式テーブル(66000円)を搭載し、マルチウェイロングテーブルを上部棚として利用しているときは、下の写真のように昇降式テーブルを使ってコの字のリビング展開もできるようになっています。また、この昇降式テーブルは外に持ち出してアウトドアテーブルとして利用もでき、使わないときは収納ボックス内に収まるようになっています。

    リビングモードでは標準装備のマルチウェイロングテーブルをバックドアに固定して使い、コの字ソファでくつろげる。

    マルチウェイロングテーブルを上部棚に使い、オプションの昇降式テーブルをセットしてリビングモードに展開することも可能。

    運転席の回転シートにより、ベッド展開時のベッド長を稼ぐことに成功。Bピラーには調光式ダウンライトのスイッチを配置し就寝時でもアクセスがしやすい。

    ベッド展開時は荷室にある収納ボックスに格納されているベッドフレームを引き出してマットをセット。

    ベッド長は助手席側で2100mm、助手席側1800mm。大人2人でも余裕のサイズ。

    昇降式テーブルは台座付きなので外に出してアウトドアテーブルとして利用可能。助手席にマットをセットすればチェア代わりに使える。

    収納ボックスに昇降式テーブルやポールなどを収めることができ、さらに他の荷物も入る容量を確保している。

    ベッドモードについては助手席側で2100mm、運転席側は回転シートを搭載すれば1800mmのベッド長があるので大人2人での就寝も可能。男女とわずサクッと展開できるのも好印象でした。

    装備面ではポータブル電源取り込みシステムを搭載。収納ボックスにポータブル電源を設置するスペースがあり、ポータブル電源があればサブバッテリーなしでも照明などの電力を賄うことができるシステムになっています。

    別売りのポータブル電源が使いやすいよう、収納ボックスには窓も付いており、照明などの電気を利用できるシステムも搭載。

    価格は2465000円(G・2WD)〜。低床&センタータンクレイアウトの広い室内が居心地よく、多彩なアレンジと使いやすさが光る、ソロやカップルでも使いやすい1台でした。

    問)ルートシックス

    伴 隆之さん

    編集者・ライター

    大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと日産エルグランドをベースに自身で製作した車中泊カー。他誌にて全国のRVパークを巡り、その魅力を紹介中。

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