キャンピングカーOK。温泉も魚釣りもできる日光の「まなかの森 キャンプ&リゾート」に親子で感動!
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    2024.10.06

    キャンピングカーOK。温泉も魚釣りもできる日光の「まなかの森 キャンプ&リゾート」に親子で感動!

    キャンピングカーOK。温泉も魚釣りもできる日光の「まなかの森 キャンプ&リゾート」に親子で感動!
    私がキャンプに夢中になっていたのは、ずいぶん昔のことです。21世紀になるか、なる前か?てことは四半世紀も前!?当時は不便を楽しみに毎週末フィールドに飛び出していました。

    「テントが大雨で浸水」なんてことも経験、 ヨセミテやグランドキャニオンでキャンプツーリングなどしたのち、サーフィンに夢中になってからはキャンピングカーに乗り始めました。結婚して子どもが生まれてからも同じスタイルですね。

    子どもがそろそろ大きくなっちゃうことだし(現在小学5年生と年長)、もう1回キャンプでもやってみようか、ということで「出戻りキャンパー」。今回は珍しく家族でキャンプらしいことをして楽しみました。ご紹介したいのは、栃木県日光市にある「まなかの森キャンプ&リゾート」。

    釣り、BBQ、川遊び、トレッキングなど、いろんな遊びができて、天然温泉まである贅沢なオートキャンプ場です。

    なんでも揃っている、あとは楽しむだけのキャンプ場

    キャンプサイト

    栃木県日光市にある、木々に囲まれた自然豊かな「まなかの森キャンプ&リゾート」。(写真提供:まなかの森キャンプ&リゾート)

     皆さんはキャンプ場になにを求めるのでしょうか?以前の私は、よくオートバイに乗っていましたので、移動しながら方々のキャンプ場に行ってテントを張り、お酒を飲むのが楽しみでしたね。やっぱりハンドルを握っているときは気を張っているので、アルコールで脳みそを弛緩、1日の無事を祝って乾杯するのが大好きでした。

    このごろはというと結婚して4人家族になり、しかも子どもはふたりとも元気な男児で。まぁ、彼らが自然のなかで楽しんでくれれば私はうれしいかな。あとはふだん東京でバタバタと家事・育児・仕事に追われているので、料理にそんなには気合いを入れたくない。むしろなにもしたくないくらいで(笑)。そんな奥さんも多いのではないですか?「キャンプ場まで来て料理なんかしたくないわよ!」みたいなね。

    とにかく元気な息子たちを発散させて、私はゆっくりお酒が飲みたいです(笑)。そんなこんなで、かなり検索しまくって条件がピタリと合ったのが、今回お邪魔した「まなかの森キャンプ&リゾート」でした。栃木県日光市の中心地から、わりとすぐの場所にあります。

    まなかの森キャンプ&リゾート

    泊まって、食べて、遊べて、温泉まで入れる、魅力たっぷりのオートキャンプ場。(写真提供:まなかの森キャンプ&リゾート)

    なにをして遊べるのか、なぜ私たちが気に入ったのかを一気にご紹介します!

    1.魚釣り

    魚釣りのできる池

    日光の清流で育ったイワナ、ヤマメ、マスが放流してある2つの池。(写真提供:まなかの森キャンプ&リゾート)

    息子ふたりが一番気に入ったアクティビティが「魚釣り」でした。

    池で釣り糸を垂らす親子

    仕掛け付きの釣り竿は、その場ですべてレンタル。エサ(練り餌)付きで350円でした。

    年長さんの次男がいうに、「もっと簡単かと思ったけど、意外と釣れないのがモヤモヤして楽しかった」そう。なかなか深いことをいう6歳児に感心(笑)。

    釣りに夢中になる子ども

    初心者フィッシャーな私たちなので、1本の釣り竿をみんなで交代で使いました。

    ちょん!とウキが沈み、竿を上げるともうエサがない。悔しいですよねー。でも楽しいですよねー。

    魚を釣った子供

    40分くらいねばって次男が1匹釣りました。

    最初に「釣った魚はすべてお買い上げになる」と聞いて、たくさん釣れたらどうしようと無駄にドキドキしていたのですが(笑)、結局もう1匹買い足して、唐揚げにしてもらいました。これがとっても美味しかった!

    釣った魚を唐揚げに

    釣った魚は唐揚げにしてもらい、キャンピングカーのなかで、風呂上がりにみんなで食べました。

    さくさくホクホク、ハイボールに合いすぎです。翌日、子どもたちは目覚めた瞬間から「今日も釣りしたい!」。よっぽど楽しかったんだなーとうれしくなります。

    2.天然温泉

    キャンプ場の入浴施設

    キャンプ場の温泉。宿泊者は何度入っても無料なのがうれしい。浴室は半露天風呂で開放的な気持ちよさでした。

    これまで泊まったことのある多くのキャンプ場は、シャワーしかないとか、クルマで近隣の入浴施設に行くとか、そういう場所が多かったです。結果、面倒くさくなって「今日は風呂はいっか」となり、焚き火臭をムンムンに漂わせながら帰宅することが多かった気がします…(笑)。なのでキャンプ場で温泉に入れるってすごくうれしい。しかも地下1,500mからくみ上げた、源泉100%掛け流しですよ!

    3.展望台までのハイキングコース

    この日は、台風接近のため残念ながらあきらめましたが、このキャンプには展望台があり、往復1時間ほどかかるハイキングができるそうです。そちらも無料です。展望台からはキャンプ場や、遠くの山々まで見渡せるそう。パワーがあり余った子どもたちを疲れさせるには打ってつけですよね。天気が良ければ行きたかったなー。

    4.天気がいい日には川遊びもできる

    敷地内を流れる川

    敷地内を流れる川。(写真提供:まなかの森キャンプ&リゾート)

    これも今回はできなかったのですが、暑い季節には敷地内を流れる川で思う存分遊ぶこともできます。普段は水深も浅いので小さなお子さんでも安心ですね。

    5.ほかにも気の利くことがいろいろと

    管理棟

    入り口近くにある管理棟。

    管理棟のなかでは薪が売られていたり、キャンプグッズの販売やレンタルもありました。手ぶらでキャンプすることも可能です。

    手ぶらといえば、敷地内にある屋根付きのBBQ場。食材も頼めば、ジビエ鍋などを楽しめるそうです。また、ペットも宿泊OK。テントサイトのほか、キャビンもあり、今回のような悪天候での際には、雨風がしのげるので心強いですね。そもそも「オートキャンプ場」なのでサイト内にクルマの乗り入れが可能。荷物を運ぶ手間が省けるので、気軽にキャンプができます。

    まなかの森キャンプ&リゾートは、私たちのような家族連れやキャンプ初心者には安心して滞在することができる至れり尽くせりなキャンプ場なのでした。

    私たちが泊まったAC電源付きのサイト

    定員5人の電源付きプランでサイト料金7,260円

    定員5人のAプラン(約80~95㎡)電源付きサイトを利用しました。このサイトは、全長6mまでのキャンピングカーでの使用が可能です。

    AC電源付きのサイトを予約したので、何度もレンチンして食事を温められたり「ザ・快適」なキャンプ時間でした(笑)。

    このキャンプ場には、コンパクトなソロサイトから、最大580㎡という広大なサイトまで、5タイプがあります。ソロサイト以外はキャンピングカーでの利用もOKで、広さに応じて使用できるキャンピングカーのサイズが決まっています。

    キャンピングカーのサイドオーニング

    小雨がちだったのでサイドオーニングを出しました。

    いつもの私たちの旅では、サイドオーニングが出せる場所は皆無といってもいいです。じつをいうと、これまで10回も使用したことがないと思います。小雨が降っていても、このようにオーニングが出して、外での食事も楽しめました。

    私たちの手抜きキャンプ料理

    今市市のスーパーで買ってきたウナギ

    キャンプ場から近い今市(いまいち)の町にあるスーパーで見つけたウナギにムラッと。酒蒸ししてフライパンで軽く焼きました。

    旅先ではとにかく料理をしたくない私なので、クルマに載せてあるカセットコンロとティファールのフライパンを外に出し、夫が調理してくれました。

    料理する父子

    旅での料理は男の仕事(笑)。息子たちもよく手伝っていますよ。

    鰻丼

    鰻丼にしていただきました。アウトドアで食べるとさらにおいしい。

    車内の電子レンジでレトルトごはんをチンしまくって、鰻丼にしましたよー。お店で食べると値が張りますが、スーパーで買ってきたものならコスパよくいただけます。

    ウナ肝

    キモ焼きでお酒がススムくん。

    地元産のソーセージを焼く

    地元で作られたというソーセージも購入。

    普段のキャンピングカー旅では、車内が臭くなる炒め物は絶対にしません。けれど外ならいろんなモノが焼けるので、楽しくておいしいですね。

    日光の地酒「杉並木」

    雨がだいぶ強くなってきたので、日光の地酒「杉並木」はキャンピングカーのなかでいただきました。

    敷地内にはあちこちに炊事棟や清潔なトイレもあり、遠くまで歩かなくていいので助かりました。

    参考料金

    参考まで、今回、家族4人でキャンプ場で支払った金額をまとめてみました。

    • サイト料:7,260円(Aプラン電源付きサイト×1泊)
    • 施設使用料:4,400円(1,100円×人数分)
    • 貸し竿(エサ付き):350円
    • 魚代(唐揚げ代を含む):1,760円(2匹)

    合計:13,770円

    子どもも大人も楽しめてリラックスできるキャンプ場

    雨が止んだ2日目の朝

    2日目の朝、前の晩の強い雨は止みました。お隣さんのテントは深夜に水没、結局クルマで寝たそうです…。

    かなりの大雨が降った翌朝、子どもたちは車内でつつき合ったり、大声を出して夫と私に「しー!」と言われたり、なんだか力が有り余っています

    「もう雨は降っていないのだから、外で遊んでおいでよ」。 私がそう言うと、「いいの?」と戸惑っていた様子のふたりでした。というのも、いつもキャンピングカーで仮眠するのはどこかの駐車場だったりして、トイレなど外に出るとき「クルマ! 駐車場!」と口酸っぱく注意されているので。

    「ほら、ここには自然しかない。行っておいで!」

    隣の子供たちとなかよく遊ぶ筆者の子ども

    お隣のサイトの親御さんに「一緒に遊べば?」と、誘ってもらった息子たち。

    気づけば知らない子たちと仲良くなり、虫取りをしたり、サッカーをしたり。

    子どもは子ども同士、勝手に楽しんで。大人は介入しなくていいので、お互いすごく楽でした。そうか、キャンプ場にはこういうリラックスした楽しみがあるんですねとビックリして(笑)。

    今回天気があれでしたが、まなかの森キャンプ&リゾート、また遊びに来たいと思うステキな場所でした!

    まなかの森キャンプ&リゾート

    私が書きました!
    旅のエッセイスト
    国井律子
    1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ(キャンピングカー所有)、自転車、サーフィン(ショートもロングも)、スノーボード、ファミリートレッキングなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納(整理収納アドバイザー1級資格取得)。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。直近は苦手な掃除をがんばっている。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/

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