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【湖畔】初日の出と富士山が見られるスポット
間近で富士山を仰ぎ見ながら初日の出を見たい人には、ふもとにある湖畔がおすすめです。富士山と初日の出が一緒に見られる湖を、3カ所紹介します。
本栖湖
富士五湖の中で一番西側に位置する本栖湖は、湖面に映る『逆さ富士』が見られることで知られているスポットです。
中でも、近くにある竜神池や竜ヶ岳からは、山頂に太陽が輝く『ダイヤモンド富士が』見られることがあり、美しい光景をカメラに収めようとする写真愛好家が多く訪れています。
竜ヶ岳の山頂までは片道2時間ほどで登れますが、初日の出を見る場合は、夜間登山用の装備を準備しておくのがおすすめです。無料駐車場が完備されているほか、富士急行線河口湖駅からバスも出ています。
河口湖
河口湖も、初日の出と富士山を一緒に見たい人が多く訪れる場所です。湖を挟んで富士山が位置しているため、風のない穏やかな日には湖面に映る『逆さ富士』を見られます。
また、湖の周辺には大石公園・産屋ヶ崎・長崎公園など、富士山の絶景スポットが多いのも魅力です。特に、大石公園の駐車場から下りた水辺では、河口湖と富士山が目の前に広がる壮大な景色を楽しめます。
世界遺産構成資産に指定されている冨士御室浅間神社や河口浅間神社もあるので、初日の出を見た後にそのまま初詣をしたい人におすすめです。
精進湖
精進湖は、富士五湖の中で一番小さな湖です。周囲を山に囲まれており、まるで秘境にいるような気分を味わえるでしょう。湖畔の他手合浜(たてごうはま)からは、『子抱き富士』が見えることでも有名です。
子抱き富士とは、手前に連なる大室山などの小さな山々が、まるで富士山の子どものように見える景色のことをいいます。また、条件が良ければ朝霞のかかった富士山や、湖に映る『逆さ富士』なども見られる可能性があるでしょう。
普通車30台・大型車7台を収容できる県営の無料駐車場が完備されているため、車でも訪れられます。
【キャンプ場】初日の出と富士山が見られるスポット
アウトドア好きの人や、年末年始に家族・カップルでキャンプを楽しみたい人には、富士山近郊のキャンプ場がおすすめです。初日の出と富士山が見られるキャンプ場を、4カ所紹介します。
ふもとっぱら
ふもとっぱらは、富士山を目の前にした草原に、キャンプサイトが広がっているのが特徴です。広大なキャンプサイトのどこにテントを設営しても、初日の出と雄大な富士山の姿を拝めます。
全てのサイトに車両を乗り入れできるほか、キャビンやコテージもあるため、キャンプ初心者にもおすすめです。施設内には、地元の食材を使用したレストラン『金山テラス』や、温泉施設があります。
マウンテンバイクのレンタルも可能で、さまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。公共交通機関を使ったアクセスの場合、最寄りのバス停から30分ほど歩くため、車で行くのが推奨されています。
ふもとっぱら – ふもとの自然を生かした景観・体験・休暇施設
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場は、日本有数の広さを誇るスポットです。車での乗り入れが可能なフリーサイトのほか、プライベートを確保できるプレミアムサイトもあり、ニーズに応じた楽しみ方ができるでしょう。
どのサイトからでも富士山が見えるので、雄大な景色の中で初日の出を拝めます。さらに、周辺にはゴルフコースや日帰り温泉、動物と遊べる牧場などの施設もあるため、年末年始をたっぷり楽しみたい人におすすめです。
【朝霧ジャンボリーオートキャンプ場】- 日本有数の面積をほこるフリーサイト!!
リトリートキャンプ まほろば
中央自動車道の河口湖インターチェンジから、約20分の場所にあるリトリートキャンプまほろばは、河口湖と富士山を一望できる人気のスポットです。
通常のテントエリアのほか、テントが常設された『Fuji Viewデッキ』や、キッチン・冷暖房付きのドームテントなどがあり、キャンプ初心者でも安心して滞在できます。富士山を見ながら入れるテントサウナやジャグジー付きの水風呂もあり、日頃の疲れを癒やしたい人にもおすすめです。
チェックインの時間は、利用する施設によって異なりますが、予約状況によっては有料でアーリーチェックイン・レイトチェックアウトにも対応しています。
【公式】河口湖のキャンプ場なら「RetreatCamp まほろば」〜 河口湖・富士山・キャンプ場・トレーラーハウス・コテージ・タイニーハウス・パオ
富士ヶ嶺 おいしいキャンプ場
正面に富士山がそびえている富士ヶ嶺おいしいキャンプ場は、季節によって『ダイヤモンド富士』や『パール富士』などが見られるスポットです。
敷地内には、人数に合わせて広さを選べるオートキャンプサイトや、屋根付きの全天候型ウッドデッキサイトなどがあります。キャンプ場の奥にある『おいしい森』の富士見天望台は、夕日に染まる『赤富士』が見えることもある絶景スポットです。
『おいしい農場』では、キャンプ場内の農場で育った野菜を販売しているほか、農業体験ができるワークショップが開催される日もあります。
トップページ – おいしいキャンプ場 -山梨県の富士ヶ嶺にあるキャンプ場- | 富士山が近くに見えるキャンプ場(山梨・河口湖・静岡・朝霧)
【施設】初日の出と富士山が見られるスポット
レジャー施設は、初日の出と富士山を見た後に、さまざまなアクティビティを楽しめるのがメリットです。ここでは、おすすめのスポットを3カ所紹介します。
富士急ハイランドFUJIYAMAタワー
富士急ハイランド内にあるFUJIYAMAタワーは、富士山の絶景を楽しめる人気のスポットです。高さ約55mのスカイデッキからは、美しく広がる富士山の稜線や、裾野に広がる樹海などを一望できます。
年末は例年オールナイトで営業しているため、初日の出を見るにはうってつけです。天気が良ければ、初日の出と富士山を一度に拝める可能性があるでしょう。
初日の出を見た後は、富士急ハイラインド内のアトラクションに乗ったり、近隣にあるフジヤマミュージアムまで足を伸ばしてみたりするのもおすすめです。
~河口湖~ 富士山パノラマロープウェイ
河口湖畔の富士山パノラマロープウェイの園内にある展望台からも、雄大な富士山を望めます。山頂のロープウエー乗り場と展望広場をつなぐ『絶景パノラマ回廊』からは、河口湖と富士山を見渡すことも可能です。
また、山頂から三ツ峠方面に3分ほど歩いた所には、標高約1,110mの高さにせり出している『絶景やぐら』があります。高い場所が得意な人は、展望台よりさらに高いこのやぐらから、初日の出と富士山を楽しむのもおすすめです。
車で行く場合は、河口湖畔にある県営無料駐車場を利用できます。
伊豆パノラマパーク
静岡県伊豆の国市の葛城山山頂に広がる伊豆パノラマパークも、初日の出と富士山を拝めるスポットとして人気です。パーク内の山頂エリアには、標高約452mの展望台があり、富士山や駿河湾、箱根などをぐるりと一周見渡せます。
山頂までは、ハイキングコースのほかにロープウエーもあるので、子ども連れでも安心です。ロープウエーを降りた先にある『碧テラス』には、水盤のある展望デッキがあり、天気が良ければ水盤に『逆さ富士』が見えるでしょう。
伊豆長岡駅からバスが出ているので、車がない人でも行きやすいスポットです。
伊豆パノラマパーク(碧テラス)| 富士山と駿河湾を望む絶景山頂リゾート
【都内近郊】初日の出と富士山が見られるスポット
都内近郊にも、初日の出と富士山を見られるスポットはあります。近場で新年を迎えたい人におすすめのスポットを、2カ所紹介します。
江ノ島
江ノ島周辺には、天候が良ければ初日の出と富士山を一緒に見られるスポットがいくつかあります。海から昇る初日の出を見たい人には、片瀬海岸や鵠沼海水浴場がおすすめです。
片瀬海岸東浜では、三浦半島から昇る初日の出が見られます。片瀬海岸西浜や鵠沼海水浴場は、右手側に富士山を拝みつつ、左手側には江ノ島が見られる場所です。
また、江ノ島弁天橋からも、左手側に初日の出、右手側に富士山が見られます。小田急線・江ノ電・湘南モノレールなどが通っていてアクセスが良く、気軽に初日の出を見に行きたい人にも便利です。
森戸海岸
森戸海岸は、神奈川県三浦郡葉山町にある遠浅のビーチです。波が穏やかなため、静かな海で初日の出を見たい人におすすめです。
天気が良ければ、菜島の鳥居や葉山灯台越しに富士山の姿が見られます。周辺には森戸神社があるため、そのまま初詣に行くのもよいでしょう。
JR逗子駅からバスで15分ほどなので、公共交通機関を使って行きやすいのがうれしいポイントです。車で行く場合は、長者ヶ崎や佐島方面に向かう海岸線のドライブも楽しめます。
初日の出を見るためのポイント
初日の出を見るためには、当日の天候をチェックしておくなど、事前に準備をしておくことが大切です。初日の出と富士山を見るために、知っておくと役立つポイントを二つ紹介します。
太陽が昇る方角や時間を確認する
まずは、太陽が昇る方角や日の出の時刻を確認しておきましょう。太陽が昇る方向は、季節によって少しずつ異なります。
太陽は、冬場は南東から昇るため、富士山で初日の出を見るなら北側(山梨県側)に行くのががおすすめです。富士山の東側にある山中湖からは、日の出を見られないので注意しましょう。
日の出の時刻は、初日の出を見る場所での時刻を調べることがポイントです。ちなみに、2024年1月1日の河口湖での日の出時刻は、6時54分ごろでした。2025年も、同程度の時刻に日の出を迎えると考えられます。
防寒グッズでしっかり寒さ対策をする
初日の出を見に行くときは、防寒対策をしっかりすることが大切です。特に、富士山周辺のスポットは標高が高い所が多く、都市部より気温が低くなるので注意しましょう。
ダウンコートやマフラー、手袋などを着用するのはもちろん、カイロなどの保温グッズを活用するのがおすすめです。足元が冷えるのを防ぐために、厚手の靴下を履いたり、靴の中にカイロを入れておいたりするのも効果があります。
また、路面が凍る可能性もあるので、滑りにくい靴を履くのが賢明です。キャンプをするときは、保温性の高い寝袋を準備しましょう。
まとめ
初日の出と富士山を同時に楽しめるスポットは、湖畔やキャンプ場、レジャー施設など幅広くあります。家族とゆったり初日の出を見たい、写真映えする光景を撮影したいなど、自分に合った楽しみ方ができる場所を選んでみましょう。
雄大な景色の中で迎える新年は、きっと特別な思い出となるはずです。初日の出と富士山を拝みながら、縁起の良い一年をスタートさせましょう。