ソロキャンプでポータブル電源を持って行ったら、お酒と共に無限ごはんが楽しめる…?
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • ポータブル電源

    2024.12.11

    ソロキャンプでポータブル電源を持って行ったら、お酒と共に無限ごはんが楽しめる…?

    ソロキャンプでポータブル電源を持って行ったら、お酒と共に無限ごはんが楽しめる…?
    キャンプ歴2年の編集・オーシタが、ポタ電を携え初めての冬のソロキャンに挑戦!相棒に選んだのは、容量1002Wh、定格出力1000Wのミドルクラスのポタ電だ。

    キャンプの醍醐味は、酒と食と大自然というオーシタ。持参する調理家電は、蒸し器、クッキングケトル、ひとり用グリルと欲張った。これでお酒片手に食べ続け…られるのか!?

    調理家電を多数持ちこんで、キャンプをしてみた!選んだポータブル電源は?

    編集・オーシタが試したポタ電

    ジャクリ/ポータブル電源1000

    ¥139,800
    容量:1002Wh 
    定格出力:1000W

    仕事を忘れるほど夢中に

    タープの下に即席食堂を店開きすると、クッキングケトルで温めた熱燗でまずは乾杯! 矢継ぎ早に用意した家電で調理をスタート。おでん、蒸し野菜、焼き肉をペロリと平らげた。

    「ポタ電なら、燃料系コンロのようなわずらわしさがなく、好きなときに料理を作れるのがいいですね。しかも、熱燗を片手に焼き肉が食べられて最高!」
     
    調理器具を前にすると料理のアイデアが次々に浮かぶ。「朝食はソログリルでハム、ソーセージを焼いて、野菜を挟んでサンドイッチを作ろうと思う」とほろ酔いで語りつつも、電気の残量を確認しながら、パワー調整も小まめに行なった。
     
    ちなみに、ここまで調理にこだわらないソロキャンなら、容量は600~800Whで十分。温かい寝袋とダウンジャケットなどで防寒の工夫をすれば、電力消費はグッと抑えられる。
     
    幸福感に満たされたオーシタは、その日の仕事を忘れてテントに入り就寝するのだった──。

    Step 1
    ソロキャンのポタ電選び

    容量600Wh~

    1泊のソロキャンなら容量に余裕があり、電気毛布や扇風機などを長時間使うことができる。軽量・コンパクトで持ち運びしやすい。

    定格出力800W~

    高消費電力製品を除けば、800W以下の消費電力ギアは十分使える。コンパクトなコーヒーメーカーや湯沸かしボトルは複数回使える。

    USB-C出力が1口以上

    近年の家電やガジェットで採用されているUSB-C。急速充電に対応しているが、低価格帯や容量の小さい製品だと搭載されていないものも。事前にチェックしよう。

    Step 2
    押さえておきたい冬キャンプ快適ポイント

    Point 1
    タープを張ってリビングを作る

    ソロテントの前室は狭く調理をするには窮屈。タープを張ることで空間を確保できるだけではなく、日除けや結露対策にもなる。

    Point 2
    ダブルウォールのテントを使う

    シートが二重構造になったダブルウォールテントは内外の温度差で起きやすい結露を抑える。シート同士が密着しないように設営しよう。

    Point 3
    服は3レイヤーで防寒対策

    編集・オーシタ。

    ベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターの3層を使うと、汗をかきにくく、発汗してもスムーズに外へ放出。冷気からも身を守る。

    オーシタが体験!酒が進むソロ向け調理家電はこれだ

    蒸し器で旬の野菜をホクホクに

    image

    キャンプで人気の蒸し料理。野菜や卵、コンビニの肉まんなどを手軽に温められるので時短料理にも最適。新鮮な旬野菜を現地調達すればよりおいしくいただける。

    image

    ゆで卵も同時に調理できるフードスチーマー。消費電力は350Wで無理なくポタ電を使えた。
    トフィー「コンパクトフードスチーマー」¥5,940
    問い合わせ先:ラドンナ https://ladonna-co.net/ 

    image

    半熟も固ゆでもできるゆで卵は最高!

    クッキングケトルは鍋も湯沸かしも◎

    湯沸かしから鍋料理、ラーメンまで調理できる料理ケトル。消費電力が600W程度で、ソロキャンでも十分使える注目商品。
    山膳「クッキングケトル(1.2ℓ)」¥3,980
    問い合わせ先:山膳 https://book.yamazen.co.jp/  

    image

    まずは熱燗から。自然を肴にお猪口で一献傾ける。キャンプサイトが居酒屋に大変身。

    image

    調理済みのおでんを入れて待つこと約7分。味のしみたアツアツのおでんにお酒もすすむ。

    image

    キャンプは これがないと 始まらない!

    ひとり用グリルなら焼き肉が食べられる!

    image

    小ぶりなおひとりさまグリルは、消費電力が400Wで済み、最高240度Cで肉も野菜もおいしく焼き上げる。ソロキャンにもってこいだ! 

    サンコー「ソログリル」¥6,980
    問い合わせ先:サンコー https://www.thanko.jp/

    image

    ひとり焼き肉も キャンプならアリ。

    ソロキャンでこの使い方は要注意

    調理家電の長時間使用はほどほどに

    image

    たとえば容量1000Wのポタ電で消費電力600Wの家電を使い続けると、約80分で電池切れになる。ご利用は計画的に!

    小型ポタ電だと調理家電が使えないことも

    image

    ポタ電で家電を使える時間は「バッテリー容量×80%÷接続する家電の消費電力」で計算可。容量200Wh以下だと使える家電は限定的。

    ※構成/安藤政弘 撮影/中里慎一郎

    (BE-PAL 2024年12月号より)

    NEW ARTICLES

    『 ポータブル電源 』新着編集部記事

    ポータブル電源のおすすめ12選。後悔しない選び方、キャンプ・災害対策におすすめのモデルを紹介

    2024.12.19

    ソト遊びや災害時にも心強い! ポータブル電源の選び方4つのポイント&価格別・容量別おすすめ22選

    2024.12.13

    突然の停電に備え知っておきたい!災害時に身を守るポータブル電源の活用術

    2024.12.12

    ポータブル電源を冬のファミリーキャンプに持って行ったら…どこまで寒さをしのげるのか

    2024.12.10

    冬キャンプはポータブル電源と電気毛布で快適に。選ぶポイントは?

    2024.10.22

    Anker×スノーピーク!映える大容量モバイルバッテリー「ギガパワーバッテリー」を見てきた

    2024.10.12

    ALLPOWERS(オールパワーズ)/R600 

    2024.09.25

    AVIOT(アビオット)/PS-F500

    2024.09.25