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シェルターテントとは?魅力を解説
寝室としてのインナーテントがないフロアレスのシェルターは、リビングスペースとして重宝するアイテム。フロアレステントとも呼ばれ、四方を幕で囲えることが、床のないタープとの違いと言える。
シェルターは出入りに靴の脱ぎ履きが必要なく、アイデア次第でいろいろな楽しみ方が可能。流行りの軍幕を使用したものや人気のワンポールモデル(ティピー型)、大人数のリビングとして使えるツーポールの大型フロアレスなど、さまざまなモデルが展開されている。
最近は冬もキャンプする人が増え、薪ストーブをセットできるタイプも増えている。
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シェルターテントの魅力
設営バリエーションが豊富
シェルターは汚れ物を置け、キッチンやリビング、寝室としても使え、設営の仕方次第でバラエティーに富んだ使い方ができる。
例えば、半分は地面のままチェアを置き、もう半分はグランドシートを敷く。コットを設置して寝室として使ったり、インナーテントを入れたりしてもいい。グランドシートにマットを敷いてシュラフで寝る、また、シェルターを車中泊のリビング代わりに使うことも可能だ。
設営や撤収が楽
床のないシンプルな構造のため、設営や撤収が比較的簡単にできることもメリット。シェルターはフライの設置の手間がかからず、多くのモデルでは、ダブルウォールテントのように本体にポールを通していく作業も必要としない。
1年を通して楽しめる
シェルターは汎用性が高く、夏でも冬でも状況に応じて工夫することで、さまざまな楽しみ方が可能だ。夏はコットを設置して寝転んで過ごしたり、日除けとして利用したりもできる。
冬は大型のシェルターに小型のテントを入れて、カンガルースタイルを楽しもう。インナーテント内は冷気が遮断され、より暖かく過ごせる。
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設営カンタン!BE-PAL編集部がおすすめシェルターテントをレビュー
BE-PAL編集部員が実際に使ってわかった「凄いキャンプ道具」から、快適に過ごすためのシェルターテントを紹介。
テントが寝室ならシェルターやタープはリビング。ごはんを食べたりお酒を飲んだり、大半をそこで過ごすから、居心地が良いに越したことはない。そのうえ簡単に立てられたら、もう最高だ。数あるシェルターのなかで、“すぐ立てられる”モデルを紹介。
mont-bell(モンベル) ムーンライトキャビン4
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MINIMAL WORKS(ミニマルワークス) シェルターG
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BE-PALスタッフが試してわかった!便利なシェルターテント2選
大地をダイレクトに感じられるシェルターは、設営が簡単、設営のバリエが豊富、季節を問わず使えるなど、メリットがたくさんある。アレンジを駆使してくつろぎの空間を拡張しよう。
鎌倉天幕(カマクラテンマク) HIDEOUT 01 DX
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mont-bell(モンベル) レクタタープ メッシュスクリーン
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ファミキャンにもおすすめ!シェルターテント2選
最近では、ボトムレス(床シートがない)シェルターが人気だ。その秘密は、日中は全面リビングスペースとして使い、夜はコットで寝るというスタイルが増えたこと。またグループのベースとして使え、必要に応じて別売りインナーを付ければ家族仕様に、という具合に汎用性がきくからだ。
ここでは、吊り下げ式インナーで、フライだけを立ち上げてシェルターとしても使えるモデルをピックアップして紹介。
ZANEARTS(ゼインアーツ) ゼクーL
ogawa(オガワ) オーナーロッジ ヒュッテレーベン
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全国アウトドアショップのいち推し!シェルターテントのベストバイ3選
全国アウトドアショップの店員さんが"本当に推したいシェルター"を紹介!
NORTENT(ノルテント) ギャム8-ARCTIC
推しのコメント
「経年劣化に強く、局地的な悪天候にも最高レベルで対応。薪ストーブでリラックスできます!」 (アウトドアライフストアWEST新潟店)
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Snow Peak(スノーピーク) ランドロック
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MSR(エムエスアール) フロントレンジ
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まだまだある!おすすめのシェルターテント
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 |
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価格 | |||
SOTO(ソト) HORUS SOLO T/C | ¥99,000 | ||
Coleman(コールマン) トンネルシェルター/240 | ¥99,000 | ||
TOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト) テンビシェルター | ¥54,980 | ||
TOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト) グラハス | ¥119,800 | ||
LOGOS(ロゴス) neos クイックジオシェルター 490-BD | ¥62,700 | ||
SABBATICAL(サバティカル) サバルパインドーム | ¥198,000 | ||
SABBATICAL(サバティカル) モーニンググローリー シンセティック | ¥66,660 | ||
DOD(ディーオーディー) ツクツクベース | ¥93,500 | ||
ogawa(オガワ) ツインクレスタ S T/C | ¥82,500 | ||
tent-Mark DESIGNS × EKAL BLACK SUMMIT GG8 | ¥60,500 | ||
RATELWORKS(ラーテルワークス) ゼーレ | ¥69,800 | ||
SOTO(ソト) HORUS SOLO T/C
「陣幕付き」という斬新な仕様で、「テント本体のみ」「テント本体と陣幕を連結」「テント本体と陣幕を離して設営」と、さまざまな張り方ができる。最も印象的なのが、陣幕を連結したときに、テントの天面を全開できること。しっかり換気できるから、SOTO製のガス燃焼器具も安心して使える。
本体の裾周囲にはスカートが付いているから、ウインターキャンプにも対応可能だ。
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Coleman(コールマン) トンネルシェルター/240
3本のアーチポールをリッジポールで押さえることで、簡単設営と剛性向上を両立させたフレーム構造。簡単に設営ができるのに、変形が起こりにくい。
ルーフフライは面ファスナーで本体に固定するので、気候やサイトの状況に応じてアレンジが自由にできる。サイドキャノピーとして張り出せば、テント横に広々としたリビングスペースを作ることも可能。
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TOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト) テンビシェルター
全面に配置されたメッシュ窓により、室内にいながらも外の空気や景色を感じられるのも魅力。自然光を取り込み、風通しも良いので、テント内の空気循環がしやすい設計となっている。
巻き上げ可能なスカートもあり、冷気や雨風、虫の侵入を防ぐことも可能。ウィンターキャンプや雪中キャンプでも活躍しそうだ。
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TOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト) グラハス
天井も高く、側面が張り出す独創的なフォルムが、壁際まで室内スペースを最大限に広げ、実際の床面積以上の開放感を演出してくれる。
男性が立っても圧迫感を感じないほどの室内スペースは、プロジェクターを入れてシアタールームにしたり、釣りやバイクギアをおいてベース基地にしたり、大きなベッドを入れてラグジュアリーな空間にしたりと、広さを活かした贅沢な空間づくりが可能だ。
左右に設置した大型窓が他のテントにはないラグジュアリーさを演出。大きな窓からは、絵画のような自然の景色を望むことができ、広々とした室内スペースにたくさんの自然光が入る。
パネルの開け閉めで簡単にメッシュに切り替えができ、雨や日差しの強いシチュエーションでも、景色を眺めたり、写真を撮ったりと、この窓は可能性を広げてくれる。
出入口パネルは、フルオープン、メッシュ、フルクローズの3段階に切り替えが可能。パネルにはハトメがあるのでポールで跳ね上げることもできる(跳ね上げ用ポール、ペグ、ロープは付属していない)。
換気のためのベンチレーションが、大型窓の上部、出入口パネルの下部に設置されていて、上部は外気を効率的に取り入れ、下部は雨天時でも目隠ししながら換気が可能だ。
また、全方位にスカートが付いているので、冷気や隙間風を軽減してくれる。
室内にランタンフックや遮光性と結露対策に優れたインナールーフが標準装備され、オプションではリビングシートや、出入口に取り付けられるTPUウィンドウもある。
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LOGOS(ロゴス) neos クイックジオシェルター 490-BD
4人分のテーブルとチェアをセッティングしても広々と使え、メッシュ窓をオープンするとストレスなく出入りができるので、快適なデイキャンプを楽しめる。
地面からの冷気や雨水、虫の侵入を防ぐことができるフルマッドスカート仕様で、タープまわり下部の全面をガードしてくれる。
フライシートには、表面が滑らかで軽量かつ、燃え広がらない「難燃性ポリタフタ」生地を採用。メイプルリーフのエンボス加工で、デザイン性も高い。天井内側にはランタンを吊り下げられるフックも装備されている。
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SABBATICAL(サバティカル) サバルパインドーム
各国のアウトドア用品を輸入販売するエイ アンド エフが立ち上げたプライベートブランド・サバティカル。エイ アンド エフの プロダクト部、吉野雄大さんにお話を伺った。
「キャンプユーザー様、アウトドア愛好家のために、 その利便性を担保しながら、使い勝手が良く立てやすいドームテントを開発するというのが最初の目的でした。A型フレームにすることで強度がありながら張りやすくなっています。
ドームテントの最大の利点は、中にいる人同士のコミュニケーションの取りやすさ。一般的なテントだと、どうしても中にいる人のレイアウトは横長、縦長になってしまいます。このドーム型というのは、中華料理店の円卓と一緒で、 一度に人数が8人とか10人が座っても、お互いのコミュニケーションが取りやすくなります」(吉野さん)
そして今回のデザインでは窓が大きく取られているので、開放感も抜群。さらに、トップについているレインフラットは晴天時にはずすと天窓になって採光が取れ、すごく気持ちいい空間に!
「基本的にはシェルターですがテントのようにも使えます。」
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SABBATICAL(サバティカル) モーニンググローリー シンセティック
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DOD(ディーオーディー) ツクツクベース
耐水圧5000mmの高強度フロア生地は取り外しも可能で、半分だけ土間にすることもできるので、利用シーンや気分に合わせてレイアウトを楽しめる。フロアを外した状態でもきれいに設営できるように、巻き取り可能なガイドベルトが付いているので安心だ。
屋根部分は透湿性のあるポリコットン生地を使用しており、通気性も抜群。壁面の出入り口をすべてメッシュにすると、スクリーンタープのような空間を作ることができ、入口の上部にもベンチレーションが設けられている。
400×400cmの広さは、ドームテントとしては最大クラス。一般的なコットやマットは200cm程度なので、複数並べても、くつろぎスペースを確保できる絶妙な広さだ。
カンガルースタイルでテントを持ち込めば、プライペート空間を確保しつつ、適度な距離感でグループキャンプを楽しむことも可能。ソロからファミリーまで、1幕持っていれば色々な使い方ができそうだ。
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ogawa(オガワ) ツインクレスタ S T/C
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tent-Mark DESIGNS × EKAL BLACK SUMMIT GG8
結露の流れを考慮した生地パターンは水滴がたまりにくく乾きやすいので、雨の日も快適に過ごせそうだ。冬は裾を下げて風を防ぐこともできる。
シンプルな作りながら、自由度が高いのも魅力。側面内側にサブポールを使用すると、テント内がより広々とした空間に。 また、コットや小型テントを入れたカンガルースタイルとして使うこともできる。
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RATELWORKS(ラーテルワークス) ゼーレ
メッシュは全部で4箇所。すべてを開放すると、風通しがよく、快適に過ごすことができるし、フルクローズすれば雨や風の侵入を防ぐことができる。
また、両側面出入り口のパネルは全て巻き上げができ、前後をメッシュとして開放すると、テント内からは開放的なビューを楽しめる。
幕体には引裂強度・伸縮性にすぐれ、高い防水性を備えたシルナイロンを採用。プロポーションや軽さ、手入れのしやすさを重視したスカートレスタイプで、美しい張り感がある上、無駄を省いたシンプルさで、存在感のあるデザインとなっている。
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