カーサイドテントの魅力
気軽に出かけて気に入った場所で寝泊まりする車中泊の旅が注目されているが、クルマを自分好みの隠れ家に仕上げたバンにせよ、プロの知識が詰まったキャンピングカーにせよ、車内だけで暮らしを完結させるのは結構大変。そんな悩みを解消するのがカーサイドテントだ。
広げるだけでクルマのすぐそばに開放的なリビングが生まれるし、車内でベッドを作るときはちょっと荷物を外に出しておける。フルクローズタイプなら着替えだってお手の物。カーサイドテントがひとつあると、プライベート空間を大幅に拡充できる。
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コールマン|カーサイドテント/3025
Coleman(コールマン) カーサイドテント/3025
車と連結し車内空間を有効的に活用できるテント。本体サイズは330×325×H210cmで、車高160~195cmのクルマに対応している。日中はリビングとして、夜は寝室として使用できるハンギングインナーテントが付属。インナーテントを外してシェードとして使うことも可能。
テント本体の3面すべてにメッシュ付きドアパネルを持ち、どの面でも張り上げることが可能で出入りもしやすい。裾にはスカートが装備されているので、虫や冷気の侵入も軽減してくれる。キャンプの雨天時はテントと車の連結に悩むが、外に出ず車の荷物を出し入れでき、急な天候悪化で心配な時はすぐに車内に避難できるので安心だ。
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車中泊をサポートするカーサイドテント
ルーフのポールは端っこが袋状になっているので組み立てている途中に不用意に抜けることがないので、ひとりでも迷うことなく設営できる。
とはいえ、風に煽られるとやっかいなので、車両やテントが密集するイベント会場ではトラブルを避けるためにもパートナーにサポートしてもらうほうが安心だ。
本体にあらかじめ装備されている樹脂のジョイントパーツにルーフ用と脚となるポールを差し込む。まっすぐのポールを素直に真下に伸ばせばいいので不安はない。また、張り綱を脚となるポールに巻きつけるため、風によるたわみを軽減できるのも頼もしい。
設営でもっとも悩ましいのがクルマへの取り付け位置だ。今どきのクルマは曲線が多く、なかなか吸盤が効く場所が見つからない。テント本体にはいくつか吸盤の取り付けグロメットがあるので、最初はいろいろな位置で試すしかない。
本体サイズは330×325×H210cmで、車高160~195cmのクルマに対応する。一部のハイルーフ車を除き、アルファード、ヴェルファイア、ランクル、セレナ、デリカほか多くのミニバン、SUVに対応する汎用性の高さも自慢。クルマを買い替えても使い続けられるし、カーシェア派、飛行機+レンタカーの旅でも使いやすい。
テーブルとコットを置いても余裕の広さ。背も高く、フルクローズにしても圧迫感がない。自由度が高いフリーサイトであればドアパネルを張り出してもっと広々過ごしてもよさそう。
インナーを取り付ければほぼドームテント
カーサイドテント/3025はうれしいことにインナーテント付き。フックで引っ掛ければいいので夜になってから準備しても焦ることはない。
気をつけたいのがインナーテントは前後非対称だということ。コールマンのテントは、通常、テントのドアパネルにランタンマークがあるほうが外側になるわけだが、カーサイドテント/3025はクルマ側のドアパネルにランタンマークが描かれている。慣れている人こそ、最初の設営では注意が必要だ。
インナーテントは300×250×H185cmで、見た目はドームテントそのまま。家族4~5人が車内で眠るには2段ベッドにでもしないと窮屈なのだが、カーサイドテントがあれば、リビングそしてベッドルームを大きく拡張できるのがいい。
フロアレスのカーサイドテントはマット&寝袋のほかにコットも必要だが、カーサイドテント/3025であればコット不要。寒い時期はクルマの下からの風を防ぐシートがほしいが、それでもインナーなしに比べると随分あたたかい。
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