今回の再登場では、原材料、生産ともにすべてスウェーデン製に変更。エレガントなデザインと驚きの切れ味は健在で、一度使うとシリーズで使いたくなる逸品だ。
復活した「クラシック 1891」の5種それぞれを紹介
「クラシック 1891」は、シェフナイフ、ブレッドナイフ、ユーティリティナイフ、ペアリングナイフ、フィレナイフの5種からなる。
人気のキッチンナイフだが、数年前に廃盤となっていた。
復活した今回は、ブレードにスウェーデンAlleima社製の高品質リサイクルステンレススチール (10C28Mo2)を使用。刃持ちのよい鋭い切れ味で、錆びにくく研ぎ直しがしやすい素材だ。
鮮やかなダーラレッドの塗装を施したバーチ(樺材)のハンドルには、先端の2ヶ所にスウェーデン産の口金を配置。エンド部分の口金にはダーラナ地方の伝統的な紋章が刻印されている。こうしたエレガントで温かみのあるデザインも、モーラナイフのクラフトマンシップを感じさせてくれる。
以下、5種のナイフそれぞれを見ていこう。
CHEF’S KNIFE CLASSIC 1891
日本では牛刀とも呼ばれる、三徳包丁よりも長めのブレードが特徴のシェフナイフ。
欧米では広く活用されているスタンダードなナイフで、かたまり肉や白菜などの大きな食材のカットから、繊細な作業までこなす万能ナイフ。
価格:27,500円 (税込)
刃素材:ステンレススチール
柄素材:樺材
刃長:約220mm
全長:約345mm
刃厚:約2.5mm
重量:約175g (ナイフのみの重量)
商品ページ
BREAD KNIFE CLASSIC 1891
モーラナイフのキッチンナイフでも定評のあるブレッドナイフ。
パン切り包丁ならではの波刃加工で、パンを押しつぶすことなく、柔らかいブリオッシュやしっかりしたバゲットも切り分けることができる。
価格:27,500円 (税込)
刃素材:ステンレススチール
柄素材:樺材
刃長:約246mm
全長:約371mm
刃厚:約2.5mm
重量:約157g(ナイフのみの重量)
商品ページ
UTILITY KNIFE CLASSIC 1891
大きすぎず小さすぎずのサイズ感が使いやすいユーティリティナイフ。
野菜や果物のカットなど、手軽に使える操作性が魅力の一本で、手の小さい女性や子どもが扱うナイフとしても、キッチンをコンパクトに使いたい場合のナイフとしても重宝しそう。
価格:¥19,800円 (税込)
刃素材:ステンレススチール
柄素材:樺材
刃長:約128mm
全長:約233mm
刃厚:約2.0mm
重量:約95g (ナイフのみの重量)
商品ページ
PARING KNIFE CLASSIC 1891
「クラシック 1891」シリーズの中で最も小ぶりなペアリングナイフ。
小さい分コントロールに長けていて、皮むきや飾り切りなどの細かい作業が得意で、サブナイフとして便利に使える。
価格:13,750円(税込)
刃素材:ステンレススチール
柄素材:樺材
刃長:約85mm
全長:約190mm
刃厚:約2.2mm
重量:約79g (ナイフのみの重量)
商品ページ
FILLET KNIFE CLASSIC 1891
幅が細く長い形状のブレードで、魚や肉に刃をすっと入れられるフィレナイフ。
魚の3枚おろしやスペアリブの切り分けなどにぴったりだ。
しなやかな切れ味は食材を崩すことなくスムーズにカットできる。
価格:26,400円 (税込)
刃素材:ステンレススチール
柄素材:樺材
刃長:約188mm
全長:約313mm
刃厚:約2.5mm
重量:約115g (ナイフのみの重量)
商品ページ
スウェーデン王室御用達の高い品質、モーラナイフ
130年の歴史を誇るモーラナイフ。その品質はスウェーデンを代表する企業のみに与えられる王室御用達の認定を受けている。
アウトドアやウッドカービングをはじめ、あらゆる用途に応じた幅広いラインナップ。まとめて揃えるもよし、一つずつ買い揃えていくもよし。一生モノのキッチンナイフによって、料理がより楽しくなりそうだ。