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おしゃれで可愛いだるまストーブはアウトドアにも最適!
冬キャンプで欠かせないのが暖をとるための暖房器具。今回はキャンプで便利な「だるまストーブ」を紹介します。
そもそも、だるまストーブとは明治から昭和にかけて使用されていた、丸みをおぼたコロンとした形状のストーブのこと、初期のものは鋳物なので、重く持ち運びには適していません。
しかし、最近のものは、レトロなデザインのだるま型の薪ストーブや石油ストーブとしてアップデートされており、軽量コンパクトなものが販売されています。
どちらも電源なしサイトでも使用でき、上部に鍋やポットなどを置けば調理にも使用できるため、冬キャンプで重宝する存在です。見た目も存在感があるため、キャンプサイトがグッとおしゃれになります。
だるまストーブのメリット・デメリット
メリット
だるまストーブは、暖気を一方向に送る石油ファンヒーターや、正面だけを暖める電気ストーブなどと違い、空間をじんわりと自然に暖めてくれます。
冷気を吸い上げ、上部に暖気を送って、対流させるため、一部分だけでなく、空間全体を暖められるのです。
そのため、キャンプで使うのであれば、コットン系素材のタープやスクリーンタープの下での使用が向いています。天井にあたった暖気を効率よく、循環させられるからです。
ただし、必ず外気の流れを作り、十分な換気を行いながら使用してください。だるまストーブに限らず、一酸化炭素中毒になる恐れがあるため、一酸化炭素チェッカーなどのアイテムとの併用をおすすめします。
※一酸化炭素中毒の恐れがあるため、テント内での暖房や火器の使用は禁止されています。暖房器具をテント内で使いたいときは、「ストーブ使用可能」と明記している専用のテントを使いましょう。
デメリット
だるまストーブのデメリットは、積載に場所をとる点です。薪ストーブタイプのものは本体と煙突が分解できるものが多いですが、それでもかさばってしまします。
灯油を燃料とするものは基本的に分解できず、横にして積み込みができないため、車への積載がしにくいのが問題点です。
だるまストーブの上手な選び方
暖房面積を考慮する
だるまストーブを選ぶ際には、使用する場所に応じて、暖房面積を考慮しましょう。暖房面積は㎡(平方メートル)や10畳・6畳などの、適用畳数が記されています。
もしも部屋に吹き抜けがあったり、天井が高かったりする場合、壁の断熱効果が低い場合はワンランク能力が高いストーブを選んでもよいでしょう。
キャンプなら軽量タイプを利用
そもそも冬キャンプでは、冬用マットや冬用寝袋など、夏キャンプに比べ、すべてのアイテムがかさばりがちです。積載量が少ない車の場合、だるまストーブの積み込みこむのに、ほかの荷物を厳選するなどの工夫が必要になります。
そのため冬キャンプに持ち出すならば、軽量コンパクトなものが望ましいでしょう。
だるまストーブおすすめ10選
【ホンマ製作所】ダルマ型薪ストーブ DM-700TX
昔ながらのレトロな見た目が魅力のだるまストーブです。暖房面積は20~25坪。材質が鋳鉄製で55kgあるため、キャンプよりも自宅での使用に向いています。
天板部分は300℃ほどになるため、上に鍋をのせて調理が可能。自宅のインテリアとしても様になる商品です。
【ホンマ製作所】時計2型薪ストーブ AF-52
昔から変わらないデザインの日本製だるまストーブです。暖房面積は10~15坪。天板の上部が外せる設計で、径26cmの鍋や羽釜をぴったりとはめ込み、効率よく熱を伝えて調理ができます。
価格が6910円と、驚きのコスパのよさです!薪を燃料としただるまストーブの導入としておすすめです。
【CAPTAINSTAG】(キャプテンスタッグ)KAMADO(かまど) 煙突ストーブ
他用途なだるまストーブです。
上部は組蓋式で、小径・大径に取り外し可能。鍋の大きさに合わせて調節し、効率よく熱を伝えられます。バーベキューが楽しめる網が付属しており、組蓋を外してセットすればそのままバーベキューを楽しめます。上部には扉があり、バーベキューの最中に炭を継ぎ足すのにも便利。
扱いやすいだるまストーブをお探しならばイチオシの商品です。
【Alladin】(アラジン)ブルーフレームヒーター
1930年代にイギリスで生まれただるまストーブです。そのころからほとんど変わらないデザインで、世界中で愛用されています。
暖房面積は木造ならば7畳ほど、コンクリート住宅ならば10畳ほどです。灯油を満タンにして15時間の連続使用が可能。1泊のキャンプならば夜間は無補給で運用できます。臭いの発生を抑える設計で、点火・燃焼中・消火の際も嫌なにおいを感じさせません。
愛らしいデザインで、自宅・キャンプともに活用できる商品です。
【TOYOTOMI】(トヨトミ)GEAR MISSION RR-GER25
点火つまみを回すだけで、着火ができる電子点火式のストーブです。OLIVE GREENとCOYOTE BROWNのカラー展開で、ミリタリー好きに刺さるデザインです。暖房面積は木造ならば7畳ほど、コンクリート住宅ならば9畳ほどです。
灯油を満タンにした状態で20.2時間の連続使用が可能。万が一倒れても灯油がこぼれにくいタンクの2重構造と、耐震自動消火付きで安全性にも配慮がなされています。
使い勝手だけでなく見た目にもこだわりたいキャンパーにおすすめの商品です。
【TOYOTOMI】(トヨトミ)KS-GE67
高出力の対流型ストーブです。木造ならば17畳ほど、コンクリート住宅ならば24畳ほどを暖めます。シャープペンの芯をのばすように、ストーブの芯を2mmずつ上げられる「でるでる芯」を採用。通常ストーブの芯は何年かすると劣化し火力が弱くなりますが、火力が弱くなったらもう1段階上げて数年使用、さらに弱くなったらもう1段階上げて使用と、2段階芯を上げられます。
それにより、面倒な替え芯の手間を省き、通常のストーブよりも長く芯が使用できるため経済的です。
OLIVE GREENとCOYOTE BROWNのカラー展開で、見た目もおしゃれ。キャンプサイトでも存在感のあるギアです。高出力なため、冬場のグループキャンプなど、大人数でのキャンプに重宝する商品です。
【CORONA】(コロナ)SL-5124
シンプルでモダンな見た目のだるまストーブです。ホワイトカラーが自宅のインテリアになじみやすく、雰囲気を壊しません。暖房面積は木造ならば13畳ほど、コンクリート住宅ならば18畳ほどを暖めます。
点火はつまみを回して、ボタンを押すだけなのでらくらく。タンクを満タンにした状態で12時間の連続使用ができます。
自宅で、キャンプでも使用できるだるまストーブをお探しならば考慮に入れるべき商品です。
【CORONA】(コロナ)SZ-32
コンパクトでスタイリッシュな見た目のだるまストーブです。木造ならば9畳ほど、コンクリート住宅ならば12畳ほどを暖めますので、小型な割に高出力です。重さが約6.3kgと軽量なため、キャンプに持ち運ぶのにも向いています。しかも、運搬時に燃焼筒のぐらつきを抑える、「燃焼筒押え」が付属しているのはうれしいポイント。安全に持ち運びが出来ます。
点火は昔ながらのライターなどで直接点火する方式です。ランタンのようなレトロな見た目も魅力。
高出力で持ち運びやすいストーブをお探しならばおすすめの商品です。
【PASECO】(パセコ) 対流形石油ストーブ CAMP-25
上部をスライドさせて小型化出来るだるまストーブです。使用時の高さは57cm、小型化すると44㎝のコンパクトサイズになります。カラーはアーミーグリーンとブラックの2色。どちらも抑え目な渋い印象をあたえるカラーで、無骨な雰囲気。ミリタリーや鉄製品がとの相性抜群です。
点火は電子式で、ボタン一つで可能。暖房面積の記載はありませんが、出力は6.4kW/hと高火力。
コンパクトに高火力のストーブを持ち運びたい方におすすめです。
【ALPACA】(アルパカ) プラス ストーブ TS-77NC
アルパカは世界50ヵ国以上で販売実績のある韓国の老舗ブランドです。高さ420×幅350×奥行350mmのコンパクトなサイズ感が魅力。キャンプに持ち出しても場所を取りません。
カラー展開が豊富で、ベージュ・ブラック・グリーン・レッドの4色。抑え目のマットカラーのため、部屋のインテリアやキャンプサイトにしっくりとなじみます。
暖房面積はおおよそ8~10畳(HPに13~17㎡と記載あり)。
コンパクトな可愛いストーブをお探しならば、考慮に入れるべき商品です。
だるまストーブでレトロおしゃれなアウトドア!
だるまストーブは冬キャンプの強い味方、灯油を燃料にするものならば、ワンタッチで点火できるものも多く、手軽に暖を取れます。
上に鍋を乗せておけば、おでんなどの煮込み料理も楽しめるのも魅力。見た目も暖かいコロンとしたフォルムで、レトロなデザインのものが多く、キャンプサイトをグッとおしゃれに引き立ててくれます。
この冬はぜひだるまストーブを使って暖かいキャンプをお楽しみくださいね。