だるまストーブでワンランク上のキャンプ!メリデメとおすすめを紹介
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    暖房器具

    2024.12.30

    だるまストーブでワンランク上のキャンプ!メリデメとおすすめを紹介

    だるまストーブでワンランク上のキャンプ!メリデメとおすすめを紹介
    冬キャンプで活躍する、だるまストーブのメリット・デメリットと上手な選び方、さらに、おすすめの商品をご紹介します。だるまストーブは手軽に扱えるだけでなく、おしゃれな見た目もポイントです!寒い時期にぬくぬくとキャンプを楽しみたい方はご一読ください。

    おしゃれで可愛いだるまストーブはアウトドアにも最適!

    冬キャンプで欠かせないのが暖をとるための暖房器具。今回はキャンプで便利な「だるまストーブ」を紹介します。

    そもそも、だるまストーブとは明治から昭和にかけて使用されていた、丸みをおぼたコロンとした形状のストーブのこと、初期のものは鋳物なので、重く持ち運びには適していません。

    しかし、最近のものは、レトロなデザインのだるま型の薪ストーブや石油ストーブとしてアップデートされており、軽量コンパクトなものが販売されています。

    どちらも電源なしサイトでも使用でき、上部に鍋やポットなどを置けば調理にも使用できるため、冬キャンプで重宝する存在です。見た目も存在感があるため、キャンプサイトがグッとおしゃれになります。

    だるまストーブのメリット・デメリット

    メリット

    だるまストーブは、暖気を一方向に送る石油ファンヒーターや、正面だけを暖める電気ストーブなどと違い、空間をじんわりと自然に暖めてくれます。

    冷気を吸い上げ、上部に暖気を送って、対流させるため、一部分だけでなく、空間全体を暖められるのです。

    そのため、キャンプで使うのであれば、コットン系素材のタープやスクリーンタープの下での使用が向いています。天井にあたった暖気を効率よく、循環させられるからです。

    ただし、必ず外気の流れを作り、十分な換気を行いながら使用してください。だるまストーブに限らず、一酸化炭素中毒になる恐れがあるため、一酸化炭素チェッカーなどのアイテムとの併用をおすすめします。

    ※一酸化炭素中毒の恐れがあるため、テント内での暖房や火器の使用は禁止されています。暖房器具をテント内で使いたいときは、「ストーブ使用可能」と明記している専用のテントを使いましょう。

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    デメリット

    だるまストーブのデメリットは、積載に場所をとる点です。薪ストーブタイプのものは本体と煙突が分解できるものが多いですが、それでもかさばってしまします。

    灯油を燃料とするものは基本的に分解できず、横にして積み込みができないため、車への積載がしにくいのが問題点です。

    だるまストーブの上手な選び方

    レトロなだるまストーブに点火している様子。

    灯油を燃料とするものは、薪を使うものよりも点火がしやすく扱いやすい。

    暖房面積を考慮する

    だるまストーブを選ぶ際には、使用する場所に応じて、暖房面積を考慮しましょう。暖房面積は㎡(平方メートル)や10畳・6畳などの、適用畳数が記されています。

    もしも部屋に吹き抜けがあったり、天井が高かったりする場合、壁の断熱効果が低い場合はワンランク能力が高いストーブを選んでもよいでしょう。

    キャンプなら軽量タイプを利用

    小さなだるまストーブの様子。

    こちらは超小型のビンテージだるまストーブ。キャンプでは大きさと暖房面積のバランスが取れたものを選びましょう。

    そもそも冬キャンプでは、冬用マットや冬用寝袋など、夏キャンプに比べ、すべてのアイテムがかさばりがちです。積載量が少ない車の場合、だるまストーブの積み込みこむのに、ほかの荷物を厳選するなどの工夫が必要になります。

    そのため冬キャンプに持ち出すならば、軽量コンパクトなものが望ましいでしょう。

    だるまストーブおすすめ10選

    だるまストーブが並んでいる。

    灯油を燃料とする最近のだるまストーブは、スイッチやレバーで簡単に着火出来るものが多い。

    【ホンマ製作所】ダルマ型薪ストーブ  DM-700TX 

    昔ながらのレトロな見た目が魅力のだるまストーブです。暖房面積は20~25坪。材質が鋳鉄製で55kgあるため、キャンプよりも自宅での使用に向いています。

    天板部分は300℃ほどになるため、上に鍋をのせて調理が可能。自宅のインテリアとしても様になる商品です。

    ホンマ製作所
    ダルマ型薪ストーブ DM-700TX

    本体サイズ:W490xD565xH785mm

     

    【ホンマ製作所】時計2型薪ストーブ  AF-52

    昔から変わらないデザインの日本製だるまストーブです。暖房面積は10~15坪。天板の上部が外せる設計で、径26cmの鍋や羽釜をぴったりとはめ込み、効率よく熱を伝えて調理ができます。

    価格が6910円と、驚きのコスパのよさです!薪を燃料としただるまストーブの導入としておすすめです。

    ホンマ製作所
    時計2型薪ストーブ AF-52

    サイズ:W350xD520xH345mm

     

    【CAPTAINSTAG】(キャプテンスタッグ)KAMADO(かまど) 煙突ストーブ

    他用途なだるまストーブです。

    上部は組蓋式で、小径・大径に取り外し可能。鍋の大きさに合わせて調節し、効率よく熱を伝えられます。バーベキューが楽しめる網が付属しており、組蓋を外してセットすればそのままバーベキューを楽しめます。上部には扉があり、バーベキューの最中に炭を継ぎ足すのにも便利。

    扱いやすいだるまストーブをお探しならばイチオシの商品です。

    CAPTAINSTAG
    KAMADO(かまど) 煙突ストーブ

    サイズ:幅450×奥行550×高さ950mm

     

    【Alladin】(アラジン)ブルーフレームヒーター

    1930年代にイギリスで生まれただるまストーブです。そのころからほとんど変わらないデザインで、世界中で愛用されています。

    暖房面積は木造ならば7畳ほど、コンクリート住宅ならば10畳ほどです。灯油を満タンにして15時間の連続使用が可能。1泊のキャンプならば夜間は無補給で運用できます。臭いの発生を抑える設計で、点火・燃焼中・消火の際も嫌なにおいを感じさせません。

    愛らしいデザインで、自宅・キャンプともに活用できる商品です。

    Alladin
    ブルーフレームヒーター

    サイズ:高さ551×奥行405×幅388mm

     

    【TOYOTOMI】(トヨトミ)GEAR MISSION RR-GER25 

    点火つまみを回すだけで、着火ができる電子点火式のストーブです。OLIVE GREENとCOYOTE BROWNのカラー展開で、ミリタリー好きに刺さるデザインです。暖房面積は木造ならば7畳ほど、コンクリート住宅ならば9畳ほどです。

    灯油を満タンにした状態で20.2時間の連続使用が可能。万が一倒れても灯油がこぼれにくいタンクの2重構造と、耐震自動消火付きで安全性にも配慮がなされています。

    使い勝手だけでなく見た目にもこだわりたいキャンパーにおすすめの商品です。

    TOYOTOMI
    GEAR MISSION RR-GER25

    サイズ:置台を含む)高さ×幅×奥行き(mm):480×388×388

     

    【TOYOTOMI】(トヨトミ)KS-GE67

    高出力の対流型ストーブです。木造ならば17畳ほど、コンクリート住宅ならば24畳ほどを暖めます。シャープペンの芯をのばすように、ストーブの芯を2mmずつ上げられる「でるでる芯」を採用。通常ストーブの芯は何年かすると劣化し火力が弱くなりますが、火力が弱くなったらもう1段階上げて数年使用、さらに弱くなったらもう1段階上げて使用と、2段階芯を上げられます。

    それにより、面倒な替え芯の手間を省き、通常のストーブよりも長く芯が使用できるため経済的です。

    OLIVE GREENとCOYOTE BROWNのカラー展開で、見た目もおしゃれ。キャンプサイトでも存在感のあるギアです。高出力なため、冬場のグループキャンプなど、大人数でのキャンプに重宝する商品です。

    TOYOTOMI
    KS-GE67

    サイズ:(置台を含む)高さ×幅×視野(mm):583×482×482

     

    【CORONA】(コロナ)SL-5124

    シンプルでモダンな見た目のだるまストーブです。ホワイトカラーが自宅のインテリアになじみやすく、雰囲気を壊しません。暖房面積は木造ならば13畳ほど、コンクリート住宅ならば18畳ほどを暖めます。

    点火はつまみを回して、ボタンを押すだけなのでらくらく。タンクを満タンにした状態で12時間の連続使用ができます。

    自宅で、キャンプでも使用できるだるまストーブをお探しならば考慮に入れるべき商品です。

    CORONA
    SL-5124

    サイズ:高さ598×幅460×奥行460mm

     

    【CORONA】(コロナ)SZ-32

    コンパクトでスタイリッシュな見た目のだるまストーブです。木造ならば9畳ほど、コンクリート住宅ならば12畳ほどを暖めますので、小型な割に高出力です。重さが約6.3kgと軽量なため、キャンプに持ち運ぶのにも向いています。しかも、運搬時に燃焼筒のぐらつきを抑える、「燃焼筒押え」が付属しているのはうれしいポイント。安全に持ち運びが出来ます。

    点火は昔ながらのライターなどで直接点火する方式です。ランタンのようなレトロな見た目も魅力。

    高出力で持ち運びやすいストーブをお探しならばおすすめの商品です。

    CORONA
    SZ-32

    サイズ:高475×幅355×奥行355mm(置台含)

     

    【PASECO】(パセコ) 対流形石油ストーブ CAMP-25

    上部をスライドさせて小型化出来るだるまストーブです。使用時の高さは57cm、小型化すると44㎝のコンパクトサイズになります。カラーはアーミーグリーンとブラックの2色。どちらも抑え目な渋い印象をあたえるカラーで、無骨な雰囲気。ミリタリーや鉄製品がとの相性抜群です。

    点火は電子式で、ボタン一つで可能。暖房面積の記載はありませんが、出力は6.4kW/hと高火力。

    コンパクトに高火力のストーブを持ち運びたい方におすすめです。

    PASECO
    対流形石油ストーブ CAMP-25

    サイズ:Φ445×440~570[ゴトク取り付け時:615](mm)

     

    【ALPACA】(アルパカ) プラス ストーブ TS-77NC

    アルパカは世界50ヵ国以上で販売実績のある韓国の老舗ブランドです。高さ420×幅350×奥行350mmのコンパクトなサイズ感が魅力。キャンプに持ち出しても場所を取りません。

    カラー展開が豊富で、ベージュ・ブラック・グリーン・レッドの4色。抑え目のマットカラーのため、部屋のインテリアやキャンプサイトにしっくりとなじみます。

    暖房面積はおおよそ8~10畳(HPに13~17㎡と記載あり)。

    コンパクトな可愛いストーブをお探しならば、考慮に入れるべき商品です。

    ALPACA
    プラス ストーブ TS-77NC

    サイズ:高さ420mm×幅350mm×奥行350mm

     

    だるまストーブでレトロおしゃれなアウトドア!

    だるまストーブやレトロな道具が並んだサイト。

    だるまストーブはレトロな雰囲気で、サイトをグッと引き締めます!

    だるまストーブは冬キャンプの強い味方、灯油を燃料にするものならば、ワンタッチで点火できるものも多く、手軽に暖を取れます。

    上に鍋を乗せておけば、おでんなどの煮込み料理も楽しめるのも魅力。見た目も暖かいコロンとしたフォルムで、レトロなデザインのものが多く、キャンプサイトをグッとおしゃれに引き立ててくれます。

    この冬はぜひだるまストーブを使って暖かいキャンプをお楽しみくださいね。

    のまどうさん

    アウトドアライター

    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

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