アウトドア・スポーツ用品を扱うアルペンは、「冬のキャンプをより快適に楽しみたい」という顧客の声に応えるべく、プライベートブランド「Alpen Outdoors」でアウトドアで使える「こたつユニット」を開発。合わせて使いたい座椅子「撥水スーパーローチェア」や3種の「LEDシェードランタン」も発表しました。冬キャンプのテントにこたつを持ち込むって…どんな感じ?
完売続きのヒット商品「アルミユニットテーブル110」に追加で使えるこたつユニット
アルペン伊藤氏によると、アウトドアのキャンプにも家のこたつを持ってきたり、シェラフをかけるなど、こたつシーンはそう珍しいものではないとみている。だったらちゃんとキャンプ用、アウトドアで使えるこたつを開発してみたいということからスタートしたといいます。
今回の「こたつユニット」は、完売が続くヒット商品となった「アルミユニットテーブル110」に追加購入することでこたつにできるというもの。
家庭用と差別化したポイントは、まずはセットになっているこたつ布団。この生地は両面ともに撥水加工を施し、水や汚れに強い仕様に。また、暖かさをキープするために、生地はシュラフでいうと5度相当のロット感で制作。
天板も、開発当初は1枚の天板で考えていたものの、持ち運びを考慮。 安定感を持ちつつ、できるだけ小さくできることを検討した結果、4枚つなげた形を選んだそうです。
「この真ん中で2枚に分かれていて、2枚ずつそれぞれ折りたたむような構造にすることで、コンパクトに持ち運びができます。先行して発売している『アルミユニットテーブル110』には、テーブル下にラックがついています。
用途はコンロラックなのですが、こたつにすると湯たんぽなどを入れるのにいいのでは?というところから、今回の製品でもラックに湯たんぽを入れることで、熱源のないキャンプ場で暖を取ることができます」(アルペン 伊藤さん)
ふとんはコンプレッションベルトで圧縮でき、コンパクトに収納できる収納袋が付いています。
こたつ以外のシーンでも使える「撥水スーパーローチェア」も開発
「こたつユニット」に合わせて、「撥水スーパーローチェア」の開発にも取り組んだのは、こたつを堪能するためには、やはりお尻が冷たいといけないという発想からでした。
「地面から椅子の座面の分離れることができますし、こたつに入っても足伸ばして座ることができます。焚き火周りであぐらをかいて火を眺めることでの利用も考え、座面幅は53cm、高さ11cmに設計。立ち上がり動作を強力にサポートする肘掛けもついています。座面表面・裏面とも撥水加工を施しています」(アルペン 伊藤さん)
卓上スタンドが付属したLEDランタンは手持ちライトにも使えるスグレモノ
今回同時にお披露目されたのが、こちらのランタン。一見すると同じランタンの高さが違うだけのように見えますが、微妙にサイズ感が異なっています。
用途としては、最も大きいランタン「LEDシェードランタン 850」はサイトランタンとして、中ぐらいのランタン「LEDシェードランタン 300」はテーブルの上に置くテーブルランタンとして、最も小さい「LEDシェードランタン 200」は立てて使うことに加えて、手持ちにして夜間にトイレに行く際などに使えるようにニーズに合わせて作られています。
「LEDシェードランタン200」と「LEDシェードランタン300」は、サイズ感が異なるだけで、機能は同じ。手持ちにするためには、シェードを外すと、トーチのように使えます。テントの上から吊り下げても使えますが、そのまま置くと光源が低く広がらないため、スタンドを付属。
一方、「LEDシェードランタン 850」はシェード裏に光源をつけています。これによって上に吊るしても、こ影が下にできることを抑制しつつ、しっかりサイト全体を照らすライトとして使えます。
「こたつユニット」、「撥水スーパーローチェア」は12月20日(金)、「LEDシェードランタン」を12月13日(金)に発売予定。また、完売が続いていた人気商品「アルミユニットテーブル110」も12月20日(金)に再販予定です。
冬ならではのキャンプの楽しみ方を増やすアイテムですが、いずれもお手頃価格。いつものキャンプスタイルに加えてみてはいかがでしょうか。