登山大国の台湾でトレッキングしてきた!安・近・短でシアワセ三昧な旅の中身
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    2024.12.24

    登山大国の台湾でトレッキングしてきた!安・近・短でシアワセ三昧な旅の中身

    登山大国の台湾でトレッキングしてきた!安・近・短でシアワセ三昧な旅の中身
    せっかく海外へ行くなら、一生モノのソト遊びを体験したい。いつもと違う場所でアクティビティーをすると、楽しさもドキドキ感も倍増しますよ!今回は日本からも近い台湾での登山旅をご紹介。

    台湾といえば…登山!第五峰 南湖大山へ

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    旅をした人 フクタキ ナチュラル・ハイを求めて夏は登山とシーカヤック、冬はスノーボードで雪山へ出撃。ローカルグルメと屋台&酒場、温泉にも目がない煩悩まみれの一児の母。

    台湾と聞いてみなさんが思い浮かべるのは? 「小籠包」。おいしいですよね〜。「足つぼマッサージ」。効きますよね〜。「金城 武」。イケメンですよね〜。でもそれだけじゃあない! 声を大にして私がいいたいのは、「台湾といえば登山」ということ。
     
    私たちが住む日本には、標高3千mを超える高山は21座。対する台湾にはなんと250座以上もあり、九州とほぼ同じ面積の小さな国土に山々がひしめいているというから驚くばかり! 

    そのため日本同様に登山が盛んで、日本百名山のような「台湾百岳」が制定されていたり、『台灣山岳』という山岳専門誌があったりするほど、台湾では登山は人気のレジャーなのだ。
     
    それを知って、少し前に訪れたのが台湾五岳に数えられる南湖大山(なんこだいさん・3742m)だ。日本では玉山(ギョクザン)や雪山(セツザン)が有名だけれど、ネット上でみた「帝王の山」と称される美しい山容の写真にひと目惚れ。

    いろんな難題をかいくぐって仲間と登頂を果たした(一番大変だったのは日本から入山・入園許可証を取ることだったが、複雑すぎるので割愛)。
     
    その感想をいうなれば、低く見積もっても「最の高」! 南湖大山へ向かう縦走路は日本の奥多摩や八ヶ岳、南アルプスなどを思い起こす変化に富んだ風景が連続し、また観光地化されていない素朴な山の雰囲気も魅力だった。

    日本からやってきたと告げると台湾の方は一様に親切にしてくれ、その触れ合いは一生忘れない温かな時間になった。その上アプローチから下山後まで、お約束されたようにすばらしい。

    買い出しついでにウロついた台北ではご当地グルメに食い倒れ、台湾ビール片手に車窓から眺めた海も、なだれ込んだ温泉地のお湯も身にしみた。これら濃密7泊8日がコミコミ7万円ほど。これぞ安近短を絵に描いた登山プランである。

    九州サイズに3,000m峰が250座以上!

    台湾は南北に細長く、日本の九州とほぼ同じ大きさ。登山が盛んなだけでなく、サーフィンや台湾一周の自転車旅も人気。温暖な亜熱帯気候で、訪れるのは2〜4月、10〜12月がオススメ。島の東側に5大山脈が集中し、東海岸は海まで山が迫る。

    垂涎ルートが呼んでいる

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    次回のためにと現地の書店で購入した登山ガイドブック。そそるわ〜! 

    台北駅近くのアウトドアショップ街で買い出し

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    山地図もガス缶も 何でもそろう!

    台北駅近くの中山北路一段という地区は、東京・神保町のようにアウトドアショップが集中。狙いは台湾メーカーが作るアルファ米の絶品おこわ。

    問屋街でおいしい乾物を物色中

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    問屋街「迪化街」でドライフルーツや乾物を物色。高級食材のからすみも狙い目ですよ〜。

    激安グルメもお忘れなく!

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    台湾は右も左もリーズナブルなおいしいものだらけ。登山前は食べすぎ・体重増加に注意。

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    絶品牛肉麺とニラ餃子。

    高速バスで一路台湾中部の街へ

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    台北駅に隣接する大きな長距離バスターミナル。ここからまずは中継地の宜蘭という台湾北東部の街へ向かう。

    Booking.comで手配した宿がラブホテルだった件

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    今回は男女2名ずつで登山。宜蘭で前泊したのは2部屋備えたアヤシイ宿……。お風呂大きくて快適だったけれども!!

    苦労して日本で取った入山許可証を投函

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    宜蘭から路線バスで3時間弱。いよいよ勝光登山口から入山。12月初旬だが動くと半袖の暖かさ。

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    山の下部は奥多摩、その後は苔の八ヶ岳、雄大な南アルプスと、雰囲気が次々と変化。

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    山中1泊目の雲稜山荘に到着。周辺でテント泊の予定だったが「空いてるから使いな!」と台湾の方が中に入れてくれた。

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    小雀料理長の特製台湾麺

    谷の反対側には台湾第2峰の雪山も!

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    台湾いいとこだなぁ〜。

    審馬陣山を経て、山荘から4時間ほどでようやく森林限界へ。見渡す限りの山を登りたくなる。

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    終盤は岩稜となり、高度感たっぷりのロープやクサリ場も登場。切れ落ちた絶壁を横目に、空気の薄いなかよじ登っていく。あと少し!

    こんな山小屋が台湾に! 快適な南湖山荘

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    ここは桃源郷なの? 風から守られるカール地形の最低部に快適な山荘が建っていた

    台湾第5峰 南湖大山  3,742m

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    日本でこの広大なカールの写真を見て、台湾登山に興味をもった。眼下にある建造物が、写真上の南湖山荘だ。

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    ついに登頂 南湖大山!

    台湾の熱海!? 下山後は礁渓温泉へ

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    帰りは宜蘭から電車で海沿いを走り台湾東部の温泉地へ。本格的な日本式浴場もあり日本の昔の熱海みたいな雰囲気。ビバノンノン!

    専門会社にまかせて安心! 世界のトレッキングツアー

    憧れのイタリア・ドロミテへ!

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    ヨーロッパアルプス周辺のハイキングなどを提案するウォークワールド。オススメは日本語通訳が同行するドロミテハイキング。著名な山や峠を9日で回る至極のハイライトプランが人気だそう!

    ウォークワールド

    電話:078-392-2008 
    メール:inoue@atabi.co.jp
    HP:https://walk-world.net

    ヒマラヤの高峰を見渡しながら

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    経験豊富な日本語ガイドが常駐。一番人気は世界最高峰エベレスト周辺のトレッキングや、360度の大展望を臨むカラパタール山を往復12日間で目指すツアー。

    ネパール観光トレックス

    電話:+9779851082990 
    メール:nepalkankojapan@gmail.com
    HP:https://www.nepalkanko.com

    美しい海沿いの国立公園を歩く

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    現地日本人スタッフが旅の計画から旅行中までいつでもサポート。南島にあるエイベルタズマン国立公園の美しい海岸線をロッジ泊で歩くツアーが一番人気!

    リアルニュージーランド

    電話:+21-031-4670 
    メール:kiwi@realnewzealand.net
    HP:https://www.realnewzealand.net

    ※構成/福瀧智子

    (BE-PAL 2025年1月号より)

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