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車用スマホホルダーを選ぶポイント
アウトドアを存分に楽しむなら、車用スマホホルダー選びは重要なポイントです。林道や未舗装路を走行するときに、手軽にナビを確認したり、キャンプ仲間との通話も安全に行えたりします。まずは、車用スマホホルダーの選び方を確認しましょう。
ホールド力の強さ
スマホホルダーは、見やすい位置にスマホをしっかりと固定できるものを選びましょう。運転中に、スマホの位置を調整し直すのは大変です。
荒れた道などを走行しているときなどは、車体が大きく揺れることがあります。ホールド力が弱いと、使用中にスマホホルダーがぐらついたり、スマホがずれたりしてストレスを感じやすいでしょう。さらに、運転に支障をきたしてしまっては大変です。
頻繁にスマホが落下する場合、画面が割れるなど破損・故障の原因になることもあります。ホールド力が強いものを選べば、快適に使用できます。
車への取り付け方法
スマホホルダーを車に取り付ける方法は、さまざまです。粘着シールや吸盤でダッシュボードに貼り付けたり、ドリンクホルダーやエアコンの吹き出し口を利用して取り付けたりなどの方法があります。
粘着シールや吸盤は、ゲル素材などを使用した吸着力の強いものがおすすめです。ただし、直射日光が当たる場所への設置や長期間の使用により、粘着力が弱ってくる場合があります。
ドリンクホルダーにはめ込むタイプなら、設置場所が傷つくといった心配がありません。エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプも便利ですが、冬場は温風が直接スマホに当たるので、熱がこもり故障の原因になる可能性があります。
スマホの着脱方法
通常、スマホは車を乗り降りするたびに付けたり外したりするため、着脱のしやすさも重要です。片手で付け外しできるものだと、ストレスを感じにくいでしょう。
おすすめの着脱方法は、自動開閉式やマグネット式です。自動開閉式はタッチセンサーにより自動でホールドするタイプや、スマホの本体でボタンを押して挟む仕組みになっているものなどがあります。
マグネット式は、スマホを近づけるだけでホールドするので、利便性に優れています。ただし、対応していないスマホもあるので注意しましょう。マグネットに反応するリングなどを、スマホ本体に貼り付ければ使用できるタイプもあります。
対応サイズと機能
スマホホルダーとスマホ本体のサイズが合っていないと、落下の原因になります。家族がそれぞれ違うサイズのスマホを持っている場合、固定アームの可動範囲が広いものを選ぶと便利です。
スマホホルダーにはさまざまな機能があり、中には位置調節機能や充電機能を備えたタイプもあります。見やすい位置は人によって違うため、位置調節アームなどで画面の向き・傾きを微調整できるものだと、使い勝手が向上するでしょう。
また、ワイヤレス充電機能を備えたタイプなら、電池の残量を気にせずカーナビ機能の使用や動画の視聴などができます。充電するたびに、ケーブルを抜き差しする必要もありません。スマホがワイヤレス充電に対応している必要がありますが、長時間のドライブが多い人にはおすすめです。
【高いホールド力】おすすめの車用スマホホルダー
山道でも安心のホールド力を備えるスマホホルダーが、アウトドアでは重要な装備になります。未舗装路や山道の振動、急カーブでも、スマホをしっかりとキープしてくれるでしょう。ここでは、優れたホールド性能を備えたスマホホルダーを二つ紹介します。
スマートタップ「EasyOneTouch5」
こちらの商品は、特殊粘着ゲル吸盤『Sticky Gel Pad』を使用し、強力に固定できます。約19kgの負荷に耐える設計となっていて、走行時のぐらつきにも負けません。
耐熱性にも優れ、夏場でも高い粘着力をキープする設計です。従来の吸着パッドとは違い、ダッシュボードの表面の隙間にも入り込む特殊ゲルを使用しています。
また、ブランド独自のEasyOneTouchシステムにより、片手で簡単にスマホを着脱できます。
- 商品名:スマートタップ「EasyOneTouch5」
- Amazon:商品はこちら
スマートタップ
EasyOneTouch5
吸盤サイズ:直径6.5cm ホルダーサイズ:サイドアーム高さ2.8cm、サイドアーム下部から底面受けまで最短の高さ5.1cm、サイドアーム下部から底面受けまで最長の高さ6.6cm
キャリオ「G-holder type-X」
4つのツメで、しっかりとスマホをホールドするスマホホルダーです。逆さまにして振ったとしても、スマホが外れにくいように作られています。
スマホ本体を台に押し付けスイッチを押して固定し、外すときはサイドバーを押すだけなので着脱が簡単です。
車と接する粘着部には、耐久性が高く高品質なゲル素材が使われ、ダッシュボードなどにしっかりと固定できます。約5kgの耐荷重があり、少々の振動程度では落下しません。
縦横旋回、上下に90度回転し、見やすい位置を保てます。高級感のあるシンプルなデザインで、車内の印象がアップする点も魅力です。
- 商品名:キャリオ「G-holder type-X」
- キャリオ公式サイト:商品はこちら
キャリオ
G-holder type-X
サイズ:13.5×10.4×5cm(ホルダー部) *重量:194.5g 対応機種:最大幅92mm、最大厚さ15mmまでのスマホ
【マグネット式】おすすめの車用スマホホルダー
MagSafe対応スマホや、メタルリングを貼り付けたケースなら、ワンタッチで装着が完了します。オフロードの振動にも負けない強力な磁力で、アウトドアギアのように頼もしい相棒になってくれるでしょう。
キャンプ場に到着して車から降りるときも、スマホをサッと取り外せるため、アウトドアでの行動もスムーズになります。
LGQE「スマホホルダー 車 magsafe対応」
特殊ゴムの粘着シートで、ダッシュボードなどに取り付ける金属製のスマホホルダーです。本体に高級航空用合金を使用し、美しさと耐久性を兼ね備えています。
マグネットの吸着力は最大で約30kgと、しっかりとスマホを支えてくれるところがポイントです。マグネット式のスマホホルダーにありがちな、磁力が足りずに落下してしまう問題を解消してくれるでしょう。
また、アームの支点となる5軸を動かすことができ、スマホを360度回転させられます。ベストな位置で、スマホを固定したい人におすすめです。
- 商品名:LGQE「スマホホルダー 車 magsafe対応」
- Amazon:商品はこちら
サンワサプライ「200-CAR110」
走行中にスマホがずれにくい、強力なマグネットを使用したスマホホルダーです。メタルリングが付属しており、スマホやカバーに貼り付けて取り付けます。
車への固定方法は、粘着性の高いゲル素材を使用した吸盤式です。ダッシュボードなどの見やすい位置に、簡単に取り付けられます。自由に回転できるボールジョイントを採用しているので、角度や位置の調整も容易です。
USB PD(USB Power Delivery)対応の充電器を使って、急速充電もできます。ペルチェ素子による冷却効果があり、スマホの温度上昇を抑えて充電効率をアップさせる優れものです。
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- 商品名:サンワサプライ「200-CAR110」
- サンワサプライ公式サイト:商品はこちら
【ワイヤレス充電機能付き】おすすめの車用スマホホルダー
ワイヤレス充電機能付きのスマホホルダーなら、キャンプ場への長距離移動でもバッテリー切れの心配はありません。有線充電にありがちな、ケーブルが運転時の邪魔になることもないでしょう。
アウトドア気分を盛り上げてくれる、ワイヤレス充電対応ホルダーを三つピックアップしました。
AQ.「自動開閉ワイヤレス充電スマートフォンホルダー(吸盤タイプ)SHC-06」
株式会社オートバックスセブンのプライベートブランド『AQ.(オートバックス クオリティ)』のスマホホルダーです。ゲル吸盤を使用し、ダッシュボードなどに取り付けられます。
ワイヤレス給電の国際標準規格『Qi』の正規認証を受けており、給電トラブルの心配が少ないのがポイントです。タッチセンサーによりアームが自動開閉し、充電開始と同時にアームが閉まる設計になっています。
アームを上下に動かし、見やすい高さに調整できるところも便利です。
- 商品名:AQ.「自動開閉ワイヤレス充電スマートフォンホルダー(吸盤タイプ)SHC-06」
- オートバックス公式サイト:商品はこちら
AQ.
自動開閉ワイヤレス充電スマートフォンホルダー(吸盤タイプ)SHC-06
対応機種:幅:約60~93mm 厚さ:約20mmまで 重さ:約320gまで スマートフォンケース背面の厚さ:約2mmまで
ステークホルダー「高級PVCレザー ワイヤレス充電器」
ワイヤレス充電規格Qi認証を取得したスマホホルダーです。電動式のアームは、タッチセンサーにより開閉する仕組みで、片手で簡単に着脱ができます。
センサーに触れない限りアームは開かず、不意の落下を防げるでしょう。エンジン停止後も一定時間アームが開閉するため、スマホの取り外しがスムーズにできます。
スタンド部分には、ソフトな触り心地のPVCレザーが使われ、スマホを置いても本体が傷つきにくい設計です。高級感のある見た目で、車内の雰囲気をアップしてくれるでしょう。
- 商品名:ステークホルダー「高級PVCレザー ワイヤレス充電器」
- Amazon:商品はこちら
キャリオ「G-holder type-T3」
ワンタッチオープン・オートロック機能・過熱防止センサーなど、多彩な機能を備えたスマホホルダーです。Qi充電と有線充電に対応しています。
付け外し可能な落下防止ホルダーが付属し、安定性を高められる設計です。360度回転するボールジョイントを使用し、縦置き・横置きなど見やすい位置に調整できます。
アームの対応幅は約6.1〜8.9cmと幅広い機種に対応し、スマホのサイズに応じて自動調整される優れものです。車への取り付け方法は、吸盤式とエアコンの通気口を利用する方法の2種類で、取り付けたい位置に合わせて選びましょう。
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- 商品名:キャリオ「G-holder type-T3」
- キャリオ公式サイト:商品はこちら
【後部座席向け】おすすめの車用スマホホルダー
後部座席専用のスマホホルダーなら、長距離ドライブも快適に楽しめます。運転手をナビゲートしたり、キャンプ場までの道中で動画を見たりと、自然の中でのドライブがより充実するでしょう。
車中泊やアウトドア仕様にもぴったりな、使い勝手の良い後部座席用スマホホルダーを紹介します。
ペルシード「PPH2301」
ヘッドレストのポールを利用し、クランプを取り付けて固定するスマホホルダーです。固定調整ネジでしっかりと固定するので、ぐらつきに強く安定感があります。
スマホやタブレットを置いてスタンドのボタンを押すと、ホールドアームが閉じる設計です。ボールジョイントと可動式アームにより、角度・位置を調整できます。
対応サイズは約13〜21cm、厚みは約2.5cmまでで、耐荷重は約700g以下です。
- 商品名:ペルシード「PPH2301」
- ペルシード公式サイト:商品はこちら
サンワサプライ「200-CAR070」
座席のヘッドレストのポールを使用し、スマホホルダーを取り付けられます。特殊な工具も不要で、付属のクランプやブラケットを使って簡単に設置可能です。
助手席と運転席の間に固定しても、ルームミラーの邪魔にならないように配慮されているのもポイントです。機器を3点で支える設計となっていてホールド力が高く、充電口をふさがないので設置したまま充電もできます。
幅約12〜23cm・厚み約1.7cm以下の、スマホ・タブレットに対応しています。
- 商品名:サンワサプライ「200-CAR070」
- サンワサプライ公式サイト:商品はこちら
まとめ
アウトドアでの快適なドライブには、車用スマホホルダーがあると便利です。旅先でのナビ機能はもちろん、キャンプ仲間との連絡もスムーズに行えます。
選ぶ際には、山道・未舗装路での使用にも耐えるホールド力や、運転に集中しやすいワイヤレス充電機能など、実際の使用シーンを想定することが大切です。
キャンプ場での出し入れを考えると、ワンタッチで着脱できるマグネットタイプも使いやすいでしょう。自分に合ったスマホホルダーで、アウトドアライフをもっと便利に楽しんでみてはいかがでしょうか。