秋から冬にかけては夜が長く、必然的に照明が必要となる。
もちろん、ただ明るくするだけだから照明に拘らないという人もいるだろうが、照明もキャンプギアを快適に過ごすギアの一つだ。
そこで今回は、個性的なライトとランタン5アイテムを厳選して紹介する。これらのアイテムは、通販サイト「小学館百貨店」で販売中だ。
使い方も色々。個性的なライト2選
今回、ここで紹介するライトは、さまざまなライトを使用する際の悩みを解消するために生まれた個性的な2アイテム。聞けば納得のデザインは必見だ。
ムサシの超軽量ミニライトは45gで600ルーメン!マグネットもついてるぞ
アウトドア用のヘッドライトやミニライトは、連続点灯時間の長さを誇るものが多いが、最近はモバイルバッテリーを持っていくことが当たり前だから、とにかく明るいライトを持っていく、という選択もあり。
そんなときにおすすめなのがムサシの強力ライト「充電式スーパーフラッシュライト」。
光量を「強」にしたときの点灯時間は1時間と短いが、そのぶん光量は600lmときわめて強く、中型ランタンに匹敵する明るさだ。ちなみに「中」は350lm(1.5時間)、「弱」は100lm(5時間)となっている。
サイズは大きめの消しゴムほどで、重量はわずか45g。カラビナとクリップとマグネットが付属しているから、付け方は自由自在。拡散カバーを付けてタープに吊るせば食事中の憩いの光となり、カバーをはずしてシャツのポケットに付ければ遠くを照らすウォーキングライトになる。
このライトを3、4個持って行ってとっかえひっかえ充電したほうが中型のランタンと小さなハンディライトを持っていくよりスマートそう。たとえば家族がひとつずつポケットに入れておくとか。色違いを買えば、どれが充電済みかわかりやすい。
充電式スーパーフラッシュライト 暖色カバーセット/ムサシ 4,378円(税込み)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA5541100710/
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手元ライトの決定版!? 指先を照らす「ライトグローブ」はビジュアルもカッコいいのだ
ヘッドライトを使って手元で細かい作業をするときは、そのたびに角度を調節しなければいけない。また、頭にバンドをずっと巻いていると、それだけでうっとおしいし、ゆるめるとずれてしまう。寝転がって本を読むときは、バンドが耳に当たって痛い。どうやらヘッドライトは便利だけど、万能とはいえないようだ。
「手もとライトグローブ」は、そんなヘッドライトの弱点を補うアイデア商品。親指とひとさし指の部分にライトが付いていて、白いスイッチを押すと点灯する。角度や光量の調節はできないが、そのシンプルさがいさぎよい。
素材は軽くて伸びるポリウレタンでできていて、よくフィットしつつ、窮屈さを感じない。手袋の上からはめることも可能。
使い道は無数にある。夜釣り。夜や早朝の昆虫採集・犬の散歩・料理。暗い室内やガレージでのDIYやフライタイイング。暗い自転車置き場での自転車のメンテナンス。テントやコテージでの読書など。老眼によって暗いところだとこまかいものが見えにくくなった人にとっては、サブライトとしても重宝するだろう。災害用バッグに入れておくのもおすすめ。
手もとライトグローブ 2双組み/東京ミモレ 5,280円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA55410005/
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「キャンプにはランタンが必須!」という人のために
照明の中でも、ランタンの光は特別。特に寒い季節はランタンの光だけで、気持ちまで暖められるというもの。そこで、ここでは特別なランタン3点を紹介しよう。
湯気が焚き火のように見える!アウトドアテイストの加湿器+ランタン「マックスランタン」が面白い
空気が乾燥する冬は加湿器が欠かせない。コンパクトな卓上モデルをお探しなら、この「マックスランタン」はいかがだろうか。ランタン(ライト)としても使えて、しかも点灯しながら加湿すると、湯気が焚き火のように見える。
どっしりとした寸詰まりの形状で、金属製のハンドル、格子、ベースが付いていて、重厚感たっぷり。アンティークランタンのような見た目で、これならアウトドア派の部屋やオフィス、車内にマッチする。
「マックスランタン」という名のとおり、これはランタンとしても使用できる。おもしろいことに、「火炎モード」を選択して上部のライトを点灯させると、加湿の湯気がオレンジ色に照らされて焚き火のように見える。
野外でも使いたい。バッテリー容量がまずまず大きい(9600mAh)ので、連続使用時間が長いのが利点。光の色はオレンジ色のウォーム(50ルーメン、23時間)、中間色のミックス(180 lm、13時間)、白色のコールド(360 lm、8時間)の3つに切り替えることができる。※()内は光量と連続使用時間。
レトロな見た目は野外に置いてもしっくりくる。
マックスランタン/FLEXTAIL(フレックステイル) 8,980円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA55501005/
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湯気が焚き火のように見える!アウトドアテイストの加湿器+ランタン「マックスランタン」が面白い
アメリカの香り漂うアンティーク風ランタンが渋すぎるっ! LEDだからインテリアにも最適
ベアボーンズといえば、古き良きアメリカを感じさせるアンティーク風のアイテムが揃っているが、なかでもおすすめなのが「レイルロードランタンLED」。同ブランドのランタンには「ビーコンライトLED」という大ヒット作があるが、それよりも置いたときの安定感がよく、ハンドルも大きいので手やフックなどに下げやすい。
なによりも、ホヤがガラス(ビーコンライトLEDはプラスチック)なので、よりアンティークテイストが強い。形は昔のユニオン・パシフィック鉄道(広範な線路網を持つアメリカの鉄道会社)のランタンを模しているという。
「ビーコンライトLED」より大きいから多少はかさばるが、そのぶん存在感があるからインテリアに適している。幸い、ガソリンやガス、オイルを使わないので、音やにおいがせず、火事の心配がない。野外に持っていかないときはどこかにしまい込むのではなく、棚や机に置いておきたい。そんなランタンである。
レイルロードランタンLED/ベアボーンズ 12,980円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA5510900810/
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アメリカの香り漂うアンティーク風ランタンが渋すぎるっ! LEDだからインテリアにも最適
ベアボーンズから真鍮と革使いのミニLEDランタンがでたーっ! 見た目と触り心地の良さを重視
スティック型のミニLEDランタンは、人気のジャンルだからたくさんの商品が販売されているが、どれも軽さと小ささと明るさを競うため、やや画一化しているよう。ここに他と一線を画した商品が登場した。それがこの「ミニフラッシュライトLED ブラス」。今風の言葉でいえば、“ゲームチェンジャー”といってもよいかもしれない。
外装は真鍮で、革のストラップが付いている。どちらも新品のときよりも使い込んだあとのほうが魅力が出てくる素材。手にすると、硬くひんやりとした触り心地が気持ちよく、ズシリと持ち重りがする。
触り心地や重厚さも、これまでのミニLEDランタンにはなかったもので、ライトのレンズ部分はドーム型。その分かさばるけれど、アンティークふうの上品な見た目に貢献している。
そもそもミニLEDランタンは小さいものだから、軽さとコンパクトさを競っても大きな差は出ない。内部に入れる充電池の大きさにも限度があるから、明るさと持続時間を競っても差が出にくい。やはり、見た目や触り心地を重視して選ぶのも、アリではないだろうか。
ミニフラッシュライトLED ブラス/ベアボーンズ 7,920円(税込み)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA55405005/
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ベアボーンズから真鍮と革使いのミニLEDランタンがでたーっ! 見た目と触り心地の良さを重視
さまざまな照明がキャンプをバージョンアップする
周囲を明るくする照明だが、それだけではないのが照明の魅力。目的や好みにあった照明がキャンプをさらに楽しく、バージョンアップしてくれる。
あなたのほしい照明は見つかっただろうか。