周辺の農家さんが作った新鮮な野菜を手に入れることができる「道の駅」。季節が変わると同じ道の駅でもまったく違う野菜と出会えるのが魅力です。今回は神奈川県の道の駅「清川」で購入した冬の野菜を使った簡単キャンプ飯をご紹介。冬ならではの食材と清川村自慢の「清川恵水ポーク」を合わせ、道の駅「清川」オリジナルの「豚丼のたれ」で味付けしたら、とってもおいしかったです……!
清川村&伊勢原市産。道の駅「清川」で購入した食材
筆者が2024年12月中旬に道の駅「清川」に行き、購入したのがこちら。清川村産の「きよかわ自然薯」・「葉にんにく」・「キウイ」、清川村のおとなり伊勢原市産の「生しいたけ」、道の駅「清川」オリジナルの「豚丼のたれ」、「清川恵水(めぐみ)ポーク(バラ肉・スライス)」です。道の駅「清川」は建物や売り場が小さいものの、午前中に行くとたくさんの野菜が並んでいます。夕方には品数が少なくなっている可能性もあるので、食材目当てに行くなら午前中が一押し!
にんにくの風味がおいしい!清川恵水ポークの葉にんにく炒め
最初に紹介するのは、「清川恵水ポークの葉にんにく炒め」。清川恵水ポークとは飼料にこだわって育てられた清川村のブランド豚で、臭みが少なく甘みが強いのが特徴です。道の駅「清川」ではさまざまな部位を購入できますが、バラ肉・スライスが炒め物にはちょうど良い薄さ。「葉にんにく」は冬の野菜で、葉も茎も全部食べられます。
そして「清川恵水ポークの葉にんにく炒め」の味の決め手になるのが、道の駅「清川」オリジナルの「豚丼のたれ」。道の駅「清川」は、2階にあるお食事処「恵水キッチン」で食べられる清川恵水ポークの「豚丼」が名物で、その味を自宅やキャンプで楽しめるたれとなっています!ただかけるだけでお店の味になるので、料理の味付けが苦手な人も、簡単においしい料理が完成します。
作り方は一口大に切った「葉にんにく」と「生しいたけ」、そして「清川恵水ポーク」のバラ肉を炒めて「豚丼のたれ」をかけるだけ!すべての具材に火が通ったあとに「豚丼のたれ」をかけると、「ジューッ」っという音とともにしょうゆベースの豚丼のたれの香りが広がります。清川恵水ポークは調理酒などで臭み消しをしなくとも臭みを感じず、葉にんにくと一緒に炒めるとにんにくのパンチが加わり、やみつきになるほど絶品!タレや清川恵水ポークの脂を吸ったしいたけもとてもおいしく、お酒が進む味わいです。
もっと簡単。メスティンで「清川恵水ポークの豚丼」を作る
包丁も使わず、超簡単&手軽に調理したい人におすすめなのが「清川恵水ポークの豚丼」。メスティンで炊いたごはんの上に、「豚丼のたれ」で味付けした「清川恵水ポーク」のバラ肉をのせるだけで完成です!
「清川恵水ポーク」のバラ肉は甘みのある脂身がとてもおいしく、すぐに無くなってしまうほどごはんが進みます。そして甘辛のタレは、老若男女みんなが好きな味。筆者はたくさん作りすぎたので、食べきれなかった分は肉巻きおにぎりにして翌日も楽しみました。写真が映えるうように刻んだ葉にんにくをのせましたが、無くてもおいしいです。
熱々、ホクホク。「きよかわ自然薯ステーキ」
葉にんにくとともに、旬の食材として注目したいのが「きよかわ自然薯」。2024年は11月1日から発売となり、1月末頃まで販売予定の野菜です。栄養価の高い自然薯は長芋などと比べると高級品ですが、道の駅「清川」では小さなサイズなら600円前後でも販売していました。
濃厚な味わいの「きよかわ自然薯」はとろろにするのも良いですが、寒い冬は5mmほどの厚さにカットして焼くだけの「きよかわ自然薯ステーキ」で楽しむのがおすすめ。熱々の焼きたてを食べると、ホクホクの食感がたまらなくおいしいのです。味付けはそのままでも、塩をちょっとつけても、しょうゆをかけてもOK。素材が良いと、ただ焼くだけで、本当においしいんですよね……。
実は冬が旬。清川村産「キウイ」をデザートに
スーパーでは売られていないような国産フルーツが買えるのも道の駅の魅力。12月の道の駅「清川」では、清川村産キウイが売っていました!イメージ的には夏のように思えますが、実は国産キウイの旬は「冬」。半分にカットしてスプーンでくり抜くだけなので野外でも食べやすく、しっかりした果肉感とほどよい酸味でデザートにぴったりでした。
冬らしい食材とご当地ならではのお肉を使い、キャンプ飯を作れる道の駅「清川」。冬の野菜「葉にんにく」を使用した「清川恵水ポークの葉にんにく炒め」は、キャンプでお酒を飲みながらキャンプ飯を楽しみたい人に特におすすめです。道の駅「清川」の裏には川沿いにキャンプ場もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。