マイナーチェンジしたアウトランダーPHEVを試乗レビュー!外観・内観・収納性・内装をチェック
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 試乗記

    2025.02.09

    マイナーチェンジしたアウトランダーPHEVを試乗レビュー!外観・内観・収納性・内装をチェック

    マイナーチェンジしたアウトランダーPHEVを試乗レビュー!外観・内観・収納性・内装をチェック
    第3世代のアウトランダーがマイナーチェンジ。搭載バッテリーが強力になったほか、旅やソト遊びを快適にする機能が満載だ。編集・早坂と記者・櫻井がレポートする。

    "ほぼ電気自動車"なSUVがいっそう強力にバージョンアップ

    :マイナーチェンジしたアウトランダーはガソリンエンジン搭載車がなくなり、全車PHEVとなりました。

    :充電施設からケーブルをつないで電気を貯めて、走行中に発電もするPHEVシステムは、さらに強力に。バッテリー容量は13%アップ、システム出力も20%増し。モーターで走るEV航続距離は全グレードでカタログ値100㎞超だ。

    :充電量が足りていれば、キャンプ場でエンジンを始動する必要もなし。周囲に気を使わずに済みますね~。

    :うん。燃料さえ入っていれば走るから、充電施設が少ない郊外でも安心だ。

    :電気自動車とエンジン駆動車のいいとこ取り!

    :まさに。静かで快適な走りは、同乗者にとってもメリットは大きいしね。

    :運転も楽しいです。エンジンがかかった状態でも静かで振動が少なく、起伏やカーブの多い道では操作に機敏に反応して、リズム良く走れます。SUVを選ぶ大きなポイントですよね。

    :しかもアウトランダーには、ラリー参戦時代から磨いてきた高度な4WDシステムが搭載されている。

    :四輪制御システムの「S-AWC」ですね。

    :前後左右輪の駆動力制御に加えてブレーキ制御も緻密に行なうこのシステムは、三菱車のなかでもアウトランダーが一番高度。

    :マイナーチェンジで足回りの設定を見直したほか、新開発のタイヤを採用しているそうですよ。

    :そうした改良によって、カーブを曲がるときの安定感がさらに良くなった。今回オフロードは走れなかったけど、冬の雪道では絶大な安心感につながるはず。

    :ソト遊び好きに人気の三菱車としてデリカD:5がありますが、新しさで選ぶならアウトランダーのアドバンテージは大きいです。

    :確かに、アウトドアに直結する4WDシステムや運転支援技術はアウトランダーのほうが高度だけど、ソト遊びギアの積みやすさやスライドドアの利便性でデリカD:5を選ぶ人は多い。アウトランダーは高級志向が強まったので、そこをどう見るかじゃない?

    :アウトドアとの親和性の高い三菱が照らす、新しい世界を覗いてみたいです。でも、積み込みが超ラクなデリカD:5も捨てがたい…う~ん、悩ましいっ!

    細部をリファインして力強い姿に!

    外観の改良点はごくわずか。フロントグリルやホイールの意匠変更やテールランプのLED化などを施し、上質感を高めている。image

    三菱/アウトランダーPHEV
    P Executive Package(7人乗り)

    ¥6,685,800
    問い合わせ先:三菱自動車 TEL:0120-324-860 https://www.mitsubishi-motors.co.jp/

    ツインモーター4WDと四輪制御システム「S-AWC」を搭載した電動SUV。3列7人乗り仕様も選べる。全車PHEVとなり、取材車両は最上級グレードで、ヤマハと共同開発したオーディオを搭載。最廉価グレードは¥5,263,500

    image

    image

    最低地上高は200㎜を確保。石やわだちで車体の底が接触しにくく、フィールドでも気兼ねなく走れる。

    ゆったり車中泊にはこれくらいがベスト!

    image

    荷室の幅は最小部で1,070㎜、最大部は1,300㎜。取材車両は3列7人乗り仕様だが、3列目は床下に収まり、フラットな荷室として使える。2列目は3分割可倒式で、中央をたためば4人乗りの状態で長尺物を積める。

    image

    2列目をたたむと奥行きは2,040㎜に。少し傾斜がつくものの、無理なく車中泊ができる。

    電化製品も使える!

    image

    1,500Wのコンセントも付く。

    いっそう快適になった室内空間

    image

    前面パネルは悪路でも挙動変化をつかみやすい水平基調。

    image

    カメラ映像を映し出すデジタルルームミラー。荷物満載時や荒天時の後方確認が容易に。

    image

    ヤマハと共同開発した12スピーカーの高級オーディオを最上級グレードに標準装備。

    image

    サウンドタイプは4種類。「音が体に沁みる~」。

    image

    ドライブモードは7種類。

    すべての席で快適性を追求!

    image

    最上級グレードは柔らかな質感のセミアニリンレザーシートを標準装備。ソト遊びで気を使いたくないなら、ファブリックシートの最廉価グレードがおすすめ。

    image

    2列目の足元にゆとりをもたせて調節しても、3列目は実用性あり!

    ※構成/櫻井 香 撮影/小倉雄一郎

    (BE-PAL 2025年2月号より)

    NEW ARTICLES

    『 試乗記 』新着編集部記事

    ジープ アベンジャーに試乗! サイズ・価格や4WDの有無、兄弟車フィアット600eとの違いも解説

    2025.02.23

    エンジン車としては最後の「ゴルフ」か? VWの超名車、買うなら最後のチャンスかもよ

    2025.02.21

    新型アウトランダーPHEVでヤマハ製オーディオを試聴!7人乗りの燃費、価格、気になる点も

    2025.02.05

    トランスミッションとは?デュアルクラッチとCVTの違いをVWティグアン試乗で解説

    2025.02.02

    キャンプにはデリカD:5!ファミリーユースにも最適なアウトドア車を解説

    2025.01.18

    イタリアのミニバン「フィアット・ドブロ」はどこがマイナーチェンジした?積載だけじゃない魅力も紹介

    2025.01.18

    N-BOXはアウトドアでも活躍!ソロキャンにもぴったりなモデルをレビュー

    2025.01.16

    フォルクスワーゲンの新型パサートに試乗!セダンは消失、サイズや燃費は?

    2025.01.13