サイズだけでなく飲みやすさもアップ!進化したサーモスのケータイマグは何が変わった?
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    2025.02.19

    サイズだけでなく飲みやすさもアップ!進化したサーモスのケータイマグは何が変わった?

    サイズだけでなく飲みやすさもアップ!進化したサーモスのケータイマグは何が変わった?
    昨年の夏に続き、今夏も猛暑が予想されています。キャンプなどのアウトドア以外でも大容量の水筒を持ち歩いたほうが安心かもしれません。

    ただ、容量が多くなれば、傾けたときに一気に飲み物が流れ出てきてしまいます。そんなとき、うっかりこぼしてしまわないようにと新たな飲み口を「サーモス」が開発し、発表しました。

    大容量タイプを拡充!

    水筒の容量についてサーモスが行った調査結果。

    「サーモス」が行なった調査によると、子どもたちの夏場の1日あたり最大水分補給量は、1000mL~2000mLと回答した人が7割を占めています。さらに夏場に使用する水筒の容量が不足していると感じている人が約8割という結果になったことから、大容量サイズのニーズが高まっていることがわかったそう。

    猛暑というより酷暑が予想される中、熱中症予防のためにも、こまめな水分補給は大切です。筆者は、日頃「真空断熱ケータイマグ(JNL-S)」の0.5Lサイズを愛用していますが、夏場の外出時に足りないと感じることがありました。街中なら、手軽に飲料を手に入れられますが、アウトドアのときは特に、大容量の水筒があると安心です。

    このJNL-SシリーズやJOSシリーズには1.0Lサイズが追加され、スポーツボトルの「FJUシリーズ」には、1.5Lサイズも登場します。従来では、ちょっと物足りないなと感じていた人にとって、うれしいラインアップですね。

    新構造の飲み口を採用した「真空断熱ケータイマグ(JOYシリーズ)」が新登場

    サーモス 真空断熱ケータイマグ JOY-750 4色展開 オープン価格(公式オンラインショップ価格:4,180円)/JOY-1000 4色展開 オープン価格(公式オンラインショップ価格:4,400円)/JOY-1500 2色展開 オープン価格(公式オンラインショップ価格:4,950円) ※すべて消費税込み 2025年2月21日発売。

    大容量サイズの水筒で飲み物を飲もうとすると、中身が多いため水筒を傾けると、一度に多くの飲み物が流れ出てしまいます。うっかりこぼしてしまう可能性が高まりますよね。そこで、開発されたのが「フルイドテック構造」という大容量の水筒でもスムーズに飲むことができる飲み口です。

    飲み口穴の上にカバーのような突起があり、水筒を傾けたときの流出量を抑えることで、飲み物が飲み口にそって、「面」で流れる設計になっています。

    飲み口穴の上にある突起が流出量を抑えてくれます。

    従来なら、蓋を開けたところに飲み物が流れ出る穴が見えるはずですが、穴を覆うような突起部分によって、一度に流れ出るのを防いでいます。

    反対側から見てみると、隙間だけが見えます。

    裏側を見てみると、穴の部分に少しすき間があり、蓋がついているように見えます。この隙間から適量の飲み物が流れ出るという仕組みです。では、一体、どれくらい違うのでしょうか。ペットボトルとフルイドテック構造のケータイマグとで、どのように流れ出てくるのか比べてみました。

    フルイドテック構造の飲み口とペットボトルの飲み口で、飲み物の流れを確認。

    飲み物を飲むくらいの角度で実験してみると、一目瞭然でした。流れ落ちる飲み物の量が明らかに違います。一度に大量に出ないため、こぼす心配はかなり減りそうだと感じました。この流れ方は、突起部分で量を調節しているだけでなく、飲み口の真ん中部分だけ、ネジの溝をなくして通り道のように設計されているのも、飲み物がスムーズに流れる理由のようです。

    傾ける角度を変えてみても、流れ出る量は、ほとんど変わりませんでした。蓋がロックされるまでしっかり開けることで、かたむけたときに閉じてこないのも快適です。

    この「真空断熱ケータイマグ(JOYシリーズ)」は、持ち運びしやすいキャリーループを搭載し、水筒の底には衝撃に強い底カバーもついています。ボトルが大きくなると、飲み物をいっぱい入れたときに重くなるため、キャリーループがあると便利ですね。

    大容量のボトル専用ポーチも新登場

    サーモス 保冷マイボトルポーチ APL-1000 3色展開 オープン価格(公式オンラインショップ価格:1,980円)/APL-1500 2色展開 オープン価格(公式オンラインショップ価格:2,200円) ※すべて消費税込み 2025年2月21日発売。

    大容量サイズの水筒をより快適に持ち運べるよう便利な「保冷マイボトルポーチ」も登場します。1.0L用と1.5L用の2サイズで、ボトルポーチではありますが、保冷効力の高いサーモス独自の3層断熱構造「アイソテック」を採用し、氷のうなども冷たさをキープしたまま持ち運べます。

    L字に開くため、出し入れしやすい。

    見た目は、縦長のボディバッグのような感覚で、水筒のほか、冷やしたタオルなども一緒に入れられ便利。ただのポーチではなく、保冷機能があるため用途が広がります。

    水筒の豆知識「飲み口編」

    発表会では、「意外と知らない!?水筒の豆知識」というミニセミナーも開催されました。真空断熱構造の水筒が、保温・保冷不良を起こしていると、お湯などの温かい飲み物を入れた時は、水筒の外側が熱くなり、冷たい飲み物を入れたら、冷たくなります。

    落下や衝撃などによる破損や塩素系漂白剤を使用したことによる本体の腐食などが考えられるそう。保温・保冷不良の水筒を準備してくれていたのですが、手で持てないくらい周囲が熱かったです。外側を持って、飲み物の温度を感じるようになったら、早めに取り換えましょう。

    そして、今回のメインは、なんといっても飲み口ですよね。

    水筒の飲み口の違いを確認。

    飲み口のタイプによって、温かい飲み物を入れられない水筒があります。さてどれでしょう。今回は、取材陣ばかりということで、みなさんご存知でした。まだ、知らなかったという人は、ぜひ覚えてください。

    ほかにも、正しい水筒のお手入れ方法が、サーモスのホームページに掲載されています。正しく使って、正しくお手入れして、お気に入りのマイボトルを愛用しましょう。

    サーモス
    https://www.thermos.jp/

    林ゆりさん

    ロハスジャーナリスト。フリーアナウンサー。

    関西を中心にテレビ、ラジオ、舞台などで活動後、東京に拠点を移し、執筆も始める。幼いころからオーガニックに囲まれて育ち、MYLOHASに創刊から携わる。LOHASを実践しながら、食べ物、コスメ、ファッションなど、地球にやさしく、私たちにもやさしいものについてWeb媒体やブログで発信中。

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