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キャンプ・登山・夜道歩きに必携の「ヘッドライト」
ヘッドライトの代替として、懐中電灯やスマートフォンのライトで十分なのではないかと考える人もいるかもしれない。
ヘッドライトはどんな時にどうして必要なのか?解説していこう。
ヘッドライトは必要?
ヘッドライトの必要性
ヘッドライトの役割として、夜道を照らすことは想像に難くないだろう。そのほかにも、遭難時に自分の居場所を伝える上でも役立つ。
ヘッドライトには懐中電灯に比べ、多くの利点がある。ヘッドライトを使えば、両手が空くため転倒時にも受け身を取りやすく、安全な行動が可能となる。また、コンパクトなのでリュックの中に入れても邪魔になりにくい。顔を向ければその方向が照らされるのは、ヘッドライトならではのメリットといえる。
さらにランタンとしても使えるモデルもあるので、野営中も役に立つのだ。
日帰り・低山登山でもヘッドライトは必須!
日中はヘッドライトを使わないので、日帰り登山では不要だと思う人もいるかもしれない。しかし、万が一アクシデントが発生し、日没までに下山できなかった場合のために、日帰り登山でもヘッドライトは携行したほうがよいといえる。
アクシデントとしては、ケガによる予定の遅れや体力不足、計画の見積もりが甘かったことなどが考えられる。
「いざとなったらスマートフォンのライトを使えばいい」と考える人もいるかもしれないが、そもそもスマホのライトは遠くを照らせず、光源として不十分。また、片手がふさがって危ないのに加え、連絡用にバッテリーを残しておいたほうがよいため、この意味でもヘッドライトは必要といえる。
▼参考記事
ヘッドライトを付けるとどう見える?明るさ別に見え方をチェック!
ヘッドランプの明るさは、「光束(光源から放射される光の量)」で示され、単位は「ルーメン(lm)」。その明るさを比較するため、今回は4種類の明るさのヘッドランプを同条件で点灯したときの明るさの違いをチェックした。170cmの高さから、3m先に置いたギアに照明を当てて、見え方の違いを示している。ただし、使用モデルによってレンズ、リフレクター、照射パターンが違うので、あくまで目安として参考にしてほしい。
身長170cm・距離3mで照らした例
明るさ別の見え方
200lm

※ペツル/ビンディ
500lm

※ブラックダイヤモンド/ストーム500-R
800lm

※レッドレンザー/HF6R Core
1500lm

※ブラックダイヤモンド/ディスタンス 1500
▼参考記事
2025年売れそうなヘッドライトはどれだ!?ヒット予測ランキングTOP5
人気アウトドアショップにお願いしたアンケートをもとに、編集部で「これは売れる!」とセレクトしたヘッドライトのベスト5を紹介。
私が紹介します
ライター 風間 拓
愛犬と一緒に低山を登るのが最近の楽しみ。ただ、完全に犬の体力のほうが上で、もっぱらリードされている状況……。トレーニングしなければ!
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 | |
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明るさ(最大) | 価格 | |||
milestone (マイルストーン) MS-K1ハイブリッド・モデル | ![]() | 620lm | ¥6,930~10,560 | |
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) ディスタンスLT1100 | ![]() | 1,100lm | ¥17,820 | |
PETZL(ペツル) スイフト RL | ![]() | 1,100lm | ¥19,800 | |
CLAYMORE(クレイモア) ヘッディー3 | ![]() | 500lm | ¥7,700 | |
Ledlenser(レッドレンザー) HF8R Core RGB | ![]() | 1,600lm | ¥19,800 | |
\第1位/
milestone (マイルストーン) MS-K1ハイブリッド・モデル
テント内で使うときも目にやさしい電球色LEDを搭載したモデル。スイッチひとつで無段階調光でき90gと軽く、トレランからトレッキング、キャンプなど幅広い用途に活用できる。市販の単4形アルカリ乾電池のほか、専用充電池「MS-LB2+」も使える。
電池を含んでも約90gと軽量だから、キャンプやハイキング、トレイルランニングまで幅広く対応できる。最大620lmという明るさも十分で、ローモードにすれば最大45時間というスタミナ設計も魅力だ。
「専用充電池、乾電池が併用できるから、かさばる充電器ではなく、予備は乾電池にするといったことも可能。」
専用充電池と単4電池のどちらでも使用できるハイブリッドモデル。
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\第2位/
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) ディスタンスLT1100
実測値108gと軽量コンパクトながら、1100lmの大光量を発揮する。2200mAhの大容量充電池を搭載しており、低照度なら最大120時間も稼働させられるのは魅力だ。
「高照度なら最大125m先まで光が届くパワフルさ。多面体光学レンズで遠くから足元まで見やすいのも◎。」
角度調整はLED部分のみで行なえるので、激しい動きにもヘッドランプが振られにくいので快適。
\第3位/
PETZL(ペツル) スイフト RL
シリーズ最大出力の上位機種ヘッドランプ。光センサーを備え、使用シーンに合わせて明るさやパターンを自動的に調節してくれる。明るさ1100ルーメンで光量も◎。
リアクティブライティングテクノロジーを搭載し、センサーがユーザーに適切な光量とビームパターンを自動で調節してくれる優れもの。見やすい状態をキープしてくれるから安全性も◎。
「わずか100gのライトは、最大1100lmの大光量を放つ。自動で光を調節してくれる機能が最大の魅力。」
容量2350mAhのバッテリーを搭載し、USB充電に対応。最大100時間の稼働が可能だ。
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\第4位/
CLAYMORE(クレイモア) ヘッディー3
最大500lm、最大55時間の点灯が可能。最大の特徴はライト部分をベルトからはずしても使えること。内蔵フックで吊り下げランタンとしても使える。約83gという軽さも◎。
\第5位/
Ledlenser(レッドレンザー) HF8R Core RGB
同社のHF8R Coreに赤、緑、青のライトが追加されたモデル。自動調光と自動焦点機能が付いており、ハンズフリーで最適な視野を得られる。また、IP68の完全防水機能も◎だ。
▼参考記事
2024年本当に売れたヘッドライトランキングTOP7
アウトドアショップへのアンケートを集計し、2024年本当に売れたヘッドライトベスト7を発表!
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 | |
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明るさ(最大) | 価格 | |||
Black Diamond (ブラックダイヤモンド) アストロ300 | ![]() | 300lm | ¥2,970 | |
PETZL (ペツル) ティカ | ![]() | 350lm | ¥5,280 | |
milestone(マイルストーン) MS-i 1エンデュランス・モデル | ![]() | 1,000lm | ¥12,980 | |
CLAYMORE(クレイモア) キャップオン 120H | ![]() | 500lm | ¥7,700 | |
PETZL (ペツル) アクティック コア | ![]() | 600lm | ¥12,870 | |
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) スポット400 | ![]() | 400lm | ¥7,480 | |
Black Diamond (ブラックダイヤモンド) コズモ350 | ![]() | 350lm | ¥5,170 | |
\第1位/
Black Diamond (ブラックダイヤモンド) アストロ300
シンプルとはいえ、明るさは無段階に調節可能。しかも、アルカリ乾電池のほかに別売りの「BD1500バッテリー(1500mAh※専用充電器も必要)」も使える仕様だ。本体をバンドに留めているパーツは、バックパックなどのストラップへの取り付けにも対応する。
単4アルカリ乾電池3本または別売リチウムイオン充電池を使えるデュアル電池モデル。持ち運びやすい薄型の本体にはボタンがひとつ。点灯後、長押しすることで光量調整をする。プリズム効果でムラなく拡散する全内部反射レンズを搭載し、最大300lm。
防沫、照度メモリーなど必要十分な使いやすい機能が備わっていてコスパがいい。全5色。重量83g(電池含む)、連続使用は乾電池で4〜140時間。
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\第2位/
PETZL (ペツル) ティカ
世界初のLEDヘッドランプとして2000年に発表され、進化し続けているモデル。当初はわずか9lmだったが、現行モデルは350lm! しかも、付属乾電池のほか、別売りリチウムイオン充電池「コア(1250mAh)」も使えるようになり、機能は着実に進化している。
ペツル初のLEDヘッドランプとしてデビューして早20年。コンパクトながらムラのないワイドビームで手元や足もとの視界を確保する。照射レベルは弱(7lm)/中(100lm)/強(350lm)の3種類。ひとつのボタンで素早く選択できるのがうれしい。
連続照射は2~110時間。白色光のほかに赤色光も搭載。単4アルカリ電池3本を使用するほか、別売充電池「コア」にも対応。重量94g、全4色(写真はイエロー)。
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\第3位/
milestone(マイルストーン) MS-i 1エンデュランス・モデル
視認性のよい白色とあたたかみのある電球色をバランス良くミックスさせた光は、何日にもおよぶレースを想定し65lm/260lm/480lm/1000lmに切り換えられる。遠くまで視界を確保する1000lmだとあっという間に電池切れしそうだが、点灯後2分間で徐々に明るさが落ちる新設計の回路を搭載。これにより最大光量でも7.5時間の連続使用を実現した。専用リチウム充電池付属。重量175g(電池込み)。
\第4位/
CLAYMORE(クレイモア) キャップオン 120H
正面には手元を照らす赤色光と8〜105m先まで照らす集中光の発光面、上部には広範囲に照らせる四角い発光面を持つクリップ式ヘッドライト。光量はボタン長押しで無段階調節可能だ(最大500lm)。
モーションセンサーを搭載していてスマートにオン/オフ操作できるのも作業時に重宝する。リチウムポリマー電池は1200mAhで連続使用は2〜90時間。使用サイズは56.6×55×H34.5mm、重量59g。全2色(写真はブラック)。

バックパックのハーネスに差して広範囲を照らしてもいい。
\第5位/
PETZL (ペツル) アクティック コア
450ルーメンの明るさ、マルチビームを備え、トレイルラン、バックパッキングなどアクティブな活動に最適。付属の充電式専用バッテリーのほか、単4アルカリ乾電池4本(別売り)でも使用可能。
ナイトハイクや釣りなど暗いフィールドを歩くのに十分な最大600lmの光を放つヘッドランプ。白色の光は7lm/100lm/600lmから選べ、付属の専用充電池「コア」(1250mAh)使用で照射時間は2〜100時間。いざというとき単4アルカリ電池3本に変えられるのはやっぱり心強い。
周囲の人の目をくらませることのない赤色光、暗闇でも見つけやすい蓄光リフレクターも装備。重量88g、全4色(写真はレッド)。

付属の「コア」はMicro Bでチャージ。
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\第6位/
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) スポット400
スポット、ワイド、赤色光の切り換えや無段階調光はボタンで行い、側面を指でたたくと即座に最大400lmで点灯。水深1.1mの真水に30分耐える防水性を持ち、バッテリーケース内部まで浸水しても完全に乾燥させれば復活するのが頼もしい。
おまけに単4アルカリ電池3本のほか別売充電池も使用可能だ。ロック機能やインジケーターも搭載してこの価格なのはコスパよし。重量78g(電池含む)、連続使用は乾電池で2.5〜200時間。全7色。
\第7位/
Black Diamond (ブラックダイヤモンド) コズモ350
付属の乾電池(単4形×3本)込みの重量が81gと軽量なヘッドランプ。別売りの専用充電池も使えるので、シーンに合わせての使い分けが可能。
本体上部に2つのボタンを備え、片方が電源スイッチで、小さいほうが調光/ストロボ/赤色光のモード切替ボタン。ボタン2つを同時に長押しすると誤作動防止のロックがかかる。単4アルカリ電池3本のほか別売充電池も使用できるデュアル電池モデル。
電池残量がひと目でわかるインジケーターがありあがたい。重量81g(電池含む)、連続使用は乾電池で3〜200時間。全6色。抜群の防水性能も見逃せないところ。
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明るさ最強!最大800lm超えの大光量ヘッドライト2選
Black Diamond (ブラックダイヤモンド) ディスタンス 1500
通常の光量から瞬時にブースト点灯(10秒間)にできる専用スイッチを装備。夜も走り続ける長距離トレイルランなど、夜間活動の多い用途に適したモデルだ。別売りのディスタンス1500バッテリーを用意すれば、長時間に及ぶ連続使用も可能。
SPEC
使用電源:専用リチウムイオン電池(付属/1500mAh/USB-C)
照射距離/照射時間:ブースト(1500lm):117m、高照度(800lm):95m/1.7時間、低照度(15lm):5m/40時間
防水性能:IP67(粉塵が中に入らず、深さ1mの真水に30分没しても影響を受けない)
重量:213g
スポットとワイド照射を組み合わせ、ムラの少ない配光バランスを実現した多面体光学レンズ。
マグネット脱着式バッテリーは片手で瞬時に交換可能。バッテリーインジケーターは、後方に存在を知らせる赤色灯にも。
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LEDLENSER (レッドレンザー) HF6R Core
明るさ調節と赤色点灯がボタンひとつでできるシンプルな操作性が魅力。とくに、本体下部にあるダイヤル操作で、スムーズにワイド&スポット調整ができる、独自のデジタルアドバンスフォーカスシステムがとても使いやすい。バンドは後部がふた股になっていて、装着感も良好だ。
SPEC
使用電源:専用リチウムイオン電池(付属/2000mAh/専用USBケーブル)
照射距離/照射時間:ブースト(800lm):160m、パワー(500lm):140m/3時間、ミドル(250lm):80m/6時間、ロー(20lm):25m/60時間
防水性能:IP68(最上級の防塵・完全防水構造)
重量:126g
両サイドの白色LEDは3段階に明るさを変えられ、読書などに適した赤色LEDも搭載している。
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オール100g以下!軽量でスマートな装着感のヘッドライト14選
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 | |
---|---|---|---|---|
明るさ(最大) | 価格 | |||
milestone(マイルストーン) MS-G2 マルチファンクションモデル | ![]() | 400lm | ¥6,380 | |
Black Diamond (ブラックダイヤモンド) スポット400-R | ![]() | 400lm | ¥9,680 | |
milestone (マイルストーン) MS-G4 | ![]() | 380lm | ¥6,930 | |
Black Diamond (ブラックダイヤモンド) コズモ350-R | ![]() | 350lm | ¥8,140 | |
Black Diamond (ブラックダイヤモンド) ディプロイ325 | ![]() | 325lm | ¥8,910 | |
mont-bell (モンベル) リチャージャブル パワーヘッドランプ | ![]() | 300lm | ¥4,290 | |
L.L.Bean (エル・エル・ビーン) トレイルブレイザー 250 ヘッドランプ | ![]() | 250lm | ¥7,150 | |
PETZL (ペツル) ビンディ | ![]() | 200lm | ¥8,360 | |
mont-bell (モンベル) コンパクトヘッドランプ | ![]() | 60lm | ¥2,420 | |
LUMENA(ルーメナー) X3 | ![]() | 900lm | ¥9,900 | |
milestone(マイルストーン) MS-G2 マルチファンクションモデル
無段階調節式で好みの明るさにセットでき、いちど消灯して再点灯するとセットした明るさで点灯。また白色、電球色点灯などの照射パターンも記憶するので使い勝手はバツグン! バンドをはずして付属クリップを本体に付ければベルトやポケット、バックパックへの装着も可能。
SPEC
使用電源:リチウムイオンポリマー充電池(内蔵/600mAh/MicroUSB)
照射距離/照射時間:約400lm:約33m/約2時間
防水性能:IPX4
重量:46g
3種のLEDを搭載。ミックス、白色、電球色、赤色、赤色点滅の5種類の照射が可能。
Black Diamond (ブラックダイヤモンド) スポット400-R
最後に使った照度(無段階調節可能)で点灯する照度メモリーを搭載。本体の横にあるパワータップは、選択した照度と最大照度(ブースト)を瞬時に切り替えできることができる。赤色LEDは、白色モードを経由することなく瞬時に切り替えられ、無段階調光による点灯と、点滅が可能。
SPEC
使用電源:リチウムイオン電池(内蔵/1500mAh/Micro USB)
照射距離/照射時間:高輝度(400lm):100m/4時間、中輝度(200lm):60m/8時間、低輝度(6lm):12m/225時間
防水性能:IP67
多面構造リフレクターによるプリズム効果で、光をムラなく広範囲に分散してくれる。
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milestone (マイルストーン) MS-G4
電球色の灯りが好きなユーザーに人気のモデル。なにより心強いのは、充電池の残量がなくなったときでも、別売りのMS-LB3や手持ちのモバイルバッテリーがあれば、充電しながら約40lmの明るさで点灯し続けられること。万一電池切れしても安心だ。
SPEC
使用電源:リチウムイオンポリマー充電池(内蔵/600mAh/USB-C)
照射距離/照射時間:380lm:120m/2時間(5%光量時/17時間)
防水性能:IPX4
重量:48g
メインに電球色LEDを採用。白い光より暖色系の光が好きという人にお薦めだ。
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Black Diamond (ブラックダイヤモンド) コズモ350-R
白色、赤色LEDともに、無段階調光と点滅が可能。スタンダードな機能が厳選され、複雑なスイッチ操作を覚える必要もなく、使い勝手はとても良い。本体をはずしてバックパックやバッグ類のストラップに取り付けられ、フィールドに限らず日常生活にも活用可能だ。
SPEC
使用電源:リチウムイオン電池(内蔵/1500mAh/Micro USB)
照射距離/照射時間:高輝度(350lm):64m/5時間、中輝度(175lm):45m/10時間、低輝度(6lm):10m/225時間
防水性能:IP67
重量:75g
白色、赤色LEDを搭載。多面構造リフレクターとレンズの効果でワイドな照射が可能。
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Black Diamond (ブラックダイヤモンド) ディプロイ325
直射のみ、直射+上方照射、直射+下方照射の3種類の照射モードを搭載したシンプルなモデル。39gと超軽量で、通勤ランやトレーニングなどの日常ユースに適している。バンドには車のライトに向かって反射する再帰反射プリントが施され、市街地での安全性もバッチリだ。
SPEC
使用電源:リチウムイオン電池(内蔵/750mAh/USB-C)
照射距離/照射時間:高輝度(325lm):52m/2.5時間、中輝度(180lm):40m/4.3時間、低輝度(6lm):7m/30時間
防水性能:IPX4
重量:39g
左が上方照射、中央が直射、右が下方照射と、照射方向別に3個の白色LEDを搭載。
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mont-bell (モンベル) リチャージャブル パワーヘッドランプ
移動、収納中の誤作動を防ぐため、ダブルクリック点灯方式を採用。電球色、ワイド、スポット、点滅の順で点灯し、それぞれ3秒以上同じモードで点灯したあとは、ワンクリックで消灯する。シンプルで操作性が良く、キャンプやナイトハイキングなどでの夜間活動にぴったりのモデルだ。
SPEC
使用電源:3.7Vリチウムイオン電池(内蔵/1800mAh/USB-C)
照射距離/照射時間:高輝度白色スポットLED(300lm):70m/15時間、高輝度白色ワイドLED(40lm):11m/36時間、電球色LED(10lm):5m/60時間
防水性能:IPX6
重量:86g
左から白色ワイドLED、高輝度スポットLED、電球色LEDの3種類のバルブを搭載。
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L.L.Bean (エル・エル・ビーン) トレイルブレイザー 250 ヘッドランプ
本体上部にある大きなプッシュボタンひとつで、4つの照射モードを切り替えられる。複雑なスイッチ操作を覚える必要がなく、使い方が簡単なのでアウトドア初心者に最適。
SPEC
使用電源:単4形アルカリ乾電池×3(付属)
照射距離/照射時間:白色LEDハイ・スポット(250lm):60m/5.5時間、白色LEDロー・スポット(38lm):24m/46時間
防水性能:IPX4
重量:91g
高輝度LEDをメインに、低輝度LED(ともにスポット照射)、赤色LEDを搭載。
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PETZL (ペツル) ビンディ
日常での使用を意識して開発された超軽量リチャージャブルヘッドランプ。重量はわずか35g。200ルーメンの明るさで、日々のランニングや、キャンプ、ハイク等、毎日のアクティビティに最適。
頭に装着してることも忘れてしまうほど超軽量コンパクト。万一の停電や災害等に備えて、普段使っているバッグに忍ばせておくのにお薦めだ。
SPEC
使用電源:リチウムイオン電池(内蔵/680mAh/MicroUSB)
照射距離/照射時間:強(200lm):36m/2時間、中(100lm):23m/3時間、弱(6lm):6m/50時間
防水性能:IPX4
重量:35g
超小型ながら、赤色LED(右)も搭載しているので、暗い場所での読書や読図にも便利。
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mont-bell (モンベル) コンパクトヘッドランプ
暗い夜道を歩くときに足元を照らす用途を想定して開発されたモデル。コンパクトかつリーズナブルで、キャンプの夜間活動用として使うのに最適。
SPEC
使用電源:単3形アルカリ乾電池×1(付属)
照射距離/照射時間:高輝度白色LED HIGH(60lm):38m/27時間、高輝度白色LED LOW(20lm):23m/72時間、電球色LED(5lm):5m/115時間
防水性能:IPX6
重量:69g
リーズナブルなモデルだが、高輝度白色LED(左)に加え、電球色LEDも搭載している。
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LUMENA(ルーメナー) X3
ランタンとしても使えて、しかも軽くてハイスペックときているから、さすがルーメナーだ。可動式クリップハンガーのおかげで5通りの使い方が可能。
最大の特徴は裏面のクリップハンガーにある。縦に180度の範囲で4分の1ずつ(45度ずつ)可動するから、さまざまな方向に光を照らすことができる。また、集中灯の上には、90度の範囲で自由に可動する拡散灯も付いているから、光の質も変えることができる。大きく分けると、次の5通りの使い方ができる。

上が拡散灯、下の丸い2つが集中灯。左側面は操作ボタン。

クリップハンガーは小さくたためるので邪魔にならない。側面に見えるのはモーションセンサー(詳しくは後述)。
1.頭に装着してヘッドライトとして
付属のヘッドバンドに装着して使用できる。歩くときは遠くまで照らせる集中灯を、自然観察をするなら動物や虫を驚かさないレッドライトを使うとよい。

レッドライトを点灯。ヘッドバンドは幅広だからずれにくい。
2.キャップに装着してキャップライトとして
ツバありの帽子をかぶっていれば、ヘッドバンドなしで装着することができる。

集中灯と拡散灯の両方を点灯すれば、視界はグンと明るくなる。
3.チェストストラップに装着して前照灯として
頭部に装着するのがなんとなくうっとうしいと感じる人は、バックパックのチェストストラップやショルダーハーネスに装着するのもいい。下方も照らせるので、地図や図鑑を見るときにも役に立つ。

クリップで挟むのではなく、この写真のようにクリップをフックとして引っかけることもできる。
4.卓上に置いてテーブルライトとして
クリップハンガーを下にして置く。拡散灯を使えば、やわらかい光を広範囲に照らすことができる。

小さいから狭いテーブルに置いても邪魔にならない。
5.タープやテントに吊るしてランタンとして
クリップハンガーに付属のカラビナを装着して上から吊るすことができる。これも拡散灯を使えば、やわらかい光を広範囲に照らせる。

クリップハンガーと拡散灯の両方の角度を調節して、思い通りの方向に光を照らすことができる。
手をかざすだけで点灯、消灯ができる
本体の右側面にはモーションセンサーが付いているので、手をかざすだけでオンオフができる。これがなかなか便利で、たとえばテーブルに置いたり、タープに吊るしたりしたときに、ちょうどいい位置や角度をずらすことなく、点灯と消灯ができる。

センサーの認識範囲は約4cm。
そのほか主なスペックも紹介しておこう。
集中灯:100~700lm 連続点灯3~40時間
拡散灯:50~500lm 連続点灯は3~45時間
同時点灯:100~900lm 連続点灯2.5~15時間
レッドライト:1~30lm 連続点灯7~80時間
バッテリー容量:13,000mAh
防水:生活防水
充電端子:タイプC
サイズ:54×54×32mm
重量:65g
同時点灯ではなく、用途に合わせて集中灯と拡散灯をうまく使い分けることが、使用時間を長くするコツだ。

付属品はケースと充電ケーブルとカラビナ。
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