
今回発売されたのは3モデル。いずれもソールユニットが多層構造になっていて、2021年1月の「VECTIV」発売以来、契約アスリートやユーザーのフィードバックなどを参考に、再設計・テストを繰り返すことで進化を遂げてきたものだ。
新作の多層構造ソールユニット。その特徴3つ
「VECTIV」の新作「VECTIV 3.0(ベクティブ 3.0)」の最大のポイントは、着地の衝撃を推進力に変える多層構造ソールユニットなどを採用したこと。このソールユニットの持つ主な特長は以下の3つ。
1、3D VECTIVプレート
トレイルランニング特有の足の横ブレを軽減させる安定性と、素材の剛性による反発性を両立する。
2、ロッカー構造
ミッドソールをラウンドさせることで、着地から蹴りだしのエネルギーを推進力に変える。
3、Surface CTRLラバー
耐摩耗性に優れ、様々な路面でグリップ力を発揮する。
3モデルを詳しくチェック
今回発売された3モデルをそれぞれ詳しくみてみよう。
Summit VECTIV Pro 3(サミット ベクティブ プロ 3)
ダブルプレートを採用した5層構造のソールユニットが特色。EVAフォームを内蔵したミッドソールは前作から厚みを7.0mm増し、反発性を高めた。
ボトムのカーボンプレートで反発性を追求しながらも、トップのTPU&リサイクルカーボンプレートで安定性も担保している。

Summit VECTIV Pro 3。
価格:33,000円(税込)
サイズ:5、5.5、6、6.5、7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、10.5、11
カラー:ホワイトアッシュ×サルファースプリンググリーン(WS)
平均重量:約295g(9インチ)
Summit VECTIV Sky 2(サミット ベクティブ スカイ 2)
ミッドソールに軽量性で高反発、高いクッション性がメリットのEVAフォームを採用することで、軽量性を追求。前作よりも約30gの軽量化を実現した。
ラグの高さを3.5mmから5.0mmに変更し、グリップ性・操作性も向上。

Summit VECTIV Sky 2。
価格:29,700円(税込)
サイズ:5、5.5、6、6.5、7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、10.5、11
カラー:ホワイトアッシュ×サルファースプリンググリーン(WS)
平均重量:約240g(9インチ)
VECTIV Enduris 4(ベクティブ エンデュリス 4)/W VECTIV Enduris 4
ミッドソールにEVAフォームを採用。前作より厚みが4.0mm増したことでクッション性が向上した。
ソールデザインも再構築し、クッション性だけでなく安定性も両立。

VECTIV Enduris 4。
価格:24,200円(税込)/24,200円(税込)
サイズ:7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、10.5、11/5.5、6、6.5、7、7.5、8
カラー:ハイライズグレー×サルファースプリンググリーン(GS)、ヒーローブルー×サンフォグ(HS)、TNFブラック×アントラシートグレー(KA)/ライラックピーク×スモークドパール(LS)、ブライトフォーム×ミッドナイトペトロ―ル(BM)
平均重量:約285g(9インチ)/約250g(8インチ)
期間限定のPOPUP STOREオープン
「VECTIV 3.0」コレクションの発売を機に、ザ・ノース・フェイスのフットウエアにおける認知度向上を目的に、渋谷区のカルチャースポットであるMIYASHITA PARKで、2025年3月14日(金)から5月6日(火)の期間、「VECTIV 3.0」のPOPUP STORE「THE NORTH FACE RAYARD MIYASHITA PARK POPUP STORE」が展開される。
詳細は以下のとおり。
店舗名:THE NORTH FACE RAYARD MIYASHITA PARK POPUP STORE
場所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK North1F N109区画
期間:2025年3月14日(金)から5月6日(火)
営業時間:11:00~21:00
面積: 84.53m2(25.57坪)
これからのザ・ノース・フェイスのフットウェアに注目
「ザ・ノース・フェイス」を日本で展開するゴールドウインは、今後、ウエアととも、ブランドのフットウエアにも力を入れていくとしている。
これから「ザ・ノース・フェイス」のフットウェアにはどんなアイテムが登場するのか。特に注目してチェックしていきたい。