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    テント

    2025.04.21

    ライペン(アライテント)のテント10選!老舗ブランドの大定番テントを紹介

    ライペン(アライテント)のテント10選!老舗ブランドの大定番テントを紹介
    絶大な支持を誇る山岳テントブランド「ライペン(アライテント)」。軽量性や強度、設営のしやすさにも優れた大定番の人気テントをシリーズ別に紹介する。進化し続ける老舗ブランドのヒストリーや、設立から変わらないモノ作りも解説。

    山岳テント屋「ライペン」のヒストリーと魅力

    アウトドアギアの軽量化は永遠の命題。とくに、バックパックで荷物を背負って急峻な山を登る登山ではなおさらのことだ。でも、必要な機能を削ってまで道具を軽くすることは、山においては死にもつながる可能性がある。

    そんな難しい軽量ギア開発を、テント分野でリードし続けている山岳テントブランド、それがライペンだ。

    アライテントは、テントの縫製職人であった新井睦さん(現会長)が1965年に創業したテントメーカー。当初は「コマクサ印」というブランドで自社製品を販売するほか、山専ショップなどのテントをOEM生産していたが、’82年、新たな自社ブランドとして「RIPEN」(ライペン)をスタートさせた。

    設計担当の宮澤 稔さん。軽量テントの原型「ライズ1」の初代モデルを手始めに、ライペンのテント設計を任されて44年! まさに日本の山岳テント界のレジェンドだ。

    さらなる軽量化への挑戦

    ライペンブランドの最初の製品が、アライテント製軽量テントの原形ともいえる「ライズ1」というモデルだ。

    「当時はまだ入社したばかりで、テントの作り方なんか知らなくて……。会社にあった不要素材をかき集めて、自立させたフレームに生地を被せてテキトーに作ったのがライズ1に発展したんですよ」(宮澤さん) 

    登山時に緊急避難用ツエルトが必携ならば、それに床を付けて自立するようにすればいいじゃん!──という発想だった。

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    1984年の「ライズ1」。

    そのライズ1をきっかけに誕生したのが、従来より圧倒的に軽くて自立するクロスドームで、いまやライペンのフラッグシップとなっているエアライズシリーズというわけだ。

    このように、思いつきをそのまま製品に進化させられるのはなぜか? それは、社員誰もがミシンを扱え、生地の裁断から縫製まですべてを、社内でこなしているから。製品化前のサンプルだけでなく、本製品も社内で作っているからスゴイ!

    また、さらなる軽量化に挑戦し続けていることも見逃せない。 ’87年に登場したエアライズ2(1950g)が、’96年には1750g、2002年には1680g、’06年には1550gに。’23年には、980gという軽さを引っさげてSLドームを発売。極薄生地の性能を、10年も検討した末に完成させたモデルだ。そして、「いまでもね、30~40年前のライズ1の修理依頼があるんですよ」とも。

    修理、製品製造、新しいモデルの開発すべてが社内で完結する。それが、老舗山岳テントブランド「ライペン」の最大の強みであり、多くの山屋から信頼される原拠でもあるのだ。

    生地の裁断から縫製まで、すべてが本社内で!

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    延反(生地を裁断台にきれいに広げること)後、型紙を当てて裁断の準備作業をする。ズレは許されないので、ウェイトで型紙を押さえて慎重にラインを引く。集中力の必要な作業だ。延反から裁断までの作業は本社の1階で行なわれている。

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    温湿度管理された2階の一室ではシームシーリング作業が。

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    山岳テント屋「ライペン」の哲学とは?いまも変わらず本社工場での手作業で作り続けて創業60年!

    ライペンを代表する軽量コンパクトな「エアライズ」シリーズ

    ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
    価格

    RIPEN(ライペン)

    エアライズ1

    ¥50,600

    RIPEN(ライペン)

    エアライズ1-60周年記念 鴇色フライモデル

    ¥50,600

    RIPEN(ライペン)

    エアライズ2

    ¥57,200

    RIPEN(ライペン)

    エアライズ 4DXフライ仕様

    ¥105,600

    RIPEN(ライペン) エアライズ1

    軽量性に優れたミニマムなひとり用。幅100cm、重量1,360g。山屋からの絶大な支持を誇る定番モデルだ。

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    RIPEN(ライペン) エアライズ1-60周年記念 鴇色フライモデル

    日本を象徴する鳥である朱鷺。その羽内側の淡い桃色が鴇色の由来だ。アライテント60周年に向けてレジェンダリーモデルに採用したのが、この鴇色。テン場で注目されること請け合いだ。

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    RIPEN(ライペン) エアライズ2

    日本が誇る山用テントブランド「ライペン」の超軽量な山岳テント。最大3人が寝られるサイズながら1,550gと軽く、登山・トレッキング用途のほか、ひとりでゆったり使いたいソロキャンパーにも人気。
    ●対応人数:2人(最大3人)
    ●サイズ:間口130×奥行210×高さ105cm
    ●収納サイズ:本体30×15直径cm、フレーム38cm
    ●重量:1,550g(本体+フレーム+フライシート)

    全国アウトドアショップの店員さんが"本当に推したいソロテント"第1位にも選ばれた王道モデル。

    本体地には軽量性と強度を併せ持つ中空糸を使ったリップストップナイロンを採用。出入り口を短辺側に配置し、フィールドでの寝床として必要最小限の機能に絞ることで、厳しい条件下に耐える強度と軽量性を両立したロングセラーテント。

    迷うことなく直感的に設営できるシンプルなクロスドーム設計で、スムーズにポールを挿入できるスリーブの工夫のほか、フライシート装着時の通気性を確保するために本体とスリーブの間に設けられたパワーメッシュ、クイックリリースバックル付きで素早く装着できるフライシートなど、テント場でスムーズに設営できて快適に過ごせる工夫が盛りだくさん。

    3シーズン用だが、オプションの外張りを活用すれば冬季にも使用可能だ。

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    「エアライズ2」の使い心地をアウトドアライターがレビュー!

    すー(鈴木 隆)さん

    アウトドアガイド・ライター

    日光市生まれ日光市育ち。40代で脱サラ後に、カナダに留学して退職金を使い果たす。帰国後は観光関係の仕事をしつつ、アウトドアガイドとしても働く日々を送っています。キャンプ、登山、ロードバイク、トレランなど外遊びが趣味で、楽しく働いて生活することをモットーとしています。

    エアライズ2は、本体+フレーム+フライシートの重量が1550gと、軽量な部類には入るが、今流行りのUL(超軽量)テントではない。しかし、一方で生地が厚く充分な強度があるため、破れにくく安心感がある。

    さらにダブルウォールテントなので結露しにくく、結露で寝袋がびしょ濡れになるなんてことが起こりにくく、快適にテント泊が可能。従って、エアライズ2は適度なバランスがある初心者にピッタリのテントだといえる。

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    左上から「グランドシート(別売り)」「ペグ」「本体」「フライシート」下が「フレーム」。

    ソロでは贅沢、2人でも十分な広さ
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    マットを敷いても十分なスペースを確保できる。

    テント内部の寸法は、長さ210cm・間口130cm・高さ105cmと、ひとりで眠るには十分なスペース。マット、シュラフを置いて、横にザックを置いてもまだまだスペースはある。デュオでの利用も問題ないだろう。

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    2人でも十分なスペース。

    ノウハウが詰まったこだわりの作り

    入り口は網戸にすることができ、フライシートもループを使って固定できるので、夏の暑い夜には風通しも良くなり重宝する。また、側面には換気用のベンチレーターがついているため、室内の換気や温度調節が可能。開閉はもちろん、メッシュにすることもできる。

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    入り口はメッシュになり、フライシートも開放のまま固定可能。

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    メッシュにもなるベンチレーター。

    本体の内側にはポケットがついていて、小物はここに入れておける。スマホや時計、メガネなどを入れておくのにちょうどいいサイズだ。

    本体の天井には5つのループもついている。ランタンを吊るしたり、ロープを張って手ぬぐいなどを干したり……。また、別売りのギアハンモックを使って収納スペースを増やすことも可能だ。

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    内部にはメッシュポケット。

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    5つのループを便利に活用できる。

    エアライズ2の前室はそこまで広いとはいえないが、靴や濡れものを置いたり、クッカーを使ってお湯を沸かしたり、簡単な調理なら可能と、十分な広さを備えている。

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    初心者ならこのテントで間違いナシ!国産の雄・ライペンの「エアライズ2」を徹底解剖


    RIPEN(ライペン) エアライズ 4DXフライ仕様

    「エアライズ」シリーズの4人用モデルの、通常の2倍以上の広さを持つデラックスフライ仕様。豪華な前室付きの山屋テントだ。フライだけの別売りもある。

    ▼参考記事

    BE-PALベテランライターが教える 「絶対チェックすべき最新テント」 9選

    ブランド最軽量!耐久性も確保した「SLソロ・SLドーム」

    ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
    価格

    RIPEN(ライペン)

    SLソロ

    ¥63,800

    RIPEN(ライペン)

    SLドーム

    ¥68,200

    RIPEN(ライペン) SLソロ

    日本の山岳テントを代表する質実剛健なメーカーの製品ゆえに、超軽量に仕立てたテントでも高い耐久性をキープ。誰でも簡単スピーディーに設営できるシンプルさがうれしい。
    ●サイズ:205×90×95cm
    ●重量:900g

    メーカー最軽量となる、本体・フライシート・フレームを合わせて約900gのソロ用テント。専用のアンダーシートと合わせても約1,050gという軽さだ。その軽さと性能が高く評価され、BE-PAL第4回アウトドアアワード2024のテント部門賞も獲得。

    本体とフライシートを収納すると約25×19×8cm、フレームはたたんだ状態で約38cmになり、リュックの容量も節約できる。 従来のテントよりも布地が薄くなっているが、ダブルウォール仕様によって居住性の高さが確保されている。

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    RIPEN (ライペン) / SLソロ

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    RIPEN(ライペン) SLドーム

    ダブルウォールの2人用ドームテントでありながら980g(本体・フライ・フレーム。専用アンダーシートは200g)を実現。ドア部分のメッシュを縮小し、アンダーシートも極薄素材を採用するなど徹底して軽さにこだわっている。軽量化をはかってもエアライズゆずりの設営しやすさは健在だ。
    ●サイズ:210×120×H95cm(前室奥行き38cm)
    ●収納サイズ:27×21×9cm(フレーム38cm)※付属のコンプレッションベルトでさらに小さく圧縮できる。
    ●重量:980g(本体+フライシート+フレーム)※乾燥時平均重量

    本体に12デニール、フライシートに15デニールという極薄生地を使い、超軽量かつコンパクトに仕上げた。2人用のダブルウォールテントで980gという軽さはスゴい。同社の超軽量シリーズ「エアライズ」よりさらに軽いのだ。

    アライテントとしては初めて、30デニールという薄手生地をボトムに使っているため、ボトム地を保護するための専用アンダーシートが標準装備されている。

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    RIPEN (ライペン) / SLドーム

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    通気性に優れた3シーズン対応「トレックライズ」シリーズ

    ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
    価格

    RIPEN(ライペン)

    トレックライズ0

    ¥50,600

    RIPEN(ライペン)

    トレックライズ1

    ¥55,000

    RIPEN(ライペン)

    トレックライズ 2W

    ¥74,800

    RIPEN(ライペン) トレックライズ0

    本体の生地に、中空糸で織り上げた薄手のリップストップナイロンを採用。最大2人まで寝られるサイズでわずか1,250gという軽量な3シーズンモデル。コンパクトかつ軽量だから、バックパッキング行に最適。
    ●対応人数:1人
    ●サイズ:205×80×H100cm(前室奥行き40cm)
    ●収納サイズ:直径13×28cm、ポール畳み寸法38cm
    ●重量:1,250g

    長辺側に半月型出入り口がある。インナーテントの出入り口は内側にパネル、外側にメッシュを配した2層構造だから、テント内にいながらにして換気調節がしやすい仕様。また、白いメッシュを採用することで、パネルを開けたときでもテント内部が見えにくくプライバシーを保ちやすく配慮されている。

    フライシートはガイラインホール付き。この穴をくぐらせてテント本体からガイラインを引いて地面にペグダウンが可能。山のテント場で強風にさらされるときでも安心できる。

    収納袋はエクステンションスカート付きで、スカートを延ばすことでテント本体、フライシートとポールをいっしょに収納することが可能だ。

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    RIPEN (ライペン) / トレックライズ0

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    RIPEN(ライペン) トレックライズ1

    フロアの長辺側に半月状に開く出入り口を装備。外側がメッシュパネルになっているので内側からの換気、通気調節がしやすいのが特徴だ。通気性に優れた3シーズン仕様。

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    RIPEN(ライペン) トレックライズ 2W

    使いやすく人気の高い、両側に出口を備えたモデル。

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    雨天時も快適な土間つき「ドマドーム」

    RIPEN(ライペン) ドマドーム1PLUS

    前室部分が縦・横ともに立体的で、広いドマ(土間)をもつ。雨が降っているときに出入り口を開けたままでも内部が濡れにくく快適。

    ここがテント名の由来でもある「ドマ」。強い風雨のときでもシューズなどをほとんど濡らさずに保管できる。

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