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フライパンの蓋が見つからない、代用はできる?
フライパンの蓋がなくても、身近なアイテムで代用することができます。むしろ、代用アイテムの方がキャンプならではの発想で料理が楽しくなるかもしれません。調理法別におすすめの代用品を紹介します。これを読めば、いざという時も焦らずおいしい料理が作れます。
フライパンの蓋代用品【焼く編】

別の鍋の蓋を代用!
焼き料理では、食材にしっかり火を通したり、油の飛び散りを防いだりするために蓋があると便利です。
ここでは、焼き料理をする際に役立つ蓋の代用品を紹介します。
鍋の蓋
一番簡単で手っ取り早い方法は、鍋の蓋を使うことです。
サイズがフライパンより少し大きいものでも、上に載せるだけで油跳ねを防げます。ただし、小さすぎると蒸気が逃げてしまうため、できるだけフライパンの直径に近いものを選びましょう。
耐熱皿
家から持ってきた耐熱皿をフライパンの上に載せるのもおすすめです。
キャンプではステンレス製やホーロー製の皿を持っていることも多いので、それを使うのもアリ!フライパンを覆うことで熱が逃げにくくなり、しっかりと食材に火が通ります。
お皿は熱で熱くなっているので、蓋として使用する場合は、厚手のグローブを使用したりしましょう。
フライパンの蓋代用品【蒸す編】
蒸し料理には蓋が必須!でも蓋がない時に役立つ代用品もあります。
アルミホイル

キャンプの必需品アルミホイル!
アルミホイルはキャンプ料理には手軽で便利なので、使っている方も多いのではないでしょうか。
フライパンの上をピタッと覆うことで蒸気を閉じ込め、食材がふっくら蒸し上がります。隙間ができないようにフライパンの縁にしっかり押し付けるのがコツです。
なお、風が強い日は強風でふわっと飛んでいってしまう場合があります。そんな時は、ステンレス製のトングなどを重しとして載せるのがおすすめです。
別のフライパン

こんなふうに裏返して使えます。
もしフライパンを2つ持っているなら、調理に使っていないフライパンを蓋代わりに使う方法もあります。
フライパン同士を重ねることで、熱が逃げるのを防ぎ、効率よく蒸すことができます。重ねたフライパンの取っ手をしっかり持ちながら調理するようにしましょう。
フライパンの蓋代用品【煮る編】
煮込み料理の場合は、蒸気を逃がしすぎないことが大事です。代用できるアイテムはこちらです。
クッキングシート

汎用性があり便利なクッキングシート。
クッキングシートをフライパンのサイズに合わせて切り、落とし蓋として使うことができます。
特に煮魚や煮物など、具材にしっかり味を染み込ませたい時に便利です。中央に穴を開けると、蒸気が程よく逃げて煮汁が濁りません。
落とし蓋としての利用には、先ほどご紹介した小さめの鍋の蓋も代用できます。
キッチンペーパー

汚れ物を拭くのにも役立つキッチンペーパー。
キッチンペーパーも落とし蓋の代わりになります。耐久性のある厚手のタイプがおすすめ。2枚重ねて使用してみましょう。
煮汁を吸いすぎないよう、表面が湿る程度に水を含ませると、具材に均等に熱が入ります。燃えやすいので、火加減は弱めに調整しましょう。
フライパンの蓋の代用品選び方注意点
蓋代わりになるアイテムは色々ありますが、選ぶ時に注意したいポイントもあります。
①熱に弱い素材は使わない
プラスチック製品やガラス製のお皿は、高温で溶けたり割れたりすることがあります。耐熱性のある素材を使いましょう。キャンプではステンレス製の皿やアルミホイルが安心です。
②フライパンと極端にサイズが違うものはNG
蓋代わりのアイテムがフライパンより小さすぎると、蒸気が逃げてしまいます。逆に大きすぎるとバランスが悪く、調理中にずれやすいです。できるだけフライパンに合うサイズを選びましょう。
③有害物質が含まれている素材は避ける
新聞紙などを使うのはおすすめできません。インクやコーティング剤が熱で溶けると、有害物質が食材に付着する可能性があります。必ず食品に安全な素材を使いましょう。
フライパンの蓋の代用品を知れば安心!

蓋なしスキレットでも大丈夫!
キャンプで「蓋がない!」と焦ることがあっても、身近なアイテムを使えば代用可能です。
スキレットでの料理のバリエーションも増えてること間違いなし!鍋の蓋、耐熱皿、アルミホイルなど、調理法に合わせて工夫してみましょう。思わぬアイディアで料理がうまくいくと、キャンプがさらに楽しくなりそうですね。