イベントの試乗コースは競輪場!ツーリングバイクからグラベルバイクまで最新スポーツバイクを乗り比べ
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    2025.04.05

    イベントの試乗コースは競輪場!ツーリングバイクからグラベルバイクまで最新スポーツバイクを乗り比べ

    イベントの試乗コースは競輪場!ツーリングバイクからグラベルバイクまで最新スポーツバイクを乗り比べ
    最新のスポーツバイクに試乗できるイベントは、年間を通して各地で開催されている。そんななか、”競輪場のバンク”で試乗できる貴重なイベントが開催されると聞いて、早速、出かけてみた。

    競輪場で最新のスポーツバイクに試乗できる自転車フェスが開催された

    バンクライドのポスター

    名古屋けいりんでは、初の開催となった試乗イベント、バンクライドフェスタ in 名古屋けいりん2025。

    「バンクライドフェスタ in 名古屋けいりん2025」というスポーツバイクの祭典が、桜の花も咲き始めた2025年3月30日(日)に、愛知県名古屋市にある名古屋けいりんで開催された。会場には11社のメーカーブースと、一般参加によるサイクルフリーマーケットのブースが並んだ。

    競輪場のトラックのなかに出現したブース

    競輪場のトラック内に出現した出展社ブースとフリーマーケットゾーン。

    このイベントは、名古屋けいりん(正式名称:名古屋競輪場)の包括運営受託者であるJPFが主催。同社が管理する松阪けいりん(三重県)に次ぐ2度目の開催で、名古屋けいりんでは初の試みとなった。

    ローラー台の体験ができるブース

    ローラー台の体験ができるブース。

    ピストバイクのフレーム

    元競輪選手が営むサイクルショップのブースも登場。

    サイクルフリーマーケットも実施

    日ごろ白熱したレースが繰り広げられる競輪場のバンクを、最新のスポーツバイクで試乗できるとあって、朝から多くの人々がやってきた。子供から大人まで年齢層も広い。

    サイクルフリーマーケット

    サイクルフリーマーケットも開催され、和やかな雰囲気に包まれていた。

    フリーマーケットブース

    年代別の日本代表に選考され、昨年、世界選手権に遠征した地元BMX選手のフリーマーケットブース。

    子供も大人もパンプトラックに夢中

    競輪ファンで賑わう発券所や食堂がある1階フロアから、競輪場のバンクの中心にある芝生エリアへ入る。普段は絶対に見られない、トラック内から見るスタンドの景色も圧巻だ。トラック内には、色鮮やかなメーカーテントが並んでいた。さらに、パンプトラックという、連続するコブを越えて上下動を楽しみながら走る特設エリアもある。

    パンプトラックを走る子供

    子供から大人まで多くの人がパンプトラックに夢中になっていた。

    試乗車は、競輪でも使われるトラックバイクをはじめ、人気ブランドのロードバイク、マウンテンバイク、グラベルバイク、BMX、ツーリングバイクなど幅の広い車種が並んだ。

    オフロード系の自転車は、パンプトラックで思う存分、上下に体重移動する楽しさを体感。ロード系の自転車は、バンクで好きなだけペダルを回して加速感やスピードのノリを確認することができた。

    パンプトラック

    バイクコントロールの基本を養えるパンプトラックは大盛況。

    競輪選手のために整備された路面で気持ちよく試乗

    実際に何台かの試乗車を借りて、バンクとパンプトラックで試走してみた。普段は、プロの競輪選手が走る、いわば聖地でもあるバンクを気軽に走れることに感動。1周400mのバンクは、路面がきれいに整備されているためか、驚くほど気持ちよく走れた。速度制限なし。いくらでもペダルを踏んで風を切って走る快感に思わず口元が笑ってしまうほど。1~2周のつもりが、気が付けば4~5周も走ってしまった。

    トラックを走る人々

    普段は走れない、競輪の聖地を存分に走る。

    初心者でも安心。様々な体験教室も実施

    場内では、これからスポーツ自転車に乗ろうという人のために「スポーツバイク初心者教室」や、2人乗りで走る「タンデムバイク体験」、競輪用の自転車でバンクを走る「トラックバイク体験」などのイベントも実施された。

    初心者教室

    変速機の使い方やブレーキのかけ方など、スポーツバイクの基本を教えてくれる。

    トラックバイク体験会

    本格的なトラックバイクでバンクを走れる体験会も実施。

    斜度のついたバンクも、選手が使う上部こそ侵入禁止だが、半分ぐらいまでは走行OK。日常生活では味わえない、自転車と共に斜めになって走る異次元体験もできた。しかも、ロードバイクのみならず、グラベルバイクや小径車でバンクを走ったり。ほんとうに貴重な体験だった。

    タンデムバイク

    普段はなかなか乗れないタンデムバイクでバンクを試走。

    パンプトラック・エリアは、朝から子供たちに大人気。かと思えば、子供の引率で来たお母さんが夢中になっていたり。BMXやマウンテンバイクを集中に個性的な車種を乗り比べる人が目立った。

    待望の常設BMXトラックが、まもなく完成する

    名古屋けいりんは、2026年に愛知県で開催されるアジア競技大会のBMXレース会場候補地になっている。現在、競輪用のメイントラック東側に、BMXレース専用の競技場を建設中だ。まもなく完成するとあって、近隣住民の間で話題となり、「この機会に体験しに来ました」という人も少なくなかった。

    BMXコースオープンの予告看板

    BMXのレーストラックは、アジア競技大会に先駆け、いよいよ今年完成!

    名古屋けいりんは、豊臣秀吉の生誕の地として知られる豊国神社に隣接する。名古屋駅からも近く、BMXトラックとしては、日本初の大都市内にある常設コースになる。名古屋市は、日本でBMXレースが始まった1970年代から選手層が厚く、全国的な選手を多数輩出してきた歴史がある。しかし、長い間、近隣に常設コースが存在しなかった。40年以上も熱望され続けた常設BMXトラックの完成により、BMXレースが、この地域でこれまで以上に盛り上がることが予想できる。

    会場で気になった最新スポーツバイク5選

    短時間ではあるが、いろいろな自転車を乗り比べることができた日曜日。印象に残った5台を紹介しよう。

    KHS/P-20G

    ミニベロ

    ツーリングに出かけたくなるクロモリフレームのミニベロ。

    KHSジャパンのブースには、2025年7月発売予定の小径ツーリング車が展示されていた。標準装備されるフロントキャリアを装着したまま、前輪、ハンドル、サドルを取り外し、専用のバッグに入れれば輪行も楽々。しかも専用のバッグは、背負うためのショルダーストラップ付き。好きな場所まで走って行き、疲れたらパッキングして電車で帰るなんてことも可能だ。

    フロントキャリア

    パニアバッグを装着できるフロントキャリアは標準装備。

    ソフトテール

    地面からの振動を吸収するソフトテール仕様。

    同型のフレームを使った試乗車に乗らせてもらったが、小径ならではの軽快な加速感を楽しめた。地面の振動を吸収するソフトテールという機構を備えているので、スポーツ自転車初心者でも楽に乗れそうだ。予定価格は、198,000円。

    KHSジャパン https://www.khsjapan.com/

    分解した状態

    前輪、ハンドル、サドルを外せば、瞬時にコンパクトになる。

    輪行袋に入れた状態

    オプションのバッグに入れて…。

    背負える輪行袋

    そのまま背負って移動できる。

    毘沙/BIS004

    カーボンフレームのロードバイク

    ロングライドが楽しくなるような走行性能を実感。

    実績のある生産工場から直接仕入れる独自の流通経路などにより、購入しやすい価格で高性能なフルカーボンフレームのロードバイクをリリースする毘沙(ビシャバイク)。BIS004は、ロードバイクのなかでも、長距離を快適かつスピーディーに走るために設計されたエンデュランス・モデル。

    ペダルを踏んだパワーをしっかりと推進力に変換しながら、体にやさしい高い振動吸収性を併せ持つ。カーボンフレームらしい、どこまでも走りたくなるような、軽快で、のびやかな気持ちのいいペダリングを楽しめた。シマノ/105の2×11段変速を搭載。ブレーキやクランクなどのパーツで価格を抑え、完成車で256,000円という魅力的な価格を実現しているのはお見事。

    Bisya Bike https://bisya.jp/

    SE BIKES/BEASTMODE RIPPER 27.5″+

    個性的なバイク

    見るからに、やんちゃなバイク。乗り味も見た目を裏切らない暴れん坊な印象だった。

    今回試乗したバイクのなかで、ある意味、一番印象に残ったモデルがこれ。見るからにやばい。そして、乗ってもやばい。ぶっといタイヤによるブリブリとした豪快な走行性能は、ひたすらストリートを楽しく走るために開発されているのだろう。びっくりするくらい高い位置にセットされたハンドルや、分厚いサドルもしかり。

    「自転車とは、こうでなければいけない」という固定概念を根底からぶっ壊す、最高に個性的な1台だ。モデル名の「ビーストモード」は、伝説のNFLプレーヤー、マーショーン・リンチのニックネームに由来。そう、彼のシグネチャーモデルなのだ。価格154,000円。

    モトクロスインターナショナル http://ride2rock.jp/products/126366/

    HARO/SAGUARO TWO 29r

    試乗したマウンテンバイク

    高速でオフロードを下っても高い安定感を誇る最新のフレーム設計。

    パンプトラック・エリアでは、マウンテンバイクの試乗車が大人気だった。そのなかでも多くの人が試乗を楽しんでいたのがこれ。ジャンプをしたり、豪快にダウンヒルを駆け抜けたり、上りをしっかり走ったり。オフロードに出かけ、思いのままのコントロール性能を楽しめるハードテール・マウンテンバイク。

    変速機からブレーキ、フォーク、タイヤまで、購入後に交換をする必要がないハイスペックなパーツを搭載。パンプトラックを走っても、ついついジャンプしたくなるような楽しいバイクだ。価格385,000円。

    モトクロスインターナショナル http://ride2rock.jp/products/136089/

    SALSA CYCLES/CUTTHROAT C GRX 600 1X

    フルカーボンのグラベルバイク

    冒険に出かけたくなるフルカーボンのグラベルバイク。

    アメリカのミネソタ州に本拠地を置くサルサ・サイクルズ。「アドベンチャー・バイ・バイク」を掲げ、自転車に乗ってできうるアドベンチャーのための、高性能バイクをリリースする。カットスロートは、ハイスピード、ロングライド、バイクパッキングなどに必要なスペックを高次元でバランスさせたカーボンフレーム・バイク。

    グラベルバイク用に開発されたシマノ/GRXを搭載し、軽快な変速、ブレーキ性能を引き出している。パンプトラックでは上下動をピョンピョンと楽しめ、バンクを走れば、圧倒的な安定性と操作性を実感。毎週末、キャンプ道具を積んで、どこかへ走りに行きたくなるような魅力を秘めている。価格499,950円。

    モトクロスインターナショナル http://ride2rock.jp/products/132282/

    今後の開催に期待!

    バンクライドフェスタは、今後も開催される可能性が高いという。ぜひ、オフィシャルインスタグラムをフォローして、次回開催の続報を待とう。

    ■イベント情報

    バンクライドのひとコマ

    プロスポーツの聖地である競輪場が、様々なスポーツバイクを啓蒙する場として開放された一日。

    私が書きました!
    フリーランスライター
    山本修二
    東京生まれ、名古屋在住。自転車好きライターとして本誌を中心に東京で活動し、2015年に名古屋へ移住。東海エリアの食とアウトドア環境を満喫中。肩の力を抜いてユルく自転車に乗りたい人のためにまとめた著書『スポーツ自転車でいまこそ走ろう!』(技術評論社)、好評発売中。http://yamabon.jp

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